2021年09月12日
Uncle mike's Duty Belt
Uncle Mike'sのデューティベルトを入手しました。
中古品を入手したため正式名称は不明です。
00年代の公式サイトで似た形状のベルトを探してみるとUltra Duty Beltがヒットしましたが、バックルの形状が異なるので別商品かもしれません。
バックル形状はBHIのデューティベルトでおなじみのITW社製で95年と刻印がありました。そこそこ古いモデルですね。
比較的オーソドックスな見た目で特徴らしい特徴はありませんが、メーカータグが縫い付けられているためUncle mike's社製の製品であることがわかります。
長さ調節用の留め具は樹脂製です。
内側にはベルクロオスが縫い付けられており、インナーベルトに取り付けることが可能です。
同社製のインナーベルトです。外周にベルクロメスが縫い付けられているため、このベルトに巻きつける形でデューティベルトを巻くとガッチリ固定できます。
さて、このデューティベルトですが初期アフ装備で有名な"Cowboy"氏のベルトを探していてたどり着きました。
説明不要とは思いますがCowboy氏です。ボディアーマーやホルスター等は判明しているので今回はベルトを考察してみました。
体全体を写している関係上ベルトの詳細なディテールは判別不能ですが、見える範囲で推測してみます。
まずはベルト自体の形状ですね。これは画質が悪くても判断可能できます。ポリスデューティベルトやローエンフォースメントデューティベルトなど呼ばれているタイプのデューティベルトですね。
初期アフで一般的に見られるベルクロ+バックルの2重ロック式のデューティベルトとは異なり、シンプルにバックルだけで固定する方式のデューティベルトです。cowboy氏だけでなく、"Taliban Patrol"のグレネーダー隊員等で使用例が残っています。
分かりやすい特徴としてバックルの両脇がこのように内側に折り返して長さ調整を行うようになっている点が挙げられます。
2重ロック式のデューティベルトの場合、片側だけ外側に折り返して長さ調節を行うようになっているため外観から判別可能です。
次にバックルの形状ですが、EAGLEが使用していたナショナルモールディング製や官給ピストルベルト等に見かけるカクカクしたITW製とは異なりカドに丸みがあるように見えます。
また、00年代に入ると見かけるようになる真ん中にロック機構が追加されたバックル程は丸みはなさそうです。
というわけで自分はこのバックルをこのタイプと判断しました。
ITW、KIFCOやNIFCOが作っているタイプのバックルです。
このバックルといえばブラックホークが思い浮かびますね。というわけで00年付近の手持ち同社カタログを探しました(97年、00年、02年)。しかし、ローエンフォースメントベルトが見当たりませんでした。
3点ロック式バックルのローエンフォースメントベルトであればヤフオク等でも見かけるので00年代初期にも存在していたと思っていたのですが、カタログに掲載されていないならば当時は未発売だったと考えられます。となるとブラックホークではなさそうです。
というわけでブラックホークと同形状のバックルを使用したデューティベルトを探してみると、Uncle Mike'sのデューティベルトが見つかりました。
写真と同じ角度にするとこんな感じです。なんとなくこのベルトのような気がしてきます。
ただ、このベルトにも気になる点があります。
1点目はベルクロ式のポーチをガッチリ固定できない点です。
Cowboy氏は左側にバーチカルタイプのダブルマグポーチを取り付けているように見えますが、今回入手したデューティベルトは内側にベルクロメスではなくベルクロオスが縫いつられているため、ベルクロ固定式のポーチを固定できません。
試しにEAGLEのDMP-VHを取り付けましたが、内側のベルクロで位置を固定できていないため左右に動いてしまいます。
その点、ビアンキのデューティベルトは同様の構造ながら内側にベルクロメスが縫い付けられており、ベルクロ式装具もしっかり固定できます。uncle mike'sのベルトによく似た他の会社のベルトという可能性がありますね。
2点目はUncle Mike'sの公式サイトでは98年には既にバックル中央にボタンが追加された3ロック式ベルト"Side kick low enforcement ultra duty belt"が登場しているという点です。
これがモデルチェンジだった場合、95年バックルということも合わせると今回のベルトは02年時点で古すぎるかもしれません。
ただ、これに関してはCowboy氏は90年代ロットと思われるSAS MkVIホルスターを使用してますし同時期にデューティベルトも購入していたのなら矛盾はしないと考えられます。
どうしてもタグや構造上の分かりやすい識別点がない装備のため断言できないのが厳しいですね。
まあ、年代的にオーパーツではないですし、軽装でサバゲする際などにちょうど良さそうです。活用していきたいところですね。今回はここらへんで終わります。
