2021年11月07日
BLACKHAWK! OMEGA ENHANCED M-16 DROP MAG POUCH
BHI社のオメガ エンハンスド M-16 ドロップ マグポーチです。

初期アフ装備でお馴染みのレッグポーチですね。


表と裏はこの様になっています。

タグは緑色のタグです。
このポーチは背面上部に取り付けられたストラップをベルトに通すことでレッグポーチとして運用可能です。

内部はベルクロが縫い付けられており、BTS及び類似の固定方式を持つデューティベルトに対してはガッチリ固定することができます。
また、根本はコキカンで固定してあるだけなのでストラップを取り外すことも可能であり、その場合は背面のスロットにアリスクリップ等を取り付けることでベルトマウントポーチとして使用できます。

上のストラップの内側にスロットが縫い付けられていることが分かりますね。
1ポケットに2本の計4本までSTANAGマガジンを収納可能です。

仕切りがあるためマガジンがポーチ内で暴れず、ノーマルのM-16マグポーチと比較してカチャカチャ音が鳴りにくくなっています。

また、もう一つの改良点としてマガジンを保持するエラスティックバンドが追加されました。

フラップを開いた状態でも横からのテンションがかかるためマガジンが脱落しないようになっています。

実際にマガジンを入れるとこんな感じです。使用例だとこのエラスティックバンドに小物を挟んでたりしますね。
後はこの個体はレッグストラップがエンハンスドタイプですね。

ノーマルの"オメガ レッグストラップ"はペナペナしたナイロンウェビングでしたが、"オメガ エンハンスド レッグストラップ"は編み込まれたレッグストラップに滑り止めのゴムが取り付けられており豪華な仕上がりになっています。

ただ、このエンハンスドレッグストラップは表面のゴムが経年劣化で割れ/硬化が起こりボロボロ剥がれ落ちるという難点があります。この個体もゴムは機能していませんね。

劣化したゴムがポロポロして邪魔なのでレッグストラップだけ剥ぎ取りました。使用する際は他の個体からストラップ持ってきて合体させたいですね。
折角なのでM-16 マグポーチと比較していこうと思います。

並べてみるとM-16 マグポーチより一回り大きいですね。自分の所有しているM-16マグポーチは4本用ではなく2本用ではないかという疑惑がありますが、やはり2本用なのかもしれません。

まあ、本体にポーチ名が書いていない以上結論は出ないのですが……。これを解決するには4本用か2本用と明記している旧型ポーチの新品を入手して比較しないと無理そうですね。
その他の違いとしては"エンハンスド"になり追加された仕切りとエラスティックバンドの有無ですね。
特にエラスティックバンドについては外観からも分かりやすく、当時の使用例を再現するためにインシュロックを引っ掛けたりしたいならこの有無は重要に思えます。
ついでに折角なので通常のレッグストラップとエンハンスド レッグストラップも比較していきます。
といっても今回のエンハンスドレッグストラップはボロボロなので手持ちの綺麗な個体と比較していきます。

レッグストラップの本体のナイロンテープ部自体もゴツくなっており、それに加え滑り止めのゴムが縫い付けられているため豪華な印象を受けますね。

ポーチへ固定する根本部についてもエンハンスドストラップの方がゴツいテープで補強されており耐久性がありそうに感じます。
さて、比較が終わったところでそしてここからが本題ですが、00年のカタログを読んでいると前回のオメガ M-16 マグポーチと今回のオメガ エンハンスド M-16 ドロップ マグポーチは改良型ではあるものの別モデルであるということが判明しました。
商品説明欄曰く、マガジンポーチ内部に仕切りと脱落防止用のエラスティックバンドを外側に追加したモデルが"エンハンスド"バージョンのようですが、エンハンスドが発売された後も仕切りとバンドがないノーマルバージョンは継続してカタログに掲載されていました。
となると、初期アフで使用例をよく見かけるレッグマガジンポーチはM-16マグポーチの方ではなく、今回入手したエンハンスド M-16 ドロップ マグポーチということになります。
当時の公式サイト(2002年)では元モデルもエンハンスドモデルも同じ写真で掲載されていたため見落としていましたが、カタログの方ではしっかりと写真も違うものが載っていました。
というわけで初期アフで使用例が散見されるレッグマガジンポーチはこちらの方だということになりますね。このマガジンポーチは使用例も多いですし色々な装備で活用していきたいところです。今回はここらへんで終わります。

初期アフ装備でお馴染みのレッグポーチですね。


表と裏はこの様になっています。

タグは緑色のタグです。
このポーチは背面上部に取り付けられたストラップをベルトに通すことでレッグポーチとして運用可能です。

内部はベルクロが縫い付けられており、BTS及び類似の固定方式を持つデューティベルトに対してはガッチリ固定することができます。
また、根本はコキカンで固定してあるだけなのでストラップを取り外すことも可能であり、その場合は背面のスロットにアリスクリップ等を取り付けることでベルトマウントポーチとして使用できます。

