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Posted by ミリタリーブログ at

2023年02月19日

米軍 イヤープラグケース 塗装




 今回は米軍の旧型イヤープラグケースについてです。



 80年代の第25歩兵師団装備を集めていますが、当時の写真を見ていると装備しているイヤープラグケースの色が黒色ということに気が付きました。

 で、このイヤープラグケースが欲しくなったので探してみたのですが、国内で黒色のイヤープラグケースがなかなか見つかりません。Ebayだと見つかりましたが、どうやら透明のイヤープラグケースを黒色に塗装しているようでした。



 こちら85年の第25歩兵師団の写真ですが、塗装が落ちて透明になってきているのがわかりますね。

 というわけで、今回は手持ちの透明イヤープラグケースを黒色に塗装してみようと思います。



 イヤープラグケースにも種類があり、ラベルの有無など以外で大きく分けると、チェーンを固定する両端が鋲みたいになっているもの(左)とボールチェーンのコネクターを真っ二つにして埋め込んだもの(右)があります。 蓋が鋲で固定されている方はベトナム戦争装備でお馴染みですね。





 写真を見る限りどちらも使われていたみたいなので、端部がボールチェーンのコネクターになっている方のイヤープラグケースを塗っていこうと思います。



 先程の85年の写真では内部の耳栓で擦れそうな中央部分が塗装が剥げて透明になっていました。というわけで本体は内側を塗ります。蓋に関しては内面を塗るとネジが潰れて閉まらなくなるので外から塗ります。

 Ebayで見かける塗装済み耳栓ケースは外から塗っているパターンと内から塗っているパターンがあったので塗りやすい方で良いのかもしれません。ネタバレするとスプレーで内側から塗ると全然上手く塗れなかったので外から塗るほうが早いと思います。



 スプレーは手元にあった米軍放出品のクライロンを使います。



 プラモ用の持ち手で保持しながらスプレーして乾燥を繰り返します。内側から塗ると底の部分が奥まっているのでスプレーだと厳しいですね。



 塗装後にマスキングテープを外した状態です。つや消しブラックですが、内側から塗装したので透明ケースの質感で艶ありブラックになっています。キレイでいいですね。





 重ね塗りを繰り返したことで内面も黒色に塗ることが出来ました。



 未塗装のイヤープラグケースと並べてみました。透明だと中の耳栓の色もあって目立ちますが、黒く塗装すると比較的目立ちにくくなった印象です。



 さて、折角なのでイヤープラグケースを使用例のようにボタンホールに取り付けていこうと思います。

 ただ、何回やっても蓋をボタンホールに通すことが出来ませんでした……。個体差とかあるのでしょうか? このままでは取り付けができないので蓋を取り外して装備しようと思います。



 端部がボールチェーンのコネクターになっているタイプであれば、埋め込んである端部を中から引っ張って引きずり出してひねることでコネクターを取り外して蓋を抜くことが可能です。




 蓋さえなくなれば難なくチェーンを通すことができます。




 ボタンホールに通した状態で蓋とコネクターを取り付ければ取り付け完了です。



 これで固定はしっかりできますが、毎回これやるの面倒なので本来はちゃんとした取り付け方があるのかもしれませんね。





 実際の使用例だとこんな感じです。当時の写真と比較してもあまり違和感なく仕上げられたのではないでしょうか?今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 16:17Comments(0)装備装備考察小物考察

2022年10月09日

VFC M4 GBBR その9 パーツ交換/PAQ-4取付



 先日入手したS2SのPAQ-4をM4に取り付けていこうと思います。 対象はVFCのM4 2015 DXです。

 M4にもいろいろな取り付け方がありますが、今回は98年UNCSB装備のようにバレルマウントを使用していこうと思います。



 M16A2/M4のバレルにかませて固定する専用のマウントです。



 六角穴付きボルトで各部が固定してあるため付属のレンチで分解し、フロントサイトの手前ぐらいに仮締めします。上の突起はハンドガードの放熱穴を通るため、微調整のために完全には固定しません。上側のハンドガードを取り付けた後に本締めします。



