2022年10月10日
Laser Products H33R 633R 333R (3) P61 超高輝度バルブ
実は633R以外でもLaser Products時代の6Pや6Zも持っています。リニューアル後の6PやZ2も好きですが、シンプルな形状の古いモデルも魅力的だと思います。

今回はそんな2セル6ボルトのモデルに使えるオプションパーツ、"P61 Ultra-High Intensity Lamp Assembly"を入手しました。

Ultra-High Intensity(超高輝度)の名前が示すとおり、通常のP60の65ルーメンに対し120ルーメンとかなりの明るさを誇るバルブです。
この120ルーメンという値は9V用のP90やN2の105ルーメンを上回り、ミレニアムシリーズの通常バルブであるMN10の125ルーメンに肉薄するという性能を持ちます。
ただ、その代償としてランタイムが約20分と減少してしまっています。P60の稼働時間は約60分なのでだいたい1/3まで低下していることになります。かなりピーキーな仕様ですね。
(余談ですがP61のような超高輝度バルブは9Vにも存在しており、200ルーメンのP91や225ルーメンのMN11がそれにあたります)
P61とP60を並べてみました。

規格は同じなのでラベル以外は見分けはつかないですね。
折角なのでLaser Poducts時代の633RにP61を組み込んでみます。

点灯した状態を通常バルブのP60と比較してみようと思います。


上段がP61、下段がP60です。P61のほうが明るいことがわかると思います。


暗くした部屋で壁に照射してみました。1枚目がP61、2枚目がP60です。写真だと分かりにくいですが、肉眼だとP61は壁に反射した光が眩しく感じる程度に明るいです。
暗闇でサバゲー等を行う場合は通常よりかなり明るいP61の方が便利かもしれませんね。試してみたいところではあります。今回はここらへんで終わります。

今回はそんな2セル6ボルトのモデルに使えるオプションパーツ、"P61 Ultra-High Intensity Lamp Assembly"を入手しました。

Ultra-High Intensity(超高輝度)の名前が示すとおり、通常のP60の65ルーメンに対し120ルーメンとかなりの明るさを誇るバルブです。
この120ルーメンという値は9V用のP90やN2の105ルーメンを上回り、ミレニアムシリーズの通常バルブであるMN10の125ルーメンに肉薄するという性能を持ちます。
ただ、その代償としてランタイムが約20分と減少してしまっています。P60の稼働時間は約60分なのでだいたい1/3まで低下していることになります。かなりピーキーな仕様ですね。
(余談ですがP61のような超高輝度バルブは9Vにも存在しており、200ルーメンのP91や225ルーメンのMN11がそれにあたります)
P61とP60を並べてみました。

規格は同じなのでラベル以外は見分けはつかないですね。
折角なのでLaser Poducts時代の633RにP61を組み込んでみます。

点灯した状態を通常バルブのP60と比較してみようと思います。


上段がP61、下段がP60です。P61のほうが明るいことがわかると思います。


暗くした部屋で壁に照射してみました。1枚目がP61、2枚目がP60です。写真だと分かりにくいですが、肉眼だとP61は壁に反射した光が眩しく感じる程度に明るいです。
暗闇でサバゲー等を行う場合は通常よりかなり明るいP61の方が便利かもしれませんね。試してみたいところではあります。今回はここらへんで終わります。
2021年12月18日
Laser Products H33R 633R 333R (2) / KSC M9 取り付け
今回もKSCのM9とLaser ProductsのH33Rについてです。

前回、テイクダウンラッチの切り欠きの差で敗北したH33Rを調整して取り付けていこうと思います。

左がKSC純正のテイクダウンラッチ、右がLaser Products(以下LP)のテイクダウンラッチです。
見比べてみると純正品は軸の中心まで切り欠きが来ているのに対し、LPの切り欠きはその手前で切り欠きが終わっています。
この数ミリの差でチャンバーが引っかかってスライドが固定位置まで持っていけないようです。