中古品を入手したため正式名称は不明です。
00年代の公式サイトで似た形状のベルトを探してみるとUltra Duty Beltがヒットしましたが、バックルの形状が異なるので別商品かもしれません。
バックル形状はBHIのデューティベルトでおなじみのITW社製で95年と刻印がありました。そこそこ古いモデルですね。
比較的オーソドックスな見た目で特徴らしい特徴はありませんが、メーカータグが縫い付けられているためUncle mike's社製の製品であることがわかります。
長さ調節用の留め具は樹脂製です。
内側にはベルクロオスが縫い付けられており、インナーベルトに取り付けることが可能です。
同社製のインナーベルトです。外周にベルクロメスが縫い付けられているため、このベルトに巻きつける形でデューティベルトを巻くとガッチリ固定できます。
さて、このデューティベルトですが初期アフ装備で有名な"Cowboy"氏のベルトを探していてたどり着きました。
説明不要とは思いますがCowboy氏です。ボディアーマーやホルスター等は判明しているので今回はベルトを考察してみました。
体全体を写している関係上ベルトの詳細なディテールは判別不能ですが、見える範囲で推測してみます。
まずはベルト自体の形状ですね。これは画質が悪くても判断可能できます。ポリスデューティベルトやローエンフォースメントデューティベルトなど呼ばれているタイプのデューティベルトですね。
初期アフで一般的に見られるベルクロ+バックルの2重ロック式のデューティベルトとは異なり、シンプルにバックルだけで固定する方式のデューティベルトです。cowboy氏だけでなく、"Taliban Patrol"のグレネーダー隊員等で使用例が残っています。
分かりやすい特徴としてバックルの両脇がこのように内側に折り返して長さ調整を行うようになっている点が挙げられます。
2重ロック式のデューティベルトの場合、片側だけ外側に折り返して長さ調節を行うようになっているため外観から判別可能です。
次にバックルの形状ですが、EAGLEが使用していたナショナルモールディング製や官給ピストルベルト等に見かけるカクカクしたITW製とは異なりカドに丸みがあるように見えます。
また、00年代に入ると見かけるようになる真ん中にロック機構が追加されたバックル程は丸みはなさそうです。
というわけで自分はこのバックルをこのタイプと判断しました。
ITW、KIFCOやNIFCOが作っているタイプのバックルです。
このバックルといえばブラックホークが思い浮かびますね。というわけで00年付近の手持ち同社カタログを探しました(97年、00年、02年)。しかし、ローエンフォースメントベルトが見当たりませんでした。
3点ロック式バックルのローエンフォースメントベルトであればヤフオク等でも見かけるので00年代初期にも存在していたと思っていたのですが、カタログに掲載されていないならば当時は未発売だったと考えられます。となるとブラックホークではなさそうです。
というわけでブラックホークと同形状のバックルを使用したデューティベルトを探してみると、Uncle Mike'sのデューティベルトが見つかりました。
写真と同じ角度にするとこんな感じです。なんとなくこのベルトのような気がしてきます。
ただ、このベルトにも気になる点があります。
1点目はベルクロ式のポーチをガッチリ固定できない点です。
Cowboy氏は左側にバーチカルタイプのダブルマグポーチを取り付けているように見えますが、今回入手したデューティベルトは内側にベルクロメスではなくベルクロオスが縫いつられているため、ベルクロ固定式のポーチを固定できません。
試しにEAGLEのDMP-VHを取り付けましたが、内側のベルクロで位置を固定できていないため左右に動いてしまいます。
その点、ビアンキのデューティベルトは同様の構造ながら内側にベルクロメスが縫い付けられており、ベルクロ式装具もしっかり固定できます。uncle mike'sのベルトによく似た他の会社のベルトという可能性がありますね。
2点目はUncle Mike'sの公式サイトでは98年には既にバックル中央にボタンが追加された3ロック式ベルト"Side kick low enforcement ultra duty belt"が登場しているという点です。
これがモデルチェンジだった場合、95年バックルということも合わせると今回のベルトは02年時点で古すぎるかもしれません。
ただ、これに関してはCowboy氏は90年代ロットと思われるSAS MkVIホルスターを使用してますし同時期にデューティベルトも購入していたのなら矛盾はしないと考えられます。
どうしてもタグや構造上の分かりやすい識別点がない装備のため断言できないのが厳しいですね。
まあ、年代的にオーパーツではないですし、軽装でサバゲする際などにちょうど良さそうです。活用していきたいところですね。今回はここらへんで終わります。