 下側のハンドガードを取り付け、最後に上から土台を取り付けて完成です。RASを取り外したついでに放出品の実物ハンドガードに交換しました。質感が良いですね。



 PAQ-4を取り付ける前にこのスイッチシュラウドを噛ませます。



 リモートスイッチを使う場合は必要ありませんが、バタフライスイッチを使用するのであればこれが欲しくなりますね。



 主役のPAQ-4です。S2S製のレプリカですが改造したので形状が少々変わっています。



 折角なので取り付け前に同社のレプリカPEQ-2Aと並べてみました。こうしてみるとPAQ-4は結構コンパクトですね。



 ネジ一本だけで固定する方式なのでネジさえ切り直せば取り付けは簡単です。組み換えが多いサバゲーマーにも優しいですね。





 使用例と比較してもなかなか雰囲気が出ているのではないでしょうか? サバゲで使用する場合はダクテぐるぐる巻も再現したいですね。

 PAQ-4の取り付けはこれで完了ですが、折角なので他のパーツを換装していきます。

 98年装備であればCOMP M XDではなくキャリングハンドルを載せたいですね。



 というわけで放出品のキャリングハンドルを載せました。

 後はG&P製エンドプレートも放出品に交換していきます。



 左がG&P、右が放出品です。正直放出品の仕上げはかなり大味でバリがバリバリです。



 ただ、取り付けはスムーズに進みました。組み立ててみるとバリもアジに見えますね。




 PAQ-4を装備するついでに90年代風のM4に組み替えてみましたが、シンプルなスタイルのM4もいいですね。

 実はシールが届く前に作成したブログ記事だったのですが、投稿したつもりで投稿できていなかったことに今更気づいたので投稿しました。なのでシールが付いていませんが、現在はしっかりシールが付いています。


 現在のM4です。実際にダクトテープでぐるぐる巻きにしているので分かりにくいですが、シールがはみ出てますね。

 というわけでS2SのPAQ4でした。今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 13:50Comments(0)装備エアガンVFC M4

2022年08月28日

BlackHawk Omega VI Assault Holster - Airborne

 BHIのオメガVIホルスターの空挺仕様を入手しました。



 表と裏はこんな感じです。





 タグは樹脂製の古いタイプですが、その中でも番号が804で始まる更に古いバージョンです。



 なかなか昔の個体のようです。



 バックルには95年と刻印が入っていました。





 レッグストラップのバックルも見慣れた丸っこいITW/KIFCOの物ではなく、古い装備で見かけるACWの角張った物が使用されています。

 さて、今回入手した空挺仕様モデルですが、通常仕様の違いは追加セキュリティストラップの有無となります。




 側面のセキュリティストラップでグリップを固定することで、通常のOmega VIより強固に拳銃を保持することが可能です。



 "空や海など極限の任務でも銃を保持できる"というのはBHIの売り文句でしたが、確かにドットボタンとベルクロで固定する通常モデルよりはガッチリ拳銃を固定できそうです。



 また、セキュリティストラップの根本はプラ製のコキカンで長さが調整できるようになっています。


 折角なので手持ちのホルスターと比較していこうと思います。




 旧タグ時代のMK5と並べてみました。90年代後半にはOmega VIは樹脂製のインサートが入ったりと独自の姿へ変化していきましたが、この時代だとMK5とそっくりですね。



 サムブレイク部も同形状です。古いモデルなので後のモデルのように両側に樹脂が入っていません。



 わかりやすい違いはレッグストラップの留め具ですね。Eagleは90年代までベルクロで固定する独自のストラップを使用していましたが、OMEGA VIはこの時代でもプラスチックのバックルを使用しています。



 あとはEagleの空挺仕様ホルスターの場合だとセキュリティストラップの長さを調整するコキカンが金属製という違いもあります(写真はEAGLE SAS Mk3)。BHIと比較すると当時のEAGLEはあまりプラスチックを使用していませんね。


 次は改良後のBHIのOmega VIと並べてみます。




 度重なる改良の結果、別物と言えるほどに形状が変化しています。



 大きな違いとして改良後モデルには樹脂製のインサートが内部に追加されており、形状を保持できるため拳銃を出し入れ時に型くずれしません。



 バックルも改良後は見慣れたKIFCOやITWタイプの丸っこいバックルです。試着してみた感想ですが、丸っこいバックルのほうが使いやすかったです。当時のカタログでもこのバックルは宣伝されていたのでBHI的に拘ったポイントなのかもしれません。