反対面を見ると運がいいことに中心線上にパーティングラインが入っています。これを目安に切り欠きを拡張すれば取り付けできそうです。

ここで電動工具があればスムーズに調整できるのかもしれませんが、手持ちはこのヤスリ1本だけです。腕力で解決するしかありません。
パーティングラインを目安に削っていきます。

という訳でパーティングラインまで削りました。端部は気分でアールをつけています。この方が組み立てやすそうな気がしました。

加工したテイクダウンラッチを取り付けてみました。軸が飛び出ている長さが純正品より長く、この部分でH33Rを固定するということが分かりやすいですね。
組み立てる前にチャンバーだけをスライドから抜き出し、問題なく取り付けできるか確認します。

取り付けることはできましたが、少々動きが渋いように感じたので調整します。
調整といっても再び金属ヤスリで削るだけですが、削っては組み立てを行い、スムーズに取り付けできるまで繰り返します。

完成したものを並べてみました。切り欠きが深くなったのが分かりますね。このテイクダウンラッチを利用してM9を仮組みします。

無事にスライドを固定できました。よく見るとレバー部の出っ張りの形状が異なるので純正品ではないことが分かりますね。
さて、問題ないことも確認できたのでH33Rと合体します。再度テイクダウンラッチを抜き、ハウジングを押し込みながら組み立てを行います。

そして下部のイモネジをトリガーガードに押し付けて完全に固定します。

最後にスイッチ上部の孔をグリップスクリューで固定すれば完了です。本来はLP製のグリップスクリューに交換するようですが、手元にないのでKSC M9に付属の純正ネジを使用しました。

無事取り付けることができました。L60が装着されているため、この状態だとModel 633Rとなります。


装着状態での表と裏はこんな感じです。

Laser Products時代のモデルのため側面ロゴも古いものになっています。渋いですね。

実際に電池を入れて点灯させます。DL223ACを用意しました。正直、エアガンの反動ならSF123Aを2本入れても問題ないのではとも思いますが、折角持っているので使ってみます。


20年以上前の電池ですが無事点灯しました。65ルーメンと聞くと控えめな印象ですが、実際に見てみると結構明るく感じます。


ライトのON/OFFですが、グリップのテープスイッチを押している間だけライトを点灯させることが可能です。両方にスイッチがあるので両利きに対応しています。

また、左側面のシーソー式スイッチで常時ONにすることも可能です。
続いてL60をL30に交換していきます。

先端を差し替えただけですが、これで333Rとなります。

1セル分短くなったからかバランスが良くなったような気がします。

ただ、流石にR30はそこまで明るく感じませんね。まあ短いだけ取り回しは良くなりますし、明かりのない室内で至近距離とかだと出番なのかもしれません。

という訳でH33R(633R / 333R)でした。無事に取り付けできてよかったです。
今回はここらへんで終わります。

前回、テイクダウンラッチの切り欠きの差で敗北したH33Rを調整して取り付けていこうと思います。

左がKSC純正のテイクダウンラッチ、右がLaser Products(以下LP)のテイクダウンラッチです。
見比べてみると純正品は軸の中心まで切り欠きが来ているのに対し、LPの切り欠きはその手前で切り欠きが終わっています。
この数ミリの差でチャンバーが引っかかってスライドが固定位置まで持っていけないようです。

反対面を見ると運がいいことに中心線上にパーティングラインが入っています。これを目安に切り欠きを拡張すれば取り付けできそうです。

ここで電動工具があればスムーズに調整できるのかもしれませんが、手持ちはこのヤスリ1本だけです。腕力で解決するしかありません。
パーティングラインを目安に削っていきます。

という訳でパーティングラインまで削りました。端部は気分でアールをつけています。この方が組み立てやすそうな気がしました。

加工したテイクダウンラッチを取り付けてみました。軸が飛び出ている長さが純正品より長く、この部分でH33Rを固定するということが分かりやすいですね。
組み立てる前にチャンバーだけをスライドから抜き出し、問題なく取り付けできるか確認します。

