2023年06月30日
VFC M4 GBBR その15 IRON AIRSOFT クラッシュワッシャー

M4といえばクラッシュワッシャーを装備したいなと思い、IRON AIRSOFT製のクラッシュワッシャーを購入しました。

商品はこんな感じです。かなりシンプルな梱包です。

開封してみました。形状は皿型座金ですが数は1つです。締め付けを行う際に変形し、ハイダーを分解した際は交換する使い捨てのパーツです。M4のフラッシュハイダーは取り付ける向きが決まっているため、このような可変パーツで位置を調整する必要があります。

VFCのフラッシュハイダーを取り外し、ワッシャーを抜き取りました。中がくり抜かれた形状で隙間にOリングが収まることでフラッシュハイダーの位置決めを行うことが出来ます。

14mm逆ネジ用のワッシャーなので問題なく取り付けることが出来ました。が、このままハイダーを取り付けても変な位置に来てしまいます。
思い切りねじ込めばなんとかなるかもしれませんが、交換を考えるとある程度緩さが欲しい所です。

というわけで調整用のOリングを入れ込みました。クラッシュワッシャーは皿型のため、凹んでいる部分を使うとOリングを隠しながら位置調整が出来そうです。

ハイダーを取り付けました。ちょっとOリングが大きくはみ出してしまっています。もう少し幅が小さいOリングに交換したいですね。

というわけで今回は純正のワッシャーをクラッシュワッシャータイプのワッシャーに交換しました。ハイダー、ワッシャー、アウターバレルが全てグレーなので色味に統一感が出ましたね。収まりが良くなった気がします。今回はここらへんで終わります。
2023年06月29日
VFC M4 GBBR その14 dnA セレクターディテント スプリング 導入
前回、実物グリップに交換したところバネの長さが足りなくなり綿棒を詰めて事なきを得たVFCのM4ですが、ここまで色々組み替えているのに綿棒入れているのもどうなんだということでちゃんとしたパーツに交換しようと思います。

用意したのはdnAことdoing Artsのセレクターディテントとスプリングのセットです。(ずっとDNAかと思っていました……。)

セレクターを固定するピン、それを抑えるスプリング共にリアルな形状で再現されています。

VFCの純正ディテントと比較するとこんな感じです。ピンの形状もですが、スプリングの長さも大きく異なりVFCはかなりアレンジが入っていることが分かりますね。

左が実物グリップで右がVFCの純正グリップです。実物グリップはスプリングを収める深い穴があるため、長いスプリングが必要となります。
それでは早速VFCのM4に組み込んでいきます。

まずはロアフレームの穴にセレクターディテントを挿入します。この段階では特に固定はされていないので、傾けたりした際に紛失しないように注意が必要です。

続いてグリップの穴にスプリングを入れ込みます。dnAのスプリングはVFCのスプリングより径が小さいため、しっかりバネを収めることが出来ました。

ピンの脱落に注意しつつ、グリップをロアフレームに差し込みます。また、この時にロアフレーム側の穴にスプリングがしっかり入っていることを確認しつつ押し込みます。

後はグリップスクリューを締めたら完成です。組み立てはかなり簡単です。
しかし、ここで問題が発生しました。

dnAのスプリングが長いのか、それともグリップの穴が浅いのか、VFCのセレクターの軸が太いのかは謎ですが、とにかくセレクターが硬いです。親指だけで切り替えることが困難なレベルの硬さです。
セレクターディテントを押し付ける力が強すぎます。これを解決するにはグリップの穴を深くするか、dnAのスプリングを切断するかの2択になりますが、実物パーツを加工するのは気が引けるのでスプリングを切断しようと思います。

