2022年01月29日
BLACKHAWK! Omega VI Assault Holster (Old Gen) (2)
BHIのオメガVIアサルトホルスターを入手しました。

インサートが組み込まれ、更に表面に縫い目の補強が入った改良型モデルです。

初期アフ界隈では02年のODA342での使用例で有名なモデルですね。このタイプを長年探しており、今回ようやく入手することが出来ました。
表と裏はこのようになっております。


タグは少々古いタイプです。

ロゴが小さくなって社名が大きくなった頃のものです。
比較的新しい方の個体ではありますが、レッグストラップはエクステンドではない古いタイプが使用されています。

エクステンドは経年劣化で表面の滑り止めゴムが硬化していまうので、個人的には滑り止めゴムがない旧型の方が好みです。

バックルはKIFCO製です。特にITW製バックルと使用感の違いは感じませんね。
OMEGA VIはEAGLEのSAS Mk5(右)と同様の調節システムを搭載しています。

背面のベルクロ位置を変更することでレッグホルスターとヒップホルスターを切り替え可能な上に高さも細かく調整可能です。
前面にはスモールポーチが縫い付けられており、予備のマガジンを携行可能になっています。

フラップ根本は縫い付けではなくベルクロで固定されているため、この位置を調節することでマガジン以外の細長い物とかも入りそうです。
オメガホルスターは対応機種によりバリエージョンがありますが、今まで入手したモデル同様にこの個体も製造番号のタグなど見分ける手段はありません。

しかし、M9のガスガンをキレイに収めることが来ました。少し長さが足りないような気もしますが、当時の使用例でもこんな感じの写真が残っています。

02年アフガニスタンでの26thMEUとのことですが、OMEGA VI + M9の組み合わせで同じぐらいハミ出しています。
さらに言えばタナカのP226はマトモに入らなかったため、すんなりM9が入ったこの個体はM9用のOMEGA VIであっているのではないかなと思います。
折角なので少し古い方のオメガVIアサルトホルスターと並べてみます。


左が前回のOMEGA VI、右が今回のOMEGA VIです。基本的な構造はほぼ同じですが微妙に細部が異なります。


近くで見れば違いが分かりますが、遠くからだとあまり見分けは付かなそうですね……。

というわけでOMEGA VI Assault Holsterでした。デューティベルトを用いた装備で活用できそうですね。今回はここらへんで終わります。

インサートが組み込まれ、更に表面に縫い目の補強が入った改良型モデルです。

初期アフ界隈では02年のODA342での使用例で有名なモデルですね。このタイプを長年探しており、今回ようやく入手することが出来ました。
表と裏はこのようになっております。


タグは少々古いタイプです。

ロゴが小さくなって社名が大きくなった頃のものです。
比較的新しい方の個体ではありますが、レッグストラップはエクステンドではない古いタイプが使用されています。

エクステンドは経年劣化で表面の滑り止めゴムが硬化していまうので、個人的には滑り止めゴムがない旧型の方が好みです。

バックルはKIFCO製です。特にITW製バックルと使用感の違いは感じませんね。
OMEGA VIはEAGLEのSAS Mk5(右)と同様の調節システムを搭載しています。

背面のベルクロ位置を変更することでレッグホルスターとヒップホルスターを切り替え可能な上に高さも細かく調整可能です。
前面にはスモールポーチが縫い付けられており、予備のマガジンを携行可能になっています。

フラップ根本は縫い付けではなくベルクロで固定されているため、この位置を調節することでマガジン以外の細長い物とかも入りそうです。
オメガホルスターは対応機種によりバリエージョンがありますが、今まで入手したモデル同様にこの個体も製造番号のタグなど見分ける手段はありません。

しかし、M9のガスガンをキレイに収めることが来ました。少し長さが足りないような気もしますが、当時の使用例でもこんな感じの写真が残っています。

02年アフガニスタンでの26thMEUとのことですが、OMEGA VI + M9の組み合わせで同じぐらいハミ出しています。
さらに言えばタナカのP226はマトモに入らなかったため、すんなりM9が入ったこの個体はM9用のOMEGA VIであっているのではないかなと思います。
折角なので少し古い方のオメガVIアサルトホルスターと並べてみます。


左が前回のOMEGA VI、右が今回のOMEGA VIです。基本的な構造はほぼ同じですが微妙に細部が異なります。


近くで見れば違いが分かりますが、遠くからだとあまり見分けは付かなそうですね……。

というわけでOMEGA VI Assault Holsterでした。デューティベルトを用いた装備で活用できそうですね。今回はここらへんで終わります。
2022年01月22日
Benchmade Model 910SCG "STRIKER"
Benchmadeの910CSGです。