 最後はACWのバックルを使用していた頃の古いOMEGA VI-Lホルスターと並べてみます。




 Surefireの2セル or 3セルを納める関係で形状は一部異なりますが、それ以外はほぼ同形状ですね。



 ただ、よく見るとバックルの形状が異なります。オス側の端部が今回の個体の方はより凸凹しています。

 タグはVI-Lが757、VI-ABNが804の旧タグなので今回のホルスターに付属していたバックルのほうが古い形状のようです。となると"ACWのオスが凄く凸凹してるver" → "ACWのオスがちょっと凸凹してるver" → "ITWの丸バックル"の順に変化していったのかもしれません。

 



 というわけでBLACKHAWKのOMEGA VI Assault Holster - Airborneでした。サバゲーでは走り回りますし、バックルで確実に固定できる空挺仕様ホルスターは安心して運用できるかもしれませんね。今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 11:36Comments(0)装備ホルスターBLACKHAWK!

2022年05月22日

S2S PAQ-4 改造③ シール作成




・前々々回 S2S PAQ-4
・前々回 S2S PAQ-4 改造① アジャスター切削
・前回 S2S PAQ-4 改造② フロントサイト作成

 前回フロントサイトを取り付けたことで形状はいい感じになった気がするS2SのPAQ-4ですが、実際の98年UNCSBでの使用例と比較するとどうしても足りないものが見えてきます。





 並べてみると分かりやすいですが、S2SのPAQ-4は実物にある両サイドの印字が再現されていません。

 昔はG&PもPAQ-4のレプリカを出していましたが、98年に使われているような白色の印字仕様ではなくPEQ-2と同系のシールのバージョンを再現しているようで白色のシールは付属しないようです。

 また、社外品でもPAQ-4のリアルなシールは見つかりませんでした。





 ないのであれば作るしかありません。最初はデカールを自作しようと思いましたが、どうやら白色のデカールを自作するのは難しいようなので白色のシールが作成できる業者に発注することにしました。

 Illustratorというソフトでデータを作成すれば発注できるとのことだったのでソフトをインストールして適当にラベルと作ります。



 インターネットで実物の写真を検索し、手元のレプリカで長さを比較していい感じに大きさを決めて作り始めました。



 シールと言ってもシンプルな文字列が大部分ですし、わりとあっさり完成しました。後はこのデータをシールを作ってくれる会社に送付して届くのを待つだけです。



 そして完成したものがこちらです。予想よりたくさん届きました。



 本来は別々のシールですが、一枚にまとめることで値段を抑えています。





 貼り付けてみるとこんな感じです。白色の印字が透けないか不安でしたがいい感じです。さすが業者ですね。



 というわけでアジャスター、フロントサイト、側面のシールを再現したPAQ-4のレプリカが完成しました。

 後はこれをM4に装備して活用したいですね。今回はここらへんで終わります。
  


Posted by スプリング at 10:43Comments(0)装備

2022年05月15日

S2S PAQ-4 改造② フロントサイト作成

 前回に引き続きS2SのPAQ-4レプリカに手を加えていきます。

・前々回 S2S PAQ-4
・前回 S2S PAQ-4 改造① アジャスター切削



 アジャスター部についてはある程度は形になったのでフロントサイトを再現していこうと思います。



 写真①の部分ですね。

 アジャスターカバーが装備されたPAQ-4Cを再現しているS2Sのレプリカの場合、フロントサイトは形状が異なるどころか存在していないため無から作る必要があります。

 という訳で黒のプラバンをAmazonで購入してスクラッチします。わざわざ黒を選んだのは後付けパーツも色を合わせることで、レプ本体の成形色を活かして塗りなおさずに済ませるためです。



 積層で大まかな形を作った後はヤスリで調整し、本体に接着しました。



 うまく曲面にフィットせず隙間が空いてしまったので、切り落としたアジャスターカバーを摩り下ろした物に接着剤を加えたて作った溶きパテもどきを盛って隙間を埋めました。



 素材を利用したパテは作るのが若干面倒ですが、同じ素材なので塗装しない場合は馴染ませやすいので便利です。


 続いてアジャスターを固定していきます。本来アジャスターカバーで外れないようになっていたアジャスターですが、抑えのカバーがなくなったため外れてしまいます。



 そこで実際にレーザーポインタ部分を押し付けているネジと接着することで固定します。これをすると上下左右の可動範囲が狭まりますが、実際にサバゲーに使うわけでもないので光るならまあ良いんじゃないんでしょうか。