仮組みを行い、テンションを確かめながら少しずつ切断して調整しました。切りすぎるとまた綿棒が必要になるため細心の注意を払いました。

結果としてグリップからの飛びだし量はこの程度になりました。結構短くなっています。



バネの力が弱まったため、親指だけでもセレクターを切り替えることが可能になりました。
というわけで今回はdnAのセレクターディテントとスプリングの組み込みでした。ところで、今回使用したリアルなロングスプリングはdnAのM16A1には使用さていなかったのですが何者なんでしょうね? 実パ組みたい人向けのオプションパーツなのでしょうか……。
まあ、なんにせよ気になっていた綿棒を排除できたので満足です。今回はここらへんで終わります。

用意したのはdnAことdoing Artsのセレクターディテントとスプリングのセットです。(ずっとDNAかと思っていました……。)

セレクターを固定するピン、それを抑えるスプリング共にリアルな形状で再現されています。

VFCの純正ディテントと比較するとこんな感じです。ピンの形状もですが、スプリングの長さも大きく異なりVFCはかなりアレンジが入っていることが分かりますね。

左が実物グリップで右がVFCの純正グリップです。実物グリップはスプリングを収める深い穴があるため、長いスプリングが必要となります。
それでは早速VFCのM4に組み込んでいきます。

まずはロアフレームの穴にセレクターディテントを挿入します。この段階では特に固定はされていないので、傾けたりした際に紛失しないように注意が必要です。

続いてグリップの穴にスプリングを入れ込みます。dnAのスプリングはVFCのスプリングより径が小さいため、しっかりバネを収めることが出来ました。

ピンの脱落に注意しつつ、グリップをロアフレームに差し込みます。また、この時にロアフレーム側の穴にスプリングがしっかり入っていることを確認しつつ押し込みます。

後はグリップスクリューを締めたら完成です。組み立てはかなり簡単です。
しかし、ここで問題が発生しました。

dnAのスプリングが長いのか、それともグリップの穴が浅いのか、VFCのセレクターの軸が太いのかは謎ですが、とにかくセレクターが硬いです。親指だけで切り替えることが困難なレベルの硬さです。
セレクターディテントを押し付ける力が強すぎます。これを解決するにはグリップの穴を深くするか、dnAのスプリングを切断するかの2択になりますが、実物パーツを加工するのは気が引けるのでスプリングを切断しようと思います。

仮組みを行い、テンションを確かめながら少しずつ切断して調整しました。切りすぎるとまた綿棒が必要になるため細心の注意を払いました。

結果としてグリップからの飛びだし量はこの程度になりました。結構短くなっています。



バネの力が弱まったため、親指だけでもセレクターを切り替えることが可能になりました。
というわけで今回はdnAのセレクターディテントとスプリングの組み込みでした。ところで、今回使用したリアルなロングスプリングはdnAのM16A1には使用さていなかったのですが何者なんでしょうね? 実パ組みたい人向けのオプションパーツなのでしょうか……。
まあ、なんにせよ気になっていた綿棒を排除できたので満足です。今回はここらへんで終わります。
2023年06月28日
VFC M4 GBBR その13 CRUSADER M4 / M723 14.5インチ ワンピース アウターバレル 導入
今回はアウターバレルについてです。

外装カスタムを続けているVFCのM4ですが、だいぶ手を加えていると無視できない気になる点が出てきました。

RASの上部にある穴からアウターバレルが見えますが、よく見ると根本の太くなるところで分割線があることが分かります。
VFCのアウターバレルは2分割構造となっており、ついでに側面にはイモネジまでついています。中が覗き込める構造のRASを装備しているとどうしても気になってしまします。
これまではなるべく見ないようにしていましたが、ここまで交換してきたならここも拘るかなということで新しいアウターバレルに交換していこうと思います。

というわけで購入したのは CRUSADERのM4 / M723 14.5インチ ワンピース アウターバレルです。

開封してみると見慣れたデザインのアウターバレルが出てきました。色味はVFC純正のアウターバレルよりグレーがかっており雰囲気があります。



VFC用ということで各部の仕様は純正と同等となっております。根本下部にはホップ調整用の小窓があり、フロントサイト部はテーパーピンとイモネジ用の溝があり、先端には14mm逆ネジが切られています。
比較するためにも純正のアウターバレルを取り外していきます。