アレン・イリシュウィッツ氏がデザインしたコラボモデルです。ブレードはATS-34、ライナーはチタン、ハンドルはG-10で構成されています。

表と裏はこのようになっています。


ブレードを展開するとこのようになります。


握ってみるとこんな感じです。


ハンドル部はシンプルな形状ではありますが、人差し指が掛かる部分に切り欠きがあり、側面がゆるくカーブしているため握りやすく感じます。


また、裏面のパネルにはネジ穴部にステンレス製ネジ穴が埋め込まれており、これまでのモデルで弱点となっていた分解結合に伴うG-10ハンドルの劣化が防止されるように改善されています。
ブレードの表面にはBenchmadeのロゴと社名、デザイナーであるアレン・イリシュウィッツ氏のロゴが印字されています。


ロゴは蝶の内部が"Benchmade"ではなく、”Bali-Song”だった頃の古いモデルです。文字がはみ出していないのでシンプルですね。
また、910SCGは通常の910系と異なり、片面だけに刃があるチゼルグラインドタイプとなっています。

表面はサテン仕上げなのでカクカクしている上にピカピカなのでインパクトがありますね。
折角なのでCQC7/CQC-7と比較するために並べてみました。


まずは同ベンチメイド製のCQC7ことModel 970です。

ここで気づいた方もいるかも知れませんが、910SCGはCQC7とは逆方向に刃が付いています。


つまり、右利きが握った際に刃がある面が表側に来るようなります。

ここに惹かれて910SCGを入手しました。削る作業などで表側に刃が来るので扱いやすそうです。
次はEmerson Knives社のCQC-7B SFSと並べてみました。


どちらも商品説明は"サテン仕上げ"ですが、エマーソンのCQC-7は半つや消しといった風ですね。

戦場で兵士が使う場合は910SCGはギラギラ反射するので使いにくいかもしれませんが、コレクションとして見ると特徴があって魅力的です。
ついでに自分が持っているCQC-7の中で一番気に入っているCQC-7B-BBと並べてみました。

どちらも雰囲気があっていいですね。
という訳でBenchmadeの910CSGでした。

一見無骨な見た目ですが、触ってみると各部の作りは細かく、動作もスムーズでかなりいいナイフだと思います。絶版になってしまったのが残念です。
今回はここらへんで終わります。

アレン・イリシュウィッツ氏がデザインしたコラボモデルです。ブレードはATS-34、ライナーはチタン、ハンドルはG-10で構成されています。

表と裏はこのようになっています。


ブレードを展開するとこのようになります。


握ってみるとこんな感じです。


ハンドル部はシンプルな形状ではありますが、人差し指が掛かる部分に切り欠きがあり、側面がゆるくカーブしているため握りやすく感じます。


また、裏面のパネルにはネジ穴部にステンレス製ネジ穴が埋め込まれており、これまでのモデルで弱点となっていた分解結合に伴うG-10ハンドルの劣化が防止されるように改善されています。
ブレードの表面にはBenchmadeのロゴと社名、デザイナーであるアレン・イリシュウィッツ氏のロゴが印字されています。


ロゴは蝶の内部が"Benchmade"ではなく、”Bali-Song”だった頃の古いモデルです。文字がはみ出していないのでシンプルですね。
また、910SCGは通常の910系と異なり、片面だけに刃があるチゼルグラインドタイプとなっています。

表面はサテン仕上げなのでカクカクしている上にピカピカなのでインパクトがありますね。
折角なのでCQC7/CQC-7と比較するために並べてみました。


まずは同ベンチメイド製のCQC7ことModel 970です。

ここで気づいた方もいるかも知れませんが、910SCGはCQC7とは逆方向に刃が付いています。


つまり、右利きが握った際に刃がある面が表側に来るようなります。

ここに惹かれて910SCGを入手しました。削る作業などで表側に刃が来るので扱いやすそうです。
次はEmerson Knives社のCQC-7B SFSと並べてみました。


どちらも商品説明は"サテン仕上げ"ですが、エマーソンのCQC-7は半つや消しといった風ですね。

戦場で兵士が使う場合は910SCGはギラギラ反射するので使いにくいかもしれませんが、コレクションとして見ると特徴があって魅力的です。
ついでに自分が持っているCQC-7の中で一番気に入っているCQC-7B-BBと並べてみました。

どちらも雰囲気があっていいですね。
という訳でBenchmadeの910CSGでした。

一見無骨な見た目ですが、触ってみると各部の作りは細かく、動作もスムーズでかなりいいナイフだと思います。絶版になってしまったのが残念です。
今回はここらへんで終わります。
2022年01月19日
BLACKHAWK! Snap Shoot Assault Sling