 金属と金属なので瞬間接着剤で固定しました。よく考えるとゼリー状のほうが良かったですが手元には液体の方しかなかったのこちらを使用しました。

 瞬間接着剤は硬化時に周りが白化する場合があります。ここまで来て作り直しは嫌なので適当に乾かした後に組み立てます。



 綺麗に取り付きました。やはり上下左右の調整が厳しくなりましたが、これ以外に固定方法が思いつかなかったので仕方ありませんね。



 これでアジャスターカバーなし+フロントサイトありverのAN/PAQ-4が形になりましたね。



 アイアンサイトも使えないことはなさそうです。

 今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 11:21Comments(0)装備

2022年04月02日

BLACKHAWK! Duty Double Pistol Mag Pouch W/TalonFlex (Black)

 BHIのダブルマガジンポーチを入手しました。





 表と裏はこのようになっています。



 タグは少々古いタイプです。鳥のサイズが小さくなった頃のモデルですね。



 背面はベルクロでベルトに固定するBTS("Blackhawk Tactical System")が採用されています。

 BTSの内側にベルクロオスが縫い付けられているため、このシステムに対応した同社のベルト類や似た構造の他社製品には見た目よりガッチリ固定することができます。



 内部には"タロンフレックス"のクリップが1つずつ挿入されているため、オープントップ状態でもマガジンを保持することが可能になっています。

 余談ですが、当時のBHIのハンドガンマガジンポーチは"ほとんどの標準的なピストルマグに適合"というウリ文句で発売されていたため他社の同系マガジンポーチ異なりラインナップはこれ一本です。9mm用や.45用のような種類はありません。



 そんな汎用的なマガジンポーチですが、M9の9mmマガジンポーチもしっかり保持することが可能です。軽くひっくり返したぐらいでは落ちない程度に固定してくれます。

 ただ、個体によってはガスマガジンのような先が細いタイプのマガジンに対する保持力が弱かったりするので今回のクリップのテンションがいい感じなのも個体差かもしれません。


 折角なので同社のタロンフレックスのトリプルと並べてみました。





 入るマガジンが2個か3個かが違うくらいで特に構造上の違いは見当たりませんね……。




 というわけでデューティダブルピストルマグポーチでした。

 初期アフ等で見慣れているのはトリプルですが、EagleのMk5やBHIのOMEGA VI等ホルスターにスペアマグポーチがある場合はダブルマガジンポーチを装備するのもありかもしれませんね。
  


2022年01月29日

BLACKHAWK! Omega VI Assault Holster (Old Gen) (2)

 BHIのオメガVIアサルトホルスターを入手しました。



 インサートが組み込まれ、更に表面に縫い目の補強が入った改良型モデルです。 



 初期アフ界隈では02年のODA342での使用例で有名なモデルですね。このタイプを長年探しており、今回ようやく入手することが出来ました。


 表と裏はこのようになっております。





 タグは少々古いタイプです。



 ロゴが小さくなって社名が大きくなった頃のものです。


 比較的新しい方の個体ではありますが、レッグストラップはエクステンドではない古いタイプが使用されています。



 エクステンドは経年劣化で表面の滑り止めゴムが硬化していまうので、個人的には滑り止めゴムがない旧型の方が好みです。



 バックルはKIFCO製です。特にITW製バックルと使用感の違いは感じませんね。


 OMEGA VIはEAGLEのSAS Mk5(右)と同様の調節システムを搭載しています。



 背面のベルクロ位置を変更することでレッグホルスターとヒップホルスターを切り替え可能な上に高さも細かく調整可能です。


 前面にはスモールポーチが縫い付けられており、予備のマガジンを携行可能になっています。



 フラップ根本は縫い付けではなくベルクロで固定されているため、この位置を調節することでマガジン以外の細長い物とかも入りそうです。


 オメガホルスターは対応機種によりバリエージョンがありますが、今まで入手したモデル同様にこの個体も製造番号のタグなど見分ける手段はありません。



 しかし、M9のガスガンをキレイに収めることが来ました。少し長さが足りないような気もしますが、当時の使用例でもこんな感じの写真が残っています。



 02年アフガニスタンでの26thMEUとのことですが、OMEGA VI + M9の組み合わせで同じぐらいハミ出しています。

 さらに言えばタナカのP226はマトモに入らなかったため、すんなりM9が入ったこの個体はM9用のOMEGA VIであっているのではないかなと思います。


 折角なので少し古い方のオメガVIアサルトホルスターと並べてみます。





 左が前回のOMEGA VI、右が今回のOMEGA VIです。基本的な構造はほぼ同じですが微妙に細部が異なります。





 近くで見れば違いが分かりますが、遠くからだとあまり見分けは付かなそうですね……。




 というわけでOMEGA VI Assault Holsterでした。デューティベルトを用いた装備で活用できそうですね。今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 17:08Comments(0)装備ホルスターBLACKHAWK!