取り付けることはできましたが、少々動きが渋いように感じたので調整します。
調整といっても再び金属ヤスリで削るだけですが、削っては組み立てを行い、スムーズに取り付けできるまで繰り返します。

完成したものを並べてみました。切り欠きが深くなったのが分かりますね。このテイクダウンラッチを利用してM9を仮組みします。

無事にスライドを固定できました。よく見るとレバー部の出っ張りの形状が異なるので純正品ではないことが分かりますね。
さて、問題ないことも確認できたのでH33Rと合体します。再度テイクダウンラッチを抜き、ハウジングを押し込みながら組み立てを行います。

そして下部のイモネジをトリガーガードに押し付けて完全に固定します。

最後にスイッチ上部の孔をグリップスクリューで固定すれば完了です。本来はLP製のグリップスクリューに交換するようですが、手元にないのでKSC M9に付属の純正ネジを使用しました。

無事取り付けることができました。L60が装着されているため、この状態だとModel 633Rとなります。


装着状態での表と裏はこんな感じです。

Laser Products時代のモデルのため側面ロゴも古いものになっています。渋いですね。

実際に電池を入れて点灯させます。DL223ACを用意しました。正直、エアガンの反動ならSF123Aを2本入れても問題ないのではとも思いますが、折角持っているので使ってみます。


20年以上前の電池ですが無事点灯しました。65ルーメンと聞くと控えめな印象ですが、実際に見てみると結構明るく感じます。


ライトのON/OFFですが、グリップのテープスイッチを押している間だけライトを点灯させることが可能です。両方にスイッチがあるので両利きに対応しています。

また、左側面のシーソー式スイッチで常時ONにすることも可能です。
続いてL60をL30に交換していきます。

先端を差し替えただけですが、これで333Rとなります。

1セル分短くなったからかバランスが良くなったような気がします。

ただ、流石にR30はそこまで明るく感じませんね。まあ短いだけ取り回しは良くなりますし、明かりのない室内で至近距離とかだと出番なのかもしれません。

という訳でH33R(633R / 333R)でした。無事に取り付けできてよかったです。
今回はここらへんで終わります。
2021年12月10日
KSC U.S.9mm M9 ヘヴィウェイト
KSCのM9 HW verを購入しました。

2008年発売のロングセラーモデルです。


表と裏はこんな感じです。ヘビーウェイトなので質感もそれっぽくていい感じですね。

握ってみるとこんな感じです。結構大きいです。
表面の刻印は本来"PB"となるところが"PP"となっている部分は異なりますが、それ以外については実物に準じているようです。




1989年に海兵隊で撮影されたM9の写真と比較してもしっかり再現されていることが分かります。

ただ、1991年撮影のM9の写真を見るとPM部分にホワイトが入ってるように見えます。ホワイトを入れるのもアリかもしれません。
しかし、ここまでリアルだと"PP"刻印なのが痛いですね。

余談ですが、KSCのロゴマークはテイクダウンラッチの下に隠れるように配置されています。KSCは隠れる場所にロゴを入れてくれるのがいいですね。

グリップはBeretta社のロゴマークではなくKSC独自のロゴが入っています。これについてはBerettaロゴのグリップを用意して交換するだけなんとかなりそうです。
それにしても似せようともせずここまで割り切っていると逆に男らしいですね。

KSCのM9はファイアリングピン周りも省略されずに再現されています。見えにくい場所とはいえ、ツルツルだと味気ないですからこういうのは良いですね。


M9のギミックであるデコッキング機能もしっかり再現されています。セーフティに入れるとハンマーが下がり、トリガーがフリー状態になります。

ホップ調整はスライドを引いた状態で専用のレンチを差し込んで行います。いちいち分解しないでいいのは良いですね。

EAGLEのMK5ホルスターに入れてみました。スムーズに出し入れできます。
さて、前回Laser ProductsのSurefire Model 633Rを入手しましたが、残念ながらWAのM9はリアルサイズではないのか取り付けができませんでした。
そこで無加工で取付可能と聞いたKSCのM9を入手しました。