BHI製のスナップシュートアサルトスリングを入手しました。

3ポイントスリングですが固定するためのバックルもなく非常にシンプルな構造です。

タグは少々古いロゴと社名が印字されたタイプです。

ショルダーパッドの両端がエラステックバンドで結ばれています。この間に体を通し、たすき掛けの要領で装備することで安定して長物を吊ることができます。


先端はシンプルなループ状、後端はストックにフィットさせる形で固定する形状となっています。
00年代当時の公式サイトではM16A2のフロントサイトとストックの後部にそれぞれ取り付けられた写真が使用見本として掲載されていました。

また、ストック用のアダプターは独立していて取り外すことが可能です。
それでは手持ちのVFC M4に取り付けていこうと思います。

先端は再度スリングアダプター……

後端はストック後端に通して……

完成です。シンプルな形状なのでサイレントスリングと同じ感覚で取り付けることが出来ました。
ただ、フルサイズのライフルにも対応しているためかM4に取り付けるとかなり余ります。ダクトテープ等で端末処理したほうがリアルかもしれませんね。

余談ですが、ショルダーパッドの外側に縫い付けてあるためタグは常に露出位置にあります。緑色がアクセントになっていいですね。

というわけで"Snap Shoot Assault Sling"でした。試しに体に通して構えたりしてみましたが、3ポイントスリングだけあって安定して銃を保持することができます。
今までは2ポイントスリングを首に通していましたが、ハンドガンに切り替える際にどうしても首に負担がかかり気になっていました。このスリングなら切り替えもスムーズに出来そうです。
今回はここらへんで終わります。
2022年01月16日
BlackHawk! Concealed Shoulder Holster

Blcackhawk社のショルダーホルスター"Concealed Shoulder Holster"を入手しました。

タグは擦れていて見えにくいですが、少し古い鳥と文字ロゴが併記されているタイプです。

下部には"02"と文字があります。商品番号が40SH"02"BKであり、同時期に40SH"00"BKという別のショルダーホルスターも存在していたため識別用の"02"なのかもしれません。
ショルダーホルスターは背中に当たる部分で左右に分割して肩幅を調整できる構造となっており、半分にスペアのマガジンポーチ、もう半分に拳銃を収めるホルスターが配置されています。

このパネルの左右、ホルスターのサムブレイク部の表裏、マグポーチの上下をそれぞれ入れ替えることで左利き用に組み替えることが可能です。
また、ホルスターとマグポーチの下部にはそれぞれストラップが取り付けられています。

先端のループをベルトに接続することでホルスターをガッチリ固定することが出来ます。
ホルスターはオメガVIを切り取ってきたような形状です。


内部にはタロンフレックス製のインサートが組み込まれ補強されています。

また、このホルスターに関しては対応モデルという縛りはありません。当時の商品説明にも"ほとんどの自動拳銃に対応"とあります。サムブレイク部を調整することでフィットさせる形です。
早速なのでM9を入れてみます。

確かにサムブレイク部を調整することで綺麗に収めることが出来ました。試着して抜き差ししてみましたが、汎用ホルスターの割には結構スムーズに使用できます。
次はスペアマガジンポーチ部分です。

形状は一般的なマガジンポーチといった感じですが、留め具に関してはベルクロではなくドットボタンとなっています。
フラップは根本のベルクロで位置を調整でき、収納するマガジンの長さに合わせてポーチの長さを変更することが可能です。


試しにM9のガスマガジンを入れてみました。前述の通り特定の対応モデルが無いため汎用的なポーチのはずですが、かなりタイトな作りです。M9より太いマガジンは入らないかもしれません……。
余談ですが初期アフでもショルダーホルスターの使用例は残っています。
01年カンダハルでの米陸軍特殊部隊とのことです。ただ、この写真だけではメーカーまでは特定できませんね。ブラックホークだと思いたいところですが……。

似た角度で撮影してみました。作りの特徴的にはブラックホークのホルスターのような気がしますが断定はできませんね。
また、ブラックホーク製品だったとしても"Angle Draw Shoulder Holster"というホルスター部分が斜め45度下向きになるように配置されているモデルも存在し(これが40SH00BK)、マガジンポーチ部分の構造は同一なのでどちらかは判断不可能です。
まあ、初期アフ装備のアクセントとして使用するのもありなのではないかなと思います。
01年11月のアフガニスタンです。左の隊員はELCSの下にショルダーホルスターを着用していますね。マグポのフラップにボタンが埋め込まれている影が見えるのでBHIのものではなさそうですが、着こなしの参考になりそうです。
ただ、使用例のように下を固定していない状態だとサバゲのような動き回りながら何回も抜き差しするような状況ではバタつきそうですね。
下部のストラップをデューティベルトと接続したり、タックインしてトラウザーズベルトと接続したりして固定したほうが使用しやすいかもしれません。