2022年01月22日

Benchmade Model 910SCG "STRIKER"

 Benchmadeの910CSGです。




 アレン・イリシュウィッツ氏がデザインしたコラボモデルです。ブレードはATS-34、ライナーはチタン、ハンドルはG-10で構成されています。




 表と裏はこのようになっています。




 ブレードを展開するとこのようになります。





 握ってみるとこんな感じです。




 ハンドル部はシンプルな形状ではありますが、人差し指が掛かる部分に切り欠きがあり、側面がゆるくカーブしているため握りやすく感じます。




 また、裏面のパネルにはネジ穴部にステンレス製ネジ穴が埋め込まれており、これまでのモデルで弱点となっていた分解結合に伴うG-10ハンドルの劣化が防止されるように改善されています。


 ブレードの表面にはBenchmadeのロゴと社名、デザイナーであるアレン・イリシュウィッツ氏のロゴが印字されています。




 ロゴは蝶の内部が"Benchmade"ではなく、”Bali-Song”だった頃の古いモデルです。文字がはみ出していないのでシンプルですね。

 また、910SCGは通常の910系と異なり、片面だけに刃があるチゼルグラインドタイプとなっています。



 表面はサテン仕上げなのでカクカクしている上にピカピカなのでインパクトがありますね。


 折角なのでCQC7/CQC-7と比較するために並べてみました。




 まずは同ベンチメイド製のCQC7ことModel 970です。



 ここで気づいた方もいるかも知れませんが、910SCGはCQC7とは逆方向に刃が付いています。





 つまり、右利きが握った際に刃がある面が表側に来るようなります。



 ここに惹かれて910SCGを入手しました。削る作業などで表側に刃が来るので扱いやすそうです。

 次はEmerson Knives社のCQC-7B SFSと並べてみました。




 どちらも商品説明は"サテン仕上げ"ですが、エマーソンのCQC-7は半つや消しといった風ですね。



 戦場で兵士が使う場合は910SCGはギラギラ反射するので使いにくいかもしれませんが、コレクションとして見ると特徴があって魅力的です。


 ついでに自分が持っているCQC-7の中で一番気に入っているCQC-7B-BBと並べてみました。



 どちらも雰囲気があっていいですね。


 という訳でBenchmadeの910CSGでした。



 一見無骨な見た目ですが、触ってみると各部の作りは細かく、動作もスムーズでかなりいいナイフだと思います。絶版になってしまったのが残念です。

 今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 15:43Comments(0)装備ナイフBenchmade

2022年01月19日

BLACKHAWK! Snap Shoot Assault Sling



 BHI製のスナップシュートアサルトスリングを入手しました。



 3ポイントスリングですが固定するためのバックルもなく非常にシンプルな構造です。



 タグは少々古いロゴと社名が印字されたタイプです。



 ショルダーパッドの両端がエラステックバンドで結ばれています。この間に体を通し、たすき掛けの要領で装備することで安定して長物を吊ることができます。




 先端はシンプルなループ状、後端はストックにフィットさせる形で固定する形状となっています。

 00年代当時の公式サイトではM16A2のフロントサイトとストックの後部にそれぞれ取り付けられた写真が使用見本として掲載されていました。



 また、ストック用のアダプターは独立していて取り外すことが可能です。


 それでは手持ちのVFC M4に取り付けていこうと思います。



 先端は再度スリングアダプター……



 後端はストック後端に通して……



 完成です。シンプルな形状なのでサイレントスリングと同じ感覚で取り付けることが出来ました。

 ただ、フルサイズのライフルにも対応しているためかM4に取り付けるとかなり余ります。ダクトテープ等で端末処理したほうがリアルかもしれませんね。



 余談ですが、ショルダーパッドの外側に縫い付けてあるためタグは常に露出位置にあります。緑色がアクセントになっていいですね。



 というわけで"Snap Shoot Assault Sling"でした。試しに体に通して構えたりしてみましたが、3ポイントスリングだけあって安定して銃を保持することができます。

 今までは2ポイントスリングを首に通していましたが、ハンドガンに切り替える際にどうしても首に負担がかかり気になっていました。このスリングなら切り替えもスムーズに出来そうです。

 今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 19:12Comments(0)装備BLACKHAWK!