まずは前回敗北したハウジングの取付が可能かどうかの確認です。
上下に分解し、下部に633Rのハウジングを試着してみるとテイクダウンラッチの軸が通る位置に取り付け穴を合わせることが出来ました。これは勝ちですね。
という訳でテイクダウンラッチを交換して633Rを取り付け……できませんでした。

上がKSCの純正テイクダウンラッチ、下がH33Rに付属しているテイクダウンラッチです。わかりにくいですが、H33Rのテイクダウンラッチは純正品よりも切り欠きが浅くなっています。
ここにチャンバーが引っかかってスライドが固定位置まで持っていけませんでした……。
これではハウジングをM9に固定できません。削るなりなんなり対処しないとどうしようもなさそうですね。次回はここに手を出していこうとおもいます。
ウェポンライトが取り付けできないという問題はありましたが、KSCのM9はとてもいいエアガンだったので満足です。

今回はここらへんで終わります。

2008年発売のロングセラーモデルです。


表と裏はこんな感じです。ヘビーウェイトなので質感もそれっぽくていい感じですね。

握ってみるとこんな感じです。結構大きいです。
表面の刻印は本来"PB"となるところが"PP"となっている部分は異なりますが、それ以外については実物に準じているようです。




1989年に海兵隊で撮影されたM9の写真と比較してもしっかり再現されていることが分かります。

ただ、1991年撮影のM9の写真を見るとPM部分にホワイトが入ってるように見えます。ホワイトを入れるのもアリかもしれません。
しかし、ここまでリアルだと"PP"刻印なのが痛いですね。

余談ですが、KSCのロゴマークはテイクダウンラッチの下に隠れるように配置されています。KSCは隠れる場所にロゴを入れてくれるのがいいですね。

グリップはBeretta社のロゴマークではなくKSC独自のロゴが入っています。これについてはBerettaロゴのグリップを用意して交換するだけなんとかなりそうです。
それにしても似せようともせずここまで割り切っていると逆に男らしいですね。

KSCのM9はファイアリングピン周りも省略されずに再現されています。見えにくい場所とはいえ、ツルツルだと味気ないですからこういうのは良いですね。


M9のギミックであるデコッキング機能もしっかり再現されています。セーフティに入れるとハンマーが下がり、トリガーがフリー状態になります。

ホップ調整はスライドを引いた状態で専用のレンチを差し込んで行います。いちいち分解しないでいいのは良いですね。

EAGLEのMK5ホルスターに入れてみました。スムーズに出し入れできます。
さて、前回Laser ProductsのSurefire Model 633Rを入手しましたが、残念ながらWAのM9はリアルサイズではないのか取り付けができませんでした。
そこで無加工で取付可能と聞いたKSCのM9を入手しました。

まずは前回敗北したハウジングの取付が可能かどうかの確認です。
上下に分解し、下部に633Rのハウジングを試着してみるとテイクダウンラッチの軸が通る位置に取り付け穴を合わせることが出来ました。これは勝ちですね。
という訳でテイクダウンラッチを交換して633Rを取り付け……できませんでした。

上がKSCの純正テイクダウンラッチ、下がH33Rに付属しているテイクダウンラッチです。わかりにくいですが、H33Rのテイクダウンラッチは純正品よりも切り欠きが浅くなっています。
ここにチャンバーが引っかかってスライドが固定位置まで持っていけませんでした……。
これではハウジングをM9に固定できません。削るなりなんなり対処しないとどうしようもなさそうですね。次回はここに手を出していこうとおもいます。
ウェポンライトが取り付けできないという問題はありましたが、KSCのM9はとてもいいエアガンだったので満足です。

今回はここらへんで終わります。
2021年12月05日
Laser Product H33R 633R 333R
Laser Products社のH33Rです。

H33RはBeretta 92Fに対応するハウジングです。対応モデルが96FだとH37R、USPならH09Rとモデル名が変わっていきます。
表と裏はこんな感じです。