余談ですが、最初の民生品のショルダーホルスターを着用していた隊員の左に座っている隊員は官給のレザー製ショルダーホルスターを装備しています。
わざわざ官給品を使っているとなるとショルダーホルスターにもそれだけのメリットがあるのかもしれませんね。
という訳で"Concealed Shoulder Holster"でした。

サバゲで実際の使用感も確かめてみたいところですね。今回はここら辺で終わります。
2022年01月01日
Buck Nighthawk
Buck社のナイトホークです。

01年のデモンストレーションでシールズ隊員が使用していたことで有名なシースナイフですね。


ブレードの長さは6 1/2インチ、グリップを含めた全長は11 1/4インチと比較的大きなナイフです。
ブレード部分をアップで撮影してみました。黒染めでキレイですね。


表面には社名とモデル名、そして製造年を示す刻印が入っています。98年製なので00年代装備にぴったりですね。

このナイトホークは中古品なのですが、どうも前オーナーによって研ぎ直されているようです。


未使用のナイフも美しいですが、ミリタリーのコレクションと考えると実際に使われていた形跡のあるナイフも使用感が出ていい雰囲気ですね。
次はハンドルを見ていきます。

ハンドルはZytel-ST801とAlcrynで構成されており、力が入るグリップ前部とサムランプに弾性があって握りやすくなっています。


表面の凹凸がアクセントでいい感じです。ただ、柔らかい部分は加水分解しそうで怖いですね。


握りしめてみるとこんな感じです。丁度いいサイズ感です。

シースはナイフに合わせたシンプルな形状です。


裏面もさっぱりしており、体に巻きつけて固定するためのレッグストラップなどもありません。

内部には樹脂製のインサートが固定されており、ハンドルの留め具を使わなくてもナイフを固定することが可能です。

ガッチリテンションが掛かっており、傾けただけではビクともしません。なかなか使いやすそうです。
さて、こちらのナイトホークですが初期アフでも使用例が残っています。
01年カンダハルの米陸軍特殊部隊とのことですが左奥の隊員がナイトホークらしいナイフを装備していることが分かりますね。位置的にベルトではなくオメガベストのパラコード部に取り付けてあるようです。

似た角度で写真を撮ってみました。特徴的なBuckの三角形ロゴとグリップの形状が一致しますし、ナイトホークだと考えられます。

Buckのロゴマークをアップで撮影してみました。見分けやすい形状は使用例を探す上で助かりますね。
という訳でBuckのナイトホークでした。

当時の陸軍特殊装備だけでなく海軍特殊装備でも使用できるため幅広い装備に合わせることが出来そうです。今回はここらへんで終わります。

01年のデモンストレーションでシールズ隊員が使用していたことで有名なシースナイフですね。


ブレードの長さは6 1/2インチ、グリップを含めた全長は11 1/4インチと比較的大きなナイフです。
ブレード部分をアップで撮影してみました。黒染めでキレイですね。


表面には社名とモデル名、そして製造年を示す刻印が入っています。98年製なので00年代装備にぴったりですね。

このナイトホークは中古品なのですが、どうも前オーナーによって研ぎ直されているようです。


未使用のナイフも美しいですが、ミリタリーのコレクションと考えると実際に使われていた形跡のあるナイフも使用感が出ていい雰囲気ですね。
次はハンドルを見ていきます。

ハンドルはZytel-ST801とAlcrynで構成されており、力が入るグリップ前部とサムランプに弾性があって握りやすくなっています。


表面の凹凸がアクセントでいい感じです。ただ、柔らかい部分は加水分解しそうで怖いですね。


握りしめてみるとこんな感じです。丁度いいサイズ感です。

シースはナイフに合わせたシンプルな形状です。


裏面もさっぱりしており、体に巻きつけて固定するためのレッグストラップなどもありません。

内部には樹脂製のインサートが固定されており、ハンドルの留め具を使わなくてもナイフを固定することが可能です。

ガッチリテンションが掛かっており、傾けただけではビクともしません。なかなか使いやすそうです。
さて、こちらのナイトホークですが初期アフでも使用例が残っています。
01年カンダハルの米陸軍特殊部隊とのことですが左奥の隊員がナイトホークらしいナイフを装備していることが分かりますね。位置的にベルトではなくオメガベストのパラコード部に取り付けてあるようです。

似た角度で写真を撮ってみました。特徴的なBuckの三角形ロゴとグリップの形状が一致しますし、ナイトホークだと考えられます。

Buckのロゴマークをアップで撮影してみました。見分けやすい形状は使用例を探す上で助かりますね。
という訳でBuckのナイトホークでした。

当時の陸軍特殊装備だけでなく海軍特殊装備でも使用できるため幅広い装備に合わせることが出来そうです。今回はここらへんで終わります。