上のストラップの内側にスロットが縫い付けられていることが分かりますね。
1ポケットに2本の計4本までSTANAGマガジンを収納可能です。

仕切りがあるためマガジンがポーチ内で暴れず、ノーマルのM-16マグポーチと比較してカチャカチャ音が鳴りにくくなっています。

また、もう一つの改良点としてマガジンを保持するエラスティックバンドが追加されました。

フラップを開いた状態でも横からのテンションがかかるためマガジンが脱落しないようになっています。

実際にマガジンを入れるとこんな感じです。使用例だとこのエラスティックバンドに小物を挟んでたりしますね。
後はこの個体はレッグストラップがエンハンスドタイプですね。

ノーマルの"オメガ レッグストラップ"はペナペナしたナイロンウェビングでしたが、"オメガ エンハンスド レッグストラップ"は編み込まれたレッグストラップに滑り止めのゴムが取り付けられており豪華な仕上がりになっています。

ただ、このエンハンスドレッグストラップは表面のゴムが経年劣化で割れ/硬化が起こりボロボロ剥がれ落ちるという難点があります。この個体もゴムは機能していませんね。

劣化したゴムがポロポロして邪魔なのでレッグストラップだけ剥ぎ取りました。使用する際は他の個体からストラップ持ってきて合体させたいですね。
折角なのでM-16 マグポーチと比較していこうと思います。

並べてみるとM-16 マグポーチより一回り大きいですね。自分の所有しているM-16マグポーチは4本用ではなく2本用ではないかという疑惑がありますが、やはり2本用なのかもしれません。

まあ、本体にポーチ名が書いていない以上結論は出ないのですが……。これを解決するには4本用か2本用と明記している旧型ポーチの新品を入手して比較しないと無理そうですね。
その他の違いとしては"エンハンスド"になり追加された仕切りとエラスティックバンドの有無ですね。
特にエラスティックバンドについては外観からも分かりやすく、当時の使用例を再現するためにインシュロックを引っ掛けたりしたいならこの有無は重要に思えます。
ついでに折角なので通常のレッグストラップとエンハンスド レッグストラップも比較していきます。
といっても今回のエンハンスドレッグストラップはボロボロなので手持ちの綺麗な個体と比較していきます。

レッグストラップの本体のナイロンテープ部自体もゴツくなっており、それに加え滑り止めのゴムが縫い付けられているため豪華な印象を受けますね。

ポーチへ固定する根本部についてもエンハンスドストラップの方がゴツいテープで補強されており耐久性がありそうに感じます。
さて、比較が終わったところでそしてここからが本題ですが、00年のカタログを読んでいると前回のオメガ M-16 マグポーチと今回のオメガ エンハンスド M-16 ドロップ マグポーチは改良型ではあるものの別モデルであるということが判明しました。
商品説明欄曰く、マガジンポーチ内部に仕切りと脱落防止用のエラスティックバンドを外側に追加したモデルが"エンハンスド"バージョンのようですが、エンハンスドが発売された後も仕切りとバンドがないノーマルバージョンは継続してカタログに掲載されていました。
となると、初期アフで使用例をよく見かけるレッグマガジンポーチはM-16マグポーチの方ではなく、今回入手したエンハンスド M-16 ドロップ マグポーチということになります。
当時の公式サイト(2002年)では元モデルもエンハンスドモデルも同じ写真で掲載されていたため見落としていましたが、カタログの方ではしっかりと写真も違うものが載っていました。
というわけで初期アフで使用例が散見されるレッグマガジンポーチはこちらの方だということになりますね。このマガジンポーチは使用例も多いですし色々な装備で活用していきたいところです。今回はここらへんで終わります。
2021年01月23日
BLACKHAWK! OMEGA GAS MASK POUCH BLACK (Old Gen)
BHI社のレッグガスマスクポーチを入手しました。

表と裏はこんな感じです。


裏にIVS(ゴツゴツクッション)が存在しない頃の旧型ですね。
タグも少し古い感じの鳥+文字タイプです。

前回のホルスター同様の横長な中タグです。
それでは各部を見ていこうと思います。
ガスマスクを入れるメインのポーチは2つのバックルで蓋を固定するシンプルな方式です。

両脇のベロはM1956フィールドパックを彷彿とさせますね。
中にはサブのポケットなどはなく、単純に大きいポーチとなっています。
バックルのウェビングは端部の余りをベルクロで固定可能です。