スライドスイッチではなくシーソー式スイッチが搭載されている方のウェポンライトです。

このシーソー式スイッチをONにすることでライトを常時点灯状態にすることが可能です。
また、ハウジング後方に伸びる"SLIMLINE MOMENTARY SWITCH"は押している間だけライトを点灯することができます。

H33Rはこのスイッチの上部にある孔をグリップスクリューで留めることで、グリップに巻きつけるような形でM9に固定を行います。
SLIMLINE MOMWENTRY SWITCHを採用しているモデルはモデル名の末尾にRが付き(例:H33R、H37R)、通常のウェポンライトのような長方形のスイッチだとRが付きません(例:H10、H11)。
このH33RハウジングにL30を接続するとModel 333R、L60を接続するとModel 633Rになります。


L30とL60です。L30はR30バルブ、L60はP60バルブを内蔵しています。

R30バルブとP60バルブ、そして比較用の9VのP90バルブです。パッケージの旧ロゴが良いですね。個人的にはR30のレティクルみたいな旧ロゴが一番好きです。
P60は65ルーメン、R30に至っては20ルーメン。現行のX300U-Aは1000ルーメンなので物足りないかもしれませんね。


合体したMODEL 333RとMODEL 633Rです。333RはDL123Aの3V、633RはDL233ACの6Vで駆動します。

DL233ACです。ウェポンライト用の6Vのリチウム電池です。因みにですが9VはDL323AC、12VだとDL423ACになります。
当時の多セルウェポンライトの場合、衝撃が加わった際に電池がそれぞれ動き回らないように連結された専用電池が純正品として用意されていました。純正電池がデュラセルのDL123AからSurefireのSF123Aに変更された後はSF223ACやSF323ACとなって販売されました。
それでは92Fへ取り付けてみようと思います。取り付け先としてWAのM9 ハート・ロッカーverを用意しました。

H33Rは付属のテイクダウンラッチの軸を挿してM9に吊り下げ取り付けます。


この窪み部分に純正より長い専用テイクダウンラッチの軸がハマる形です。

その後、画像中央に見えるイモネジをトリガーガードに押し付けることで完全に固定することができます。
という訳でM9に取り付けていきます。

……。
取り付きませんね。マルイのM9に取り付かないというのは聞いていましたが、WAのM9にも取り付かないとは……。
フレームがリアルサイズではないのか、いくらハウジングをM9に押し込んでもテイクダウンラッチの軸が貫通しません。画像より奥に進まず手詰まりです。
ハウジング側を削れば合わせることはできるかもしれませんが、電動工具等が無いため現実的ではないですね。ここまでのようです。

オマケに諦めてハウジングを引き抜いてみるとM9は傷だらけでした。HWなので多少の傷なら気にしませんが、ガシガシ傷が入るとちょっとショックです。
まあ、WAのM9に装着できなかったのは残念ですが、約20年前の絶版光学機器が手に入ったので満足です。
エアガンだとKSCのM9には無加工で取付可能とのことなので、KSCのM9を用意して再挑戦しようと思います。
今回はここらへんで終わります。

H33RはBeretta 92Fに対応するハウジングです。対応モデルが96FだとH37R、USPならH09Rとモデル名が変わっていきます。
表と裏はこんな感じです。


スライドスイッチではなくシーソー式スイッチが搭載されている方のウェポンライトです。

このシーソー式スイッチをONにすることでライトを常時点灯状態にすることが可能です。
また、ハウジング後方に伸びる"SLIMLINE MOMENTARY SWITCH"は押している間だけライトを点灯することができます。

H33Rはこのスイッチの上部にある孔をグリップスクリューで留めることで、グリップに巻きつけるような形でM9に固定を行います。
SLIMLINE MOMWENTRY SWITCHを採用しているモデルはモデル名の末尾にRが付き(例:H33R、H37R)、通常のウェポンライトのような長方形のスイッチだとRが付きません(例:H10、H11)。
このH33RハウジングにL30を接続するとModel 333R、L60を接続するとModel 633Rになります。