フロントサイトを取り外し、デルタリングを緩めるとアウターバレルを抜き取ることが出来ます。
アップだとわかりやすいですが、この側面のイモネジと分割ラインの段差がホントに気になります。

並べてみるとこんな感じです。下段が純正アウターバレルで上段がCRUSADERのアウターバレルです。純正品よりグレーがかっているのが分かりますね。



各部のデザインの違いです。先端の刻印についてはCRUSADERのほうが太めでくっきりとしています。また、根本は構造の違いからCRUSADERの方がシャープでスッキリしていますね。

交換前に仮組みを行います。Maple LeafのCrazy jet 370mmは太さ、長さ共にほぼジャストサイズといった感じで収まりました。アウターバレルのクビレがある辺りから急に内径が細くなる印象で、純正のアウターバレルより細くなっているようです。

アッパーフレームとの取り合いも段差もなく綺麗に接続できました。隙間もなく、デルタリングも綺麗に収まりそうです。
続いてフロントサイトを仮組みしてみたのですが、テーパーピンをいくらハンマーで叩いても途中で止まってしまします。

気になってテーパーピンだけをアウターバレルに入れてみると途中で止まってしまいました。どうやらテーパーピンが溝よりも太いようです。
金属製のハンマーで体重を掛けて叩いたり、万力で締め付ければこのままでも取付可能かもしれませんが、そうなるとインナーバレルやチャンバのような内部パーツを交換したくなっても分解できなくなってしまいそうです。

というわけでリューターで削って余裕をもたせます。イモネジで固定するVFCの純正通りのやり方でいこうと思います。少し削ってはピンを嵌めてみる工程を繰り返し、徐々に溝を大きくしていきます。一気に削ってやりすぎると大変なので慎重に進めていきます。

何回か作業を繰り返すとピンが半ばまで進むようになりました。削りかすを除去して完成です。

仮組みしてみても問題なくピンを通すことが出来ました。というわけで実際に組み立てていきます。
アウターバレルをデルタリングで固定しますが、ガスチューブを通すためにデルタリングのギザギザの谷間が真上に来る必要がありますが、緩いとKACのフォアグリップ等でM4を構えた時にバレルが軋んでしまうので気をつける必要があります。

デルタリングをいい感じの位置に固定することに成功しました。

フロントサイトも難なく組み立て完了です。

純正のOリングは潰れて変形しており、フラッシュハイダーがいい位置に来ませんでした。

というわけで手持ちのOリングと交換して左右対称の位置になるように調整しています。

ハンドガードとしてKACのRASを取り付けます。

一体構造のアウターバレルになったので穴から中を見てもイモネジや分割はありません。この光景のためだけにアウターバレルを交換したと言っても過言ではありまえん。

最後にサイドスリングアダプターを取り付けて完成です。溝を拡大する時に周囲に傷がついてしまったのですが、フロントサイトとサイドスリングアダプターのお陰でいい感じにごまかせていますね。

組み上がった全体像はこんな感じです。旧型ストックに短いバッファチューブ、キャリングハンドルでハンドガードもRASと二昔前ぐらいのM4といった感じで見慣れたスタイルです。
テーパーピンがはまらないときはどうしたものかと思いましたが、無事組み立てできてよかったです。シルエットはあまり変わりませんが、気になっていたポイントは改善できたので満足です。今回はここらへんで終わります。
2023年06月27日
VFC M4 GBBR その12 グリップ交換

色々と外装を交換してきたM4ですが、ストックを実物に変えたのにグリップだけ純正品のままという状態でした。
ここまで交換してきたならグリップも交換してみるかということで実物のグリップを入手しました。比較するためにもまずはいま取り付けてある純正グリップを取り外します。

