2021年05月27日
BLACKHAWK! Padded Patrol Belt
BHI社のパッドベルトを入手しました。


名前と見た目の通りパッドが最初から縫い付けられているタイプのベルトになります。

このベルトはパッドが内側にあるため外側の両端に調節用のタブが来ています。ここがあとからパッドを付けたベルトと見分けやすいポイントかなと思います。

ベルト本体は幅2 1/4インチでアリスクリップ式の装具に対応しており、内側にはベルクロメスも縫い付けらているため同社BTS(及び他社同系システム)の装具も取付可能です。

同社のグレポ(アリスクリップ式)とタロンフレックス トリプルマグポ(BTS式)を取り付けた状態です。通常のピストルベルトとは異なりBTSの装具もガッチリと固定できるのは大きいですね。
あとの特徴としては官給ピストルベルトには存在している側面のハトメは削除されています。それによりダブルフックや官給サスペンダーを取り付けることができませんが、官給サスペンダーについては同社の"Duty Keepers"(上にハトメが付いたベルキーパー:別売)を取り付けることで引っ掛けることが可能になります。
まあ、BHIの純正サスペンダーであればループ式なので、特に不便はないかなと思います。

実際に同社のHギア ショルダー ストラップは問題なく取りつけ可能です。パッドへの縫い糸が等間隔に仕切りのように並んでいるため、普通のピストルベルトより左右にフラフラしない分こちらのほうがガッシリ取り付けできそうです。
パッドは適度に分厚く、ある程度重い装具からも腰を守ってくれそうです。

表面はメッシュ状になっており、普通のベルトパッドより若干通気性が良さそうですね。
ベルトの外側には樹脂製のメーカータグが縫い付けられています。外から見える位置にメーカータグがあるとオールド感があっていいですね。

いつもどおりの少し古いタイプです。90年代末期から00年代にかけて頃のものかなと思います。

03年に行われた"DESERT RESCUE XI"でもSeal隊員ですが、ODカラーの同ベルトらしきものを使用しているのが確認できますね。一般的なピストルベルトやデューティベルトとは異なりバックルの両端に調整用のベロが延びている姿からパッドベルトと判断できます。
また、右後ろに見えるODのポーチはBHIのメディカルユーティリティポーチと思われます。似た形のポーチは他の会社からも出ていますが、特徴的なジッパータブから同社のポーチと判断しました。ホークタブというやつですね。レッグマグポーチもBHIのものに見えます。

というわけで自分の手持ちの同社ポーチを組み合わせてみました。元の写真と異なり黒一色ですが、これはこれで統一感があって良いのではないかなと思います。
パッドがあるため通常よりゴツいベルトですが、重武装なセットアップを組みたい場合に合わせればシルエットを大きくするのに役立ちそうですね。今回はここらへんで終わります。


名前と見た目の通りパッドが最初から縫い付けられているタイプのベルトになります。

このベルトはパッドが内側にあるため外側の両端に調節用のタブが来ています。ここがあとからパッドを付けたベルトと見分けやすいポイントかなと思います。

ベルト本体は幅2 1/4インチでアリスクリップ式の装具に対応しており、内側にはベルクロメスも縫い付けらているため同社BTS(及び他社同系システム)の装具も取付可能です。

同社のグレポ(アリスクリップ式)とタロンフレックス トリプルマグポ(BTS式)を取り付けた状態です。通常のピストルベルトとは異なりBTSの装具もガッチリと固定できるのは大きいですね。
あとの特徴としては官給ピストルベルトには存在している側面のハトメは削除されています。それによりダブルフックや官給サスペンダーを取り付けることができませんが、官給サスペンダーについては同社の"Duty Keepers"(上にハトメが付いたベルキーパー:別売)を取り付けることで引っ掛けることが可能になります。
まあ、BHIの純正サスペンダーであればループ式なので、特に不便はないかなと思います。

実際に同社のHギア ショルダー ストラップは問題なく取りつけ可能です。パッドへの縫い糸が等間隔に仕切りのように並んでいるため、普通のピストルベルトより左右にフラフラしない分こちらのほうがガッシリ取り付けできそうです。
パッドは適度に分厚く、ある程度重い装具からも腰を守ってくれそうです。

表面はメッシュ状になっており、普通のベルトパッドより若干通気性が良さそうですね。
ベルトの外側には樹脂製のメーカータグが縫い付けられています。外から見える位置にメーカータグがあるとオールド感があっていいですね。