L30とL60です。L30はR30バルブ、L60はP60バルブを内蔵しています。

R30バルブとP60バルブ、そして比較用の9VのP90バルブです。パッケージの旧ロゴが良いですね。個人的にはR30のレティクルみたいな旧ロゴが一番好きです。
P60は65ルーメン、R30に至っては20ルーメン。現行のX300U-Aは1000ルーメンなので物足りないかもしれませんね。


合体したMODEL 333RとMODEL 633Rです。333RはDL123Aの3V、633RはDL233ACの6Vで駆動します。

DL233ACです。ウェポンライト用の6Vのリチウム電池です。因みにですが9VはDL323AC、12VだとDL423ACになります。
当時の多セルウェポンライトの場合、衝撃が加わった際に電池がそれぞれ動き回らないように連結された専用電池が純正品として用意されていました。純正電池がデュラセルのDL123AからSurefireのSF123Aに変更された後はSF223ACやSF323ACとなって販売されました。
それでは92Fへ取り付けてみようと思います。取り付け先としてWAのM9 ハート・ロッカーverを用意しました。

H33Rは付属のテイクダウンラッチの軸を挿してM9に吊り下げ取り付けます。


この窪み部分に純正より長い専用テイクダウンラッチの軸がハマる形です。

その後、画像中央に見えるイモネジをトリガーガードに押し付けることで完全に固定することができます。
という訳でM9に取り付けていきます。

……。
取り付きませんね。マルイのM9に取り付かないというのは聞いていましたが、WAのM9にも取り付かないとは……。
フレームがリアルサイズではないのか、いくらハウジングをM9に押し込んでもテイクダウンラッチの軸が貫通しません。画像より奥に進まず手詰まりです。
ハウジング側を削れば合わせることはできるかもしれませんが、電動工具等が無いため現実的ではないですね。ここまでのようです。

オマケに諦めてハウジングを引き抜いてみるとM9は傷だらけでした。HWなので多少の傷なら気にしませんが、ガシガシ傷が入るとちょっとショックです。
まあ、WAのM9に装着できなかったのは残念ですが、約20年前の絶版光学機器が手に入ったので満足です。
エアガンだとKSCのM9には無加工で取付可能とのことなので、KSCのM9を用意して再挑戦しようと思います。
今回はここらへんで終わります。
2020年05月31日
SUREFIRE M900A-RD-WH Vertical Grip WeaponLight 初期型
探していたM900の初期型を入手しました。

M900は2001年発売のウエポンライトです。10年代まで生産されていたロングセラーモデルですね。


裏表はこのようになっています。グリップ一体型のユニークなフォルムが特徴的です。
上部にはA.R.M.Sのスルーレバーを搭載されており、レバーを回すことでピカティニーレールに対しワンタッチの着脱が可能となっています。

因みにここがスクリュー式のマウントになると別モデル(M910)になります。
グリップに関しては前部に4分割のフィンガーチャネル、後部の上から3/4ぐらいまでにフィン状のすべり止めが施されています。ここが初期型ボディの分かりやすい特徴ですね。
そしてこの内部にCR(SF)123A電池を3本格納する形になります。

底部のバッテリーキャップはスイッチが存在しないシンプルなタイプです。
M900といえば90度回して通電をOFFにできるディサブルスイッチが有名ですが、このようなノーマルタイプのキャップも存在します。
グリップの両側面と親指が来る部分にはそれぞれプッシュスイッチが貼り付けられており、これでライトを操作可能です。