DNAのM16A1のグリップを交換する時に使用した長いレンチを差し込んで奥にある六角穴付きボルトを緩めます。

長めボルトを取り外すとグリップを引き抜くことが出来ます。このとき、セレクターにテンションを掛けているセレクターディテントとスプリングが外れるので紛失に注意します。

セレクターディテントとスプリングです。先端の棒がバネでセレクターに押し付けられることで、セレクターを切り替える際のカチカチした感触が形成されています。

ここで交換先のグリップと並べてみました。左が実物グリップで右が純正のグリップです。実物のグリップのほうがギラギラしていて雰囲気があります。

グリップはフレームとボルトのネジで挟まれて固定されているだけなので、特に加工などは必要なく取り付きました。

純正グリップと形状は同一ですが、少し雰囲気が変わったように感じます。

握りやすさについては純正と変わらないため、サバゲでも問題なく運用できそうです。
ここまでは良かったのですが、交換後にセレクターを操作すると問題が発生しました。

グリップを交換したところ、セレクターのテンションが著しく低下しました。特にSEMIが頼りなく、軽く触れただけで動くレベルに緩くなっています。
この原因はグリップに開けられている穴です。

左が実物グリップで右がVFCのグリップです。見ての通り、実物のグリップにはセレクターディテントのスプリングが通すための穴があります。というのも、本来のスプリングは非常に長く、それを収めるためにグリップにも穴が空いています。

VFCはここを再現しておらず、穴が空いていないグリップと短いスプリングでセレクタディテントにテンションを掛けています。そのため、穴が開いている実物グリップではバネの長さが足りなくなってテンションが掛からなくなってしまいました。
というわけでグリップの穴を埋めてしまいます。といっても実物のグリップを加工するのは気が引けるので詰め物を入れます。あんまりピッタリの棒を入れてしまうと取りたい時に大変なので、若干穴よりも小さい丸棒を挿入します。

部屋を探したところ、綿棒の芯がいい感じの太さだったのでグリップの穴の深さに合わせて切り出しました。

純正のスプリングだと足りない長さがこの棒の長さになります。これだけ長い棒が必要なほどの穴なので、短いVFCのスプリングではどうしようもなかった訳ですね。
この棒で穴を塞いで組み立てることで問題なくセレクターは動作するようになりました。サバゲーにも使用してみましたが、特に違和感なくセレクターを切り替えることが出来ました。

というわけでグリップを実物に交換しました。ドンドン純正パーツが失われていきますね。今回はここらへんで終わります。
2023年06月26日
VFC M4 GBBR その11 ボルト ノズル Oリング交換

VFCのM4ですが、ちょっと気になる部分があったので今回はそこを解消しようと思います。

VFCのボルトです。内部にノズルが組み込まれていますが、このノズルのOリングが妙にブカブカで大きいものが使用されています。
実際に射撃する上では特に問題がないのかもしれませんが、ノズルに対してOリングが大きすぎるのでブローバック時に隙間からガスが漏れて無駄になってしまったり、ボルトが前進する際にブカブカのOリングが変な噛み方をするのではないかと気になっていました。
というわけで今回はこのノズル後端のOリングをいい感じの大きさのものに変更したいと思います。
それではボルトを分解していきます。

上部にある六角穴付きボルト2本を緩めるとボルトキャリアキーを取り外すことが出来ます。

続いてボルトカムピンの六角穴付きボルトを緩めて抜き取ります。

最後に後ろにあるEリングを取り外すとノズルだけを取り出すことが出来ます。
Eリングは結構タイトに挟まっているので、ピンセットのような左右同時に力を加えられるものでEリングが抜ける方に力を加えると分解しやすいかもしれません。