いつもどおりの少し古いタイプです。90年代末期から00年代にかけて頃のものかなと思います。

03年に行われた"DESERT RESCUE XI"でもSeal隊員ですが、ODカラーの同ベルトらしきものを使用しているのが確認できますね。一般的なピストルベルトやデューティベルトとは異なりバックルの両端に調整用のベロが延びている姿からパッドベルトと判断できます。
また、右後ろに見えるODのポーチはBHIのメディカルユーティリティポーチと思われます。似た形のポーチは他の会社からも出ていますが、特徴的なジッパータブから同社のポーチと判断しました。ホークタブというやつですね。レッグマグポーチもBHIのものに見えます。

というわけで自分の手持ちの同社ポーチを組み合わせてみました。元の写真と異なり黒一色ですが、これはこれで統一感があって良いのではないかなと思います。
パッドがあるため通常よりゴツいベルトですが、重武装なセットアップを組みたい場合に合わせればシルエットを大きくするのに役立ちそうですね。今回はここらへんで終わります。
2021年05月01日
BLACKHAWK! Special Operations Holster

BHIのスペシャルオペレーションズホルスターを入手しました。


表と裏はこんな感じです。

タグは若干昔の旧タグです。90年代末期から00年代にかけての製品かなと思います。

タグが縫い付けられている部分は当時のBHI製品によく見られたBTSで、同システムに対応したデューティベルトやベストなどにガッチリ固定できます。拳銃やマガジンなど重量物に対応するためなのか2つも縫い付けてありますね。

また、背面のベルクロを用いて折りたたむことで大きなベルトループにすることもでき、この状態ではヒップホルスターとしても装備することができます。これはEAGLEの"SAS Duty Assault Holster"と同じ機能ですね。

下部に取り付けられているストラップはノーマルタイプです。滑り止め用のゴムが無い方です。前回入手したオメガVI アサルトホルスターにも同形状のものが取り付けられていましたね。
ただ、オメガVIに搭載されている固定用ベルクロが短いタイプではなく、ガスマスクポーチなどサイズの大きなポーチに搭載されている固定用ベルクロが長いタイプです。まあ、特に機能面では差はないと思います。
その他、このタイプのホルスターとして特徴的な機能としてはマグポーチの増設が可能という点が挙げられます。

ホルスター上部にベルクロメスが両端だけを縫い付けられていますが、このスロット部に専用のマグポーチを固定することができます。

専用マグポーチ"Special Operations Pistol Magazine Pouch"はベルトループ端部がドットボタンで開閉する構造となっており、開いた状態でホルスターの隙間に通して閉じることで合体可能です。

利き手側にマグポーチが来るのでサバゲーなどのマグチェンジで使いやすいかと言われるとナントモですが、マグポーチ分のベルトスペースを削減できるメリットがあります。あと見た目もいいですね。

前面にはスモールポーチが縫い付けられており、予備マガジンや同サイズのマルチツールなどを格納可能です。

ちなみにですが、フラップ内部にはサムブレイクストラップも備えています。また、フラップはベルクロで開いたままで固定できるので、ただのサムブレイク式ホルスターとしても運用可能です。


WAのM9を入れてみました。汎用ホルスターですがピッタリと収まりました。同程度のサイズの拳銃であれば運用できそうです。
ところで、フラップ付きホルスターといえばABAのレッグホルスターが思い浮かびますね。



というわけでABAのレッグホルスターと並べてみました。87年バックルの比較的古い個体ですが、並べてみるとぼちぼち似てますね。
フラップ形状やスモールポーチの有無、折り畳めるか、背面の材質などの細部は異なりますが、レッグストラップが1本でフラップとサムブレイクを併用した固定方式、フラップを開いたままにできるといった基本的な機能は同一のようです。

折角なので同社のオメガVIアサルトホルスターとも並べてみました。
構造上、抜き差ししやすいのはオメガVIの方に感じます。スペシャルオペレーションズホルスターはフラップが邪魔なだけでなく、ホルスターの外側にサムブレイクストラップのドットボタンがあるのでグリップを握りつつ親指でロックを解除できないというのもありました。まあ、慣れれば関係なくなるかもしれません。

フラップ付きホルスターは00年代に入っても使用例は残っていますし、パラシュートやダイビングといった激しい行動を想定した装備を組む際はガッチリと固定できるこのホルスターを組み合わせてもいいのではないかなと思います。
今回はここらへんで終わります。