側面のプッシュスイッチでメインのキセノンライトが点灯します。

かなり明るいため暗い室内戦や夜戦で活躍するかもしれませんね。

ランプの明るさは125ルーメンと225ルーメンの2種類が存在しており、写真のような内部のバルブを取り替えることで切替可能です。が、この個体のバルブがどちらかは不明です……。
後年のバルブだとモデル名の印刷があったのですが……。まあ、125ルーメンのライトと比較して特に明るさの違いは感じなかったため125ルーメンの方だと思います。

基本的にはグリップのプッシュスイッチでON/OFFの操作を行いますが、連続点灯したい場合はベゼル後端のノブを捻ると点きっぱなしにできます。
まあキセノンバルブは寿命が寿命ですし、この機能はそこまで出番は無いかもですね。
裏のプッシュスイッチは上部に備えられたナビゲーションLEDの点灯に使用します。

こちらはかなり控えめですね。というのも、これは隠密行動時に障害物などを回避するために使用するライトとのことです。
確かにメインランプだと明るすぎるので敵に位置がバレやすそうですからね。そのため、数ルーメン程度とわざと低めのライトが搭載されています。
今回入手した個体のランプは白色でした。02年のカタログによると他に青、赤、IR対応を加えた計4種類があるらしいです。
Z46ベゼルも初期型です。放熱フィンや六角ナットが搭載されておらず、かなりシンプルなフォルムとなっています。ここも使用例の写真などで見分けやすいポイントです。

M900は短期間で改良されたらしく、放熱フィン付きの中期型になったか不明ですが、02年のウェポンライトカタログでは中期型ベセルが掲載されています。結構直ぐに変わっちゃったみたいですね。
(因みにですが、その後もM900シリーズは改良は進められ、フィンガーチャンネルが放熱フィンみたいな形になったり、ベゼルの形が更に変更されたりしました。)
話を戻しますが、M900のベゼルには1.625"対応のフィルター類を装備することが可能となっています。

こちらはFM14 BEAMSHAPERです。明かりを散らして広範囲を照らすことができるようになります。

脇にあるレバーを上げるとロックが解除され、この状態で着脱することができます。

フィルターを付けるとタダでさえゴツいM900を更にゴツくすることができます。マッシブになりましたね。

また、FM14は他のフィルターと異なり光を拡散するだけなので、取り付けた状態でも問題なく周囲を照らすことが可能です。
よくサバゲーでレンズに被弾して割れたという話を聞きますが、このFM14があれば身代わりになってくれそうですね。(といってもこっちも旧型なのでフィルター面に被弾してもショックですが……。)
M4に装備するとこんな感じです。

オールドスクール装備な感じでいいですね。重量物が前方に着くため重心が前に動きますが、グリップが備えられているため問題なく操作できそうです。
さて、肝心の使用例についてですが、初期型M900は00年代初頭に使われていた写真が残っています。
初期アフSEALとして有名なこのミリフォトで使用されているM900も初期型になります。

初期型ベゼル特有のギザギザから判断できますね。ただ、グリップ底部のキャップはディサブルスイッチ搭載モデルのようです。

こちらも同時期(02年1月)の初期アフSEALでの使用例です。ベゼルの形状から初期型だと読み取れますね。

こちらは03年5月のSEALです。斜め上からの画像ですが、こちらも初期型ベゼルが見えるため判別できます。
初期アフのウェポンライトといえばODA961の6Zが有名ですが、シンプルな6Zに対してグリップ一体でユニークな形状のM900もいいのではないでしょうか?
今回はここらへんで終わります。

M900は2001年発売のウエポンライトです。10年代まで生産されていたロングセラーモデルですね。


裏表はこのようになっています。グリップ一体型のユニークなフォルムが特徴的です。
上部にはA.R.M.Sのスルーレバーを搭載されており、レバーを回すことでピカティニーレールに対しワンタッチの着脱が可能となっています。

因みにここがスクリュー式のマウントになると別モデル(M910)になります。
グリップに関しては前部に4分割のフィンガーチャネル、後部の上から3/4ぐらいまでにフィン状のすべり止めが施されています。ここが初期型ボディの分かりやすい特徴ですね。
そしてこの内部にCR(SF)123A電池を3本格納する形になります。