端末処理要らずで便利そうですね。そういえばレッグマガジンポーチにも同じ機能が搭載されていました。
サイドにはスモールポーチが縫い付けられています。

M40/M42ガスマスクポーチだとサイドポーチはデコンキット用なのですが、これに関してはカタログいわくハンドカフポーチとかユーティリティポーチらしいです。
官給のガスマスクポーチは腰や胴体に回して固定する独特なストラップですが、今回のポーチは通常のレッグポーチ同様にベルトに吊ってレッグストラップで固定する形となります。

レッグストラップは間にコキカンが挟まれているタイプです。ベルトループと分離してベルトポーチにできるタイプのレッグポーチで見かける構造ですね。
因みにですが、前回のホルスター同様に上の方のループの押さえは外れます。もしかするとこれがデフォルトなのかもしれません。

レッグストラップはオメガホルスターやレッグマガジンポーチ同様に滑り止めがない旧型ストラップです。

バックルは00年でした。写真はありませんがメインポケットの小型バックルも同様に00年です。
このレッグストラップを太ももに回して固定することでバタつきを防止できます。
ただ、ショルダーストラップを用いることで肩がけも可能ですし、同年代に見られたベルクロ式ループも搭載されているので直接ベルトに固定することも可能です。
ショルダーストラップは背面のDカンに引っ掛ける形です。

ベルクロ式ループはいつものBTSです。

BTSは内側にオスのベルクロが縫い付けられているため、メスのベルクロが縫い付けられているベルトにガッチリ固定可能です。
因みにですが、体に当たる面にクッションが入っているため、重量物を入れても普通のポーチよりつけ心地は良いかもしれません。
ガスマスクを持ってないのでこれぐらいしか書けませんね。まあ、00年代の米軍で使用例あるため違和感なく装備に混ぜれそうですし、サバゲにおいては使用済みマガジンを放り込むダンプポーチ的な役割に丁度いいかもいしれません。活用していきたいところです。
今回はここらへんで終わります。

表と裏はこんな感じです。


裏にIVS(ゴツゴツクッション)が存在しない頃の旧型ですね。
タグも少し古い感じの鳥+文字タイプです。

前回のホルスター同様の横長な中タグです。
それでは各部を見ていこうと思います。
ガスマスクを入れるメインのポーチは2つのバックルで蓋を固定するシンプルな方式です。

両脇のベロはM1956フィールドパックを彷彿とさせますね。
中にはサブのポケットなどはなく、単純に大きいポーチとなっています。
バックルのウェビングは端部の余りをベルクロで固定可能です。

端末処理要らずで便利そうですね。そういえばレッグマガジンポーチにも同じ機能が搭載されていました。
サイドにはスモールポーチが縫い付けられています。

M40/M42ガスマスクポーチだとサイドポーチはデコンキット用なのですが、これに関してはカタログいわくハンドカフポーチとかユーティリティポーチらしいです。
官給のガスマスクポーチは腰や胴体に回して固定する独特なストラップですが、今回のポーチは通常のレッグポーチ同様にベルトに吊ってレッグストラップで固定する形となります。

レッグストラップは間にコキカンが挟まれているタイプです。ベルトループと分離してベルトポーチにできるタイプのレッグポーチで見かける構造ですね。
因みにですが、前回のホルスター同様に上の方のループの押さえは外れます。もしかするとこれがデフォルトなのかもしれません。

レッグストラップはオメガホルスターやレッグマガジンポーチ同様に滑り止めがない旧型ストラップです。

バックルは00年でした。写真はありませんがメインポケットの小型バックルも同様に00年です。
このレッグストラップを太ももに回して固定することでバタつきを防止できます。
ただ、ショルダーストラップを用いることで肩がけも可能ですし、同年代に見られたベルクロ式ループも搭載されているので直接ベルトに固定することも可能です。
ショルダーストラップは背面のDカンに引っ掛ける形です。

ベルクロ式ループはいつものBTSです。

BTSは内側にオスのベルクロが縫い付けられているため、メスのベルクロが縫い付けられているベルトにガッチリ固定可能です。
因みにですが、体に当たる面にクッションが入っているため、重量物を入れても普通のポーチよりつけ心地は良いかもしれません。
ガスマスクを持ってないのでこれぐらいしか書けませんね。まあ、00年代の米軍で使用例あるため違和感なく装備に混ぜれそうですし、サバゲにおいては使用済みマガジンを放り込むダンプポーチ的な役割に丁度いいかもいしれません。活用していきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
2020年04月05日
BLACKHAWK! OMEGA M-16 MAG POUCH
Blackhawk Industriesのオメガ M16 マグポーチを入手しました。

初期アフ等の00年代前半の米軍にて使用例を見かけるポーチですね。


表裏はこのような感じです。
裏面にIVSのパネル(蒸れ防止の溝つきのクッション)も無くシンプルです。バックルも97年製ですし、古いモデルのようです。

タグは鳥+文字タイプの旧タグですが、メイドイン韓国バージョンですね。先日のタロンフレックスマグポと同じタイプです。
内部にはM16等の30連STANAGマガジンが丁度2本×2本入ります。