取り外したノズルです。後端についているのが問題のOリングです。

ノズルに対してかなり余裕のあるOリングが取り付けられています。試しにこの遊びがなくなるまでシールテープを巻いてoリングを取り付けてみたところ、ノズルがボルトに入りきれなくなりました。
ボルトに対して大きいOリングをノズルとの間にある余裕を使って無理やり押し込んでいるようです。ここを交換していきます。

余裕があるのでドライバーなどを使わずに素手で簡単に抜き取ることが可能です。写真でもノズルに対して大きいのが分かりますね。

用意したのはホームセンターで売っていた内径13.8mmで太さ2.4mmのOリングです。試してみたところ13.8mmがいい感じに密着しているような気がします。ただ、少しゆるいような気もするので、もう少しサイズが大きいOリングのほうがいいのかもしれません。

というわけで13.8mmのOリングに交換してみました。あんまり見た目に変化はありませんね。

後は逆の手順で組み立てて完成です。ガスブロでボルトは激しく動くので各ネジにネジロック剤を使うか悩みどころです。

後は本体に装着して元通りです。そのまま組み込んで空撃ちしたり実際に的を撃ってみたりしましたが、正直あんまり変わったような感じはないですね。
理論上は遊びがなくなった関係でノズルが戻る際の動きが良くなったはずなので、分からないレベルで動作がスムーズになったということにします。今回はここらへんで終わります。
2023年06月25日
VFC M4 GBBR その10 インナーバレル / チャンバーパッキン / 押しゴム 交換
これまで外装ばかり交換していたVFCのM4ですが、サバゲーで実際に使用することも考えて内部パーツを交換していこうと思います。

実は中古で入手したこのM4は発射したBB弾が何処に飛んでいくか分からない状況で到底サバゲーで使用できる状態ではありませんでした。15m先で2メートルぐらい散らばります。
仕方がないので初期アフ装備のサバゲーではGHKのAKMSばかり使用していましたが、レールに乗せるタイプのドットサイトやスコープを運用するにはこのM4をなんとかするしかありません。
初速は安定しており弾ポロなどもないため、原因はインナーバレルかなと考え、いい機会なので以前から気になっていたインナーバレルを導入してみます。
というわけで用意したのはMaple Leaf Crazy Jet 370mmです。14.5インチのM4に搭載する場合、ハイダー込みではみ出さないギリギリの長さです。

このCrazy Jetは先端にスリットが入っており、BB弾を撃つ際にスリットから先回りした空気がBB弾を包んで守ってくれるらしいです。

ここがスリットのある先端部分です。どうやら別パーツになっています。よく分かりませんがなんだか面白そうですね。
また、インナーバレルに合わせてチャンバーパッキンと押しゴムもMaple Leafの物を用意しました。


チャンバーパッキンはMACARON DECEPTICONS 60°です。すでに後継品のSUPERが存在しますが、こちらの方が安かったのでこっちにしました。また、0.25gを使用予定なので若干硬い60°にしています。
というわけでまずはM4を分解していきます。

サイドスリングアダプターのロールピンを抜いてサイドスリングアダプターを取り外します。

ポンチとゴムハンマーでテーパーピンの先端を叩いて取り外し、基部のイモネジを緩めました。

こうすることでフロントサイトを抜き取ることができるようになります。ガスチューブがデルタリングを貫通してアッパーフレームまで伸びているので、アウターバレルを分解するにはフロントサイトを取り外す必要があります。

続けてデルタリングのネジを緩めて取り外しました。これで準備完了です。
それでは組み込んでいこうと思います。

まずはパッキンの側面にある突起をハサミで切断しました。VFCのM4はVSR用のホップパッキンが使用できますが、側面の突起はハマる溝がないので除去する必要があります。

デザインナイフでできるだけ切り取った後はリューターでならして準備完了です。

Crazy Jetのチャンバー側端部にシールテープを巻きました。巻かずに組み立てたところ気密が微妙だったので巻いたほうがいいと思います。

ホップ窓などに掛かる余計な箇所を切除しました。

シールテープの上からパッキンを装着します。パッキンの上からシールテープを巻くより、今回のように間に噛ませたほうが気密が取れると思うのですがどうなんでしょうね?