底部のバッテリーキャップはスイッチが存在しないシンプルなタイプです。
M900といえば90度回して通電をOFFにできるディサブルスイッチが有名ですが、このようなノーマルタイプのキャップも存在します。
グリップの両側面と親指が来る部分にはそれぞれプッシュスイッチが貼り付けられており、これでライトを操作可能です。

側面のプッシュスイッチでメインのキセノンライトが点灯します。

かなり明るいため暗い室内戦や夜戦で活躍するかもしれませんね。

ランプの明るさは125ルーメンと225ルーメンの2種類が存在しており、写真のような内部のバルブを取り替えることで切替可能です。が、この個体のバルブがどちらかは不明です……。
後年のバルブだとモデル名の印刷があったのですが……。まあ、125ルーメンのライトと比較して特に明るさの違いは感じなかったため125ルーメンの方だと思います。

基本的にはグリップのプッシュスイッチでON/OFFの操作を行いますが、連続点灯したい場合はベゼル後端のノブを捻ると点きっぱなしにできます。
まあキセノンバルブは寿命が寿命ですし、この機能はそこまで出番は無いかもですね。
裏のプッシュスイッチは上部に備えられたナビゲーションLEDの点灯に使用します。

こちらはかなり控えめですね。というのも、これは隠密行動時に障害物などを回避するために使用するライトとのことです。
確かにメインランプだと明るすぎるので敵に位置がバレやすそうですからね。そのため、数ルーメン程度とわざと低めのライトが搭載されています。
今回入手した個体のランプは白色でした。02年のカタログによると他に青、赤、IR対応を加えた計4種類があるらしいです。
Z46ベゼルも初期型です。放熱フィンや六角ナットが搭載されておらず、かなりシンプルなフォルムとなっています。ここも使用例の写真などで見分けやすいポイントです。

M900は短期間で改良されたらしく、放熱フィン付きの中期型になったか不明ですが、02年のウェポンライトカタログでは中期型ベセルが掲載されています。結構直ぐに変わっちゃったみたいですね。
(因みにですが、その後もM900シリーズは改良は進められ、フィンガーチャンネルが放熱フィンみたいな形になったり、ベゼルの形が更に変更されたりしました。)
話を戻しますが、M900のベゼルには1.625"対応のフィルター類を装備することが可能となっています。

こちらはFM14 BEAMSHAPERです。明かりを散らして広範囲を照らすことができるようになります。

脇にあるレバーを上げるとロックが解除され、この状態で着脱することができます。

フィルターを付けるとタダでさえゴツいM900を更にゴツくすることができます。マッシブになりましたね。

また、FM14は他のフィルターと異なり光を拡散するだけなので、取り付けた状態でも問題なく周囲を照らすことが可能です。
よくサバゲーでレンズに被弾して割れたという話を聞きますが、このFM14があれば身代わりになってくれそうですね。(といってもこっちも旧型なのでフィルター面に被弾してもショックですが……。)
M4に装備するとこんな感じです。

オールドスクール装備な感じでいいですね。重量物が前方に着くため重心が前に動きますが、グリップが備えられているため問題なく操作できそうです。
さて、肝心の使用例についてですが、初期型M900は00年代初頭に使われていた写真が残っています。
初期アフSEALとして有名なこのミリフォトで使用されているM900も初期型になります。

初期型ベゼル特有のギザギザから判断できますね。ただ、グリップ底部のキャップはディサブルスイッチ搭載モデルのようです。

こちらも同時期(02年1月)の初期アフSEALでの使用例です。ベゼルの形状から初期型だと読み取れますね。

こちらは03年5月のSEALです。斜め上からの画像ですが、こちらも初期型ベゼルが見えるため判別できます。
初期アフのウェポンライトといえばODA961の6Zが有名ですが、シンプルな6Zに対してグリップ一体でユニークな形状のM900もいいのではないでしょうか?
今回はここらへんで終わります。