2022年01月16日

BlackHawk! Concealed Shoulder Holster



 Blcackhawk社のショルダーホルスター"Concealed Shoulder Holster"を入手しました。



 タグは擦れていて見えにくいですが、少し古い鳥と文字ロゴが併記されているタイプです。



 下部には"02"と文字があります。商品番号が40SH"02"BKであり、同時期に40SH"00"BKという別のショルダーホルスターも存在していたため識別用の"02"なのかもしれません。


 ショルダーホルスターは背中に当たる部分で左右に分割して肩幅を調整できる構造となっており、半分にスペアのマガジンポーチ、もう半分に拳銃を収めるホルスターが配置されています。




 このパネルの左右、ホルスターのサムブレイク部の表裏、マグポーチの上下をそれぞれ入れ替えることで左利き用に組み替えることが可能です。

 また、ホルスターとマグポーチの下部にはそれぞれストラップが取り付けられています。



 先端のループをベルトに接続することでホルスターをガッチリ固定することが出来ます。


 ホルスターはオメガVIを切り取ってきたような形状です。




 内部にはタロンフレックス製のインサートが組み込まれ補強されています。



 また、このホルスターに関しては対応モデルという縛りはありません。当時の商品説明にも"ほとんどの自動拳銃に対応"とあります。サムブレイク部を調整することでフィットさせる形です。


 早速なのでM9を入れてみます。




 確かにサムブレイク部を調整することで綺麗に収めることが出来ました。試着して抜き差ししてみましたが、汎用ホルスターの割には結構スムーズに使用できます。


 次はスペアマガジンポーチ部分です。



 形状は一般的なマガジンポーチといった感じですが、留め具に関してはベルクロではなくドットボタンとなっています。

 フラップは根本のベルクロで位置を調整でき、収納するマガジンの長さに合わせてポーチの長さを変更することが可能です。




 試しにM9のガスマガジンを入れてみました。前述の通り特定の対応モデルが無いため汎用的なポーチのはずですが、かなりタイトな作りです。M9より太いマガジンは入らないかもしれません……。



 余談ですが初期アフでもショルダーホルスターの使用例は残っています。
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 01年カンダハルでの米陸軍特殊部隊とのことです。ただ、この写真だけではメーカーまでは特定できませんね。ブラックホークだと思いたいところですが……。



 似た角度で撮影してみました。作りの特徴的にはブラックホークのホルスターのような気がしますが断定はできませんね。

 また、ブラックホーク製品だったとしても"Angle Draw Shoulder Holster"というホルスター部分が斜め45度下向きになるように配置されているモデルも存在し(これが40SH00BK)、マガジンポーチ部分の構造は同一なのでどちらかは判断不可能です。

 まあ、初期アフ装備のアクセントとして使用するのもありなのではないかなと思います。
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 01年11月のアフガニスタンです。左の隊員はELCSの下にショルダーホルスターを着用していますね。マグポのフラップにボタンが埋め込まれている影が見えるのでBHIのものではなさそうですが、着こなしの参考になりそうです。

 ただ、使用例のように下を固定していない状態だとサバゲのような動き回りながら何回も抜き差しするような状況ではバタつきそうですね。

 下部のストラップをデューティベルトと接続したり、タックインしてトラウザーズベルトと接続したりして固定したほうが使用しやすいかもしれません。



 余談ですが、最初の民生品のショルダーホルスターを着用していた隊員の左に座っている隊員は官給のレザー製ショルダーホルスターを装備しています。
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 わざわざ官給品を使っているとなるとショルダーホルスターにもそれだけのメリットがあるのかもしれませんね。



 という訳で"Concealed Shoulder Holster"でした。



 サバゲで実際の使用感も確かめてみたいところですね。今回はここら辺で終わります。  


Posted by スプリング at 11:08Comments(0)装備ホルスターBLACKHAWK!