パッキンに付属していたリングを装着しました。ホールド感がアップしそうですね。

仮置きしてみるとこんな感じです。問題なさそうですね。

押しゴムを純正品から交換しつつ組み立てていきます。チャンバーも交換することを考えましたが、Maple Leafのチャンバーは1度組み立てたら分解が大変そうだったのでVFCの純正品をそのまま使うことにしました。


チャンバーを組み立てたらアウターバレルに押し込みます。

370mmなのでアウターバレルから少しはみ出ています。

アウターバレルとインナーバレルごとアッパーフレームに戻しました。後は分解時と逆の手順で組み立てたら交換は完了です。
というわけで今回はインナーバレル、パッキン、押しゴムをMaple Leafのものに交換してみました。
試しにBB弾を撃ってみましたが、15m離れて12.5cmぐらいの的に結構当たるのでまあいいんじゃないかなと思います。初速も±2ないぐらいの誤差でガスブロ的にはこんなもんかなと思います。インドアサバゲーで運用してみましたが、普通にヒットを取れたので個人的には満足です。
というわけでVFCのM4をとりあえずサバゲに使える状態にしました。ロングレンジでどうなのかはアウトドアサバゲに持ち込んで確認したいところです。今回はここらへんで終わります。

実は中古で入手したこのM4は発射したBB弾が何処に飛んでいくか分からない状況で到底サバゲーで使用できる状態ではありませんでした。15m先で2メートルぐらい散らばります。
仕方がないので初期アフ装備のサバゲーではGHKのAKMSばかり使用していましたが、レールに乗せるタイプのドットサイトやスコープを運用するにはこのM4をなんとかするしかありません。
初速は安定しており弾ポロなどもないため、原因はインナーバレルかなと考え、いい機会なので以前から気になっていたインナーバレルを導入してみます。
というわけで用意したのはMaple Leaf Crazy Jet 370mmです。14.5インチのM4に搭載する場合、ハイダー込みではみ出さないギリギリの長さです。

このCrazy Jetは先端にスリットが入っており、BB弾を撃つ際にスリットから先回りした空気がBB弾を包んで守ってくれるらしいです。

ここがスリットのある先端部分です。どうやら別パーツになっています。よく分かりませんがなんだか面白そうですね。
また、インナーバレルに合わせてチャンバーパッキンと押しゴムもMaple Leafの物を用意しました。


チャンバーパッキンはMACARON DECEPTICONS 60°です。すでに後継品のSUPERが存在しますが、こちらの方が安かったのでこっちにしました。また、0.25gを使用予定なので若干硬い60°にしています。
というわけでまずはM4を分解していきます。

サイドスリングアダプターのロールピンを抜いてサイドスリングアダプターを取り外します。

ポンチとゴムハンマーでテーパーピンの先端を叩いて取り外し、基部のイモネジを緩めました。

こうすることでフロントサイトを抜き取ることができるようになります。ガスチューブがデルタリングを貫通してアッパーフレームまで伸びているので、アウターバレルを分解するにはフロントサイトを取り外す必要があります。

続けてデルタリングのネジを緩めて取り外しました。これで準備完了です。
それでは組み込んでいこうと思います。

まずはパッキンの側面にある突起をハサミで切断しました。VFCのM4はVSR用のホップパッキンが使用できますが、側面の突起はハマる溝がないので除去する必要があります。

デザインナイフでできるだけ切り取った後はリューターでならして準備完了です。

Crazy Jetのチャンバー側端部にシールテープを巻きました。巻かずに組み立てたところ気密が微妙だったので巻いたほうがいいと思います。

ホップ窓などに掛かる余計な箇所を切除しました。

シールテープの上からパッキンを装着します。パッキンの上からシールテープを巻くより、今回のように間に噛ませたほうが気密が取れると思うのですがどうなんでしょうね?

