2019年01月09日
米軍装備の小物 その1 (イヤープラグケース,ペースカウンター)
米軍装備を再現するにあたり、「アクセントで写真にある小物着けたい!」となる場合はあるかと思いますが、「この小物の名前なんなんだよ……」となる場合があるかと思います。00年代になると私物も出てきて余計に訳が分かりませんね。
今回はそういった小物群の中でも登場頻度が高いイヤープラグケースとペースカウンターについて書きます。
1. イヤープラグケース
独特な形ですし、中身も曇っていてよく見えないので名前知らないとなんだかよく分からないですよね。これがイヤープラグケース(NSN:"6515-01-100-1674")です。
こんな感じで蓋がスライドし、中には両耳用に2つの耳栓が入っています。
オレンジ色の耳栓(NSN:"6515-00-442-4818")、Mサイズです。これが緑になるとSサイズ、青になるとLサイズになります。これのキノコのかさみたいな方を耳にはめることで騒音から耳を守ります。
他にも耳の形にフィットするタイプの耳栓がありますが、NSNが異なるため用途が違うのでしょうか。因みにフィルムケースタイプのイヤープラグケースはフィットするタイプの耳栓用のケースみたいです。
まあ、90年代で見かけるイヤープラグケースはゴツい方のタイプな気がします。使用例を見てみましょう。
このようにサスペンダーやTLBVに取り付けられていたり
ジャケット胸ポケットのボタン穴に取り付けられています。
取りやすくて邪魔にならない所といった感じでしょうか。チェーンにより様々な所に取付け可能なのが大きそうですね。
TLBVの金具に取り付けてみました。いい感じのアクセントになりそうです。
イヤープラグケースは大体1000円位で売っているような気がしますが、ネットではなかなか見かけないような気もします。また、ケースには黄色以外のカラーもあるため、購入時は注意が必要かもしれません。
2. ペースカウンター
レンジャービーズやペースカウンタービーズとも呼ばれている、パラコードにビーズが13個通されているストラップです。NSN調べても出てきませんでしたが何なんでしょうね。
アポロチョコみたいなビーズが下に9個、上に4個配置されており、その間に結び目があることで2つのビーズ群に分けられています。
ビーズをそろばんの珠のように上下に動かすことで、歩数を数えたり移動距離を数えたりすることが可能です。下が小さい位、上が大きい位です。
どんな感じで取り付けられているかの使用例を見てみましょう。
Embed from Getty Images
この写真だと右と中央の隊員のサスペンダー右肩部分に確認できますね。ペースカウンターの存在を意識して写真を眺めてみると、たまにサスペンダーの肩パッド部分に括り付けてあるのを見つけることが出来ます。
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この画像の場合は分かりにくいですが、右の方のコンパスポーチの下に確認できますね。ただ、こちらは白色のようなのでビーズがドクロの形をしているバージョンかもしれません。ドクロのタイプはクリックカウンターという名称で売られているのを見ますね。実物を保有してないので分かりませんが、なにか機能が違うのでしょうか……?
因みに左手に握られているのは無線機ではなく、AN / PSN-11プレシジョンライトウェイトGPSレシーバー(PLGR)と呼ばれる装備です。GPS受信機ですね。
ペースカウンターやクリックカウンターと検索すると国内でも売っているショップが結構見つかりますね。ただ、ドクロの方が多く見つかります。こっちが人気なのでしょうか? 個人的にはシンプル形をしたビーズのペースカウンターの方が好みです。
ペースカウンターをサスペンダーに取り付けてみました。イヤープラグケースと比べると横幅はありませんが、縦に長いため結構目立ちますね。こちらもいい感じです。
という訳で、今回はイヤープラグとペースカウンターでした。何か装備収集の参考になりましたら幸いです。
今回はそういった小物群の中でも登場頻度が高いイヤープラグケースとペースカウンターについて書きます。
1. イヤープラグケース
独特な形ですし、中身も曇っていてよく見えないので名前知らないとなんだかよく分からないですよね。これがイヤープラグケース(NSN:"6515-01-100-1674")です。
こんな感じで蓋がスライドし、中には両耳用に2つの耳栓が入っています。
オレンジ色の耳栓(NSN:"6515-00-442-4818")、Mサイズです。これが緑になるとSサイズ、青になるとLサイズになります。これのキノコのかさみたいな方を耳にはめることで騒音から耳を守ります。
他にも耳の形にフィットするタイプの耳栓がありますが、NSNが異なるため用途が違うのでしょうか。因みにフィルムケースタイプのイヤープラグケースはフィットするタイプの耳栓用のケースみたいです。
まあ、90年代で見かけるイヤープラグケースはゴツい方のタイプな気がします。使用例を見てみましょう。
Embed from Getty Images
サスペンダーに取り付けている例(96年)
TLBVに取り付けている例(98年)
このようにサスペンダーやTLBVに取り付けられていたり
ボタン穴に取り付けている例(98年)
ジャケット胸ポケットのボタン穴に取り付けられています。
取りやすくて邪魔にならない所といった感じでしょうか。チェーンにより様々な所に取付け可能なのが大きそうですね。
TLBVの金具に取り付けてみました。いい感じのアクセントになりそうです。
イヤープラグケースは大体1000円位で売っているような気がしますが、ネットではなかなか見かけないような気もします。また、ケースには黄色以外のカラーもあるため、購入時は注意が必要かもしれません。
2. ペースカウンター
レンジャービーズやペースカウンタービーズとも呼ばれている、パラコードにビーズが13個通されているストラップです。NSN調べても出てきませんでしたが何なんでしょうね。
アポロチョコみたいなビーズが下に9個、上に4個配置されており、その間に結び目があることで2つのビーズ群に分けられています。
ビーズをそろばんの珠のように上下に動かすことで、歩数を数えたり移動距離を数えたりすることが可能です。下が小さい位、上が大きい位です。
どんな感じで取り付けられているかの使用例を見てみましょう。
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サスペンダーに取り付けている例 1(96年)
この写真だと右と中央の隊員のサスペンダー右肩部分に確認できますね。ペースカウンターの存在を意識して写真を眺めてみると、たまにサスペンダーの肩パッド部分に括り付けてあるのを見つけることが出来ます。
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サスペンダーに取り付けている例 2(97年)
この画像の場合は分かりにくいですが、右の方のコンパスポーチの下に確認できますね。ただ、こちらは白色のようなのでビーズがドクロの形をしているバージョンかもしれません。ドクロのタイプはクリックカウンターという名称で売られているのを見ますね。実物を保有してないので分かりませんが、なにか機能が違うのでしょうか……?
因みに左手に握られているのは無線機ではなく、AN / PSN-11プレシジョンライトウェイトGPSレシーバー(PLGR)と呼ばれる装備です。GPS受信機ですね。
ペースカウンターやクリックカウンターと検索すると国内でも売っているショップが結構見つかりますね。ただ、ドクロの方が多く見つかります。こっちが人気なのでしょうか? 個人的にはシンプル形をしたビーズのペースカウンターの方が好みです。
ペースカウンターをサスペンダーに取り付けてみました。イヤープラグケースと比べると横幅はありませんが、縦に長いため結構目立ちますね。こちらもいい感じです。
という訳で、今回はイヤープラグとペースカウンターでした。何か装備収集の参考になりましたら幸いです。
Posted by スプリング at 10:22│Comments(0)
│小物考察