ただ、1ポケットに2本入れるとフラップがカバーしきれませんね。ベルクロの調整範囲も超えてしまいます。
当時は2本用ポーチと4本用ポーチが存在していたようですので、もしかしたら2本用ポーチなのかもしれません。その割には4本入るのは気になるところですが……。
使用例でもこの状態の写真残ってますし、特にマガジンが詰まって抜けない訳でもないので問題は無いかなと思います。
因みにですが、このモデルより後のモデルでは側面からマガジンを保持するゴムバンドとマガジンを分ける仕切りが追加されました。
レッグストラップはただのウェビングです。

後年ではラバーのコーティングによりズレ防止機能が追加されましたが、古いモデルはそんな便利では無いようです。
背面には上方向にループが備えられており、これをピストルベルトやデューティベルトに通すことで腰からぶら下げることが可能です。

6004等のレッグホルスターと同じ構造ですね。
ただ、6004のループにはベルトの外側にベルクロオスがあったのに対し、このポーチはベルトの内側にくる部分にベルクロオスにあるためデューティベルト内側のベルクロにくっつけて位置を固定可能です。横ずれしないのは嬉しいですね。
因みに、ストラップに隠れていますが、下にはアリスクリップ取付可能なベースが隠れています。

ストラップ類を全て取り外すとノーマルなポーチとしてピストルベルトに取り付け可能なようです。ここらへんはEAGLEのレッグポーチ類とかと変わりませんね。
以下は初期アフでの使用例です。

02年5月の3rdSFGです。ゴムバンドがあるように見えるため、今回の個体より一世代後のモデルのようですが……。まあ、オーパーツなら矛盾が生じるかもですが、古い分は問題はないのではないでしょうか。
使用例でも蓋はパツパツなので安心してマガジンを4本押し込めますね。
レッグマグポが手に入ったことで、装備の組み合わせのバリエーションを増やせそうです。
今回はここらへんで終わります。
-------------------------------------------追記-------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------------------
バックルの年代が見たいとのことでしたので追加します。

97年かと思われます。

初期アフ等の00年代前半の米軍にて使用例を見かけるポーチですね。


表裏はこのような感じです。
裏面にIVSのパネル(蒸れ防止の溝つきのクッション)も無くシンプルです。バックルも97年製ですし、古いモデルのようです。

タグは鳥+文字タイプの旧タグですが、メイドイン韓国バージョンですね。先日のタロンフレックスマグポと同じタイプです。
内部にはM16等の30連STANAGマガジンが丁度2本×2本入ります。

ただ、1ポケットに2本入れるとフラップがカバーしきれませんね。ベルクロの調整範囲も超えてしまいます。
当時は2本用ポーチと4本用ポーチが存在していたようですので、もしかしたら2本用ポーチなのかもしれません。その割には4本入るのは気になるところですが……。
使用例でもこの状態の写真残ってますし、特にマガジンが詰まって抜けない訳でもないので問題は無いかなと思います。
因みにですが、このモデルより後のモデルでは側面からマガジンを保持するゴムバンドとマガジンを分ける仕切りが追加されました。
レッグストラップはただのウェビングです。

後年ではラバーのコーティングによりズレ防止機能が追加されましたが、古いモデルはそんな便利では無いようです。
背面には上方向にループが備えられており、これをピストルベルトやデューティベルトに通すことで腰からぶら下げることが可能です。

6004等のレッグホルスターと同じ構造ですね。
ただ、6004のループにはベルトの外側にベルクロオスがあったのに対し、このポーチはベルトの内側にくる部分にベルクロオスにあるためデューティベルト内側のベルクロにくっつけて位置を固定可能です。横ずれしないのは嬉しいですね。
因みに、ストラップに隠れていますが、下にはアリスクリップ取付可能なベースが隠れています。

ストラップ類を全て取り外すとノーマルなポーチとしてピストルベルトに取り付け可能なようです。ここらへんはEAGLEのレッグポーチ類とかと変わりませんね。
以下は初期アフでの使用例です。

02年5月の3rdSFGです。ゴムバンドがあるように見えるため、今回の個体より一世代後のモデルのようですが……。まあ、オーパーツなら矛盾が生じるかもですが、古い分は問題はないのではないでしょうか。
使用例でも蓋はパツパツなので安心してマガジンを4本押し込めますね。
レッグマグポが手に入ったことで、装備の組み合わせのバリエーションを増やせそうです。
今回はここらへんで終わります。
-------------------------------------------追記-------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------------------------------
バックルの年代が見たいとのことでしたので追加します。

97年かと思われます。