パッキンに付属していたリングを装着しました。ホールド感がアップしそうですね。

仮置きしてみるとこんな感じです。問題なさそうですね。

押しゴムを純正品から交換しつつ組み立てていきます。チャンバーも交換することを考えましたが、Maple Leafのチャンバーは1度組み立てたら分解が大変そうだったのでVFCの純正品をそのまま使うことにしました。


チャンバーを組み立てたらアウターバレルに押し込みます。

370mmなのでアウターバレルから少しはみ出ています。

アウターバレルとインナーバレルごとアッパーフレームに戻しました。後は分解時と逆の手順で組み立てたら交換は完了です。
というわけで今回はインナーバレル、パッキン、押しゴムをMaple Leafのものに交換してみました。
試しにBB弾を撃ってみましたが、15m離れて12.5cmぐらいの的に結構当たるのでまあいいんじゃないかなと思います。初速も±2ないぐらいの誤差でガスブロ的にはこんなもんかなと思います。インドアサバゲーで運用してみましたが、普通にヒットを取れたので個人的には満足です。
というわけでVFCのM4をとりあえずサバゲに使える状態にしました。ロングレンジでどうなのかはアウトドアサバゲに持ち込んで確認したいところです。今回はここらへんで終わります。
2023年06月04日
80年代中盤 米陸軍装備 1 被服編

今回は80年代中盤の米陸軍装備について書きます。

被服についてはこんな感じです。
・ ブラウンの下着
・ BDU ジャケット & トラウザーズ
・ M-65ジャケット & ライナー
・ 靴下
・ ブーツ
・ 帽子、防寒ライナー
・ M-1949 グローブ


下着についてはBrown 436という色が用いられていました。つまるところ茶色です。

左から83年、86年、96年です。個体差はありますが、90年代以降のブラウン下着は80年代のものと比較して赤みが強い印象です。注意が必要ですね。


寒いときは更にサーマルシャツやドロワーズ、5ボタンのセーターを着込みます。

下着の上からBDUのジャケットを着用します。

80年代中盤ということでBDUジャケットは初期の1stモデルです。基本的に左肩に部隊章、両胸ポケットの上にテープが縫い付けられます。襟には階級章を縫い付けるかピンバッジを取り付けます。
20年以上使用された迷彩服なので度々改良されており、1st 2nd 3rdがあります。また、1stモデルについては厚手のノンリップしかないため注意が必要です。

トラウザーズについては初期のモデルのみ可動範囲が広くなるように膝に折り目がありました。ここも年代にこだわる際は注意が必要ですね。

トラウザーズを固定にはオープンバックルの独特なベルトを使用します。


M-65ジャケットもウッドランドの採用に合わせてウッドランド化されました。ライナーを取り付けるとなかなか温かいです。

靴下はODです。官給品はすぐデロデロに伸びます。

ブーツはスピードレースが導入される以前のオールレザーのコンバットブーツです。あるいはODのジャングルブーツとなります。

帽子です。BDUキャップ、レンジャーキャップ、パトロールキャップなど呼ばれています。
この帽子もバリエーションがあり、厚手のものと途中で採用された薄手の夏季用があります。80年代装備なら初期から存在する厚手の方が欲しいですね。

後は一般的な防寒具として防寒ライナーが存在します。こちらは内側がモコモコしており、なおかつ頭をすっぽりと覆う形状なので寒さに強いです。

グローブについてはM-1949グローブが使用されていました。

M-1949グローブは革製のシェルと軍手のインサートで構成されています。
軍手についてはイボイボがない軍手になります。革手についても側面にフックがない古いタイプです。
というわけで80年代中盤装備の被服類の紹介でした。次回はベルトキットなどを紹介しようと思います。