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Posted by ミリタリーブログ at

2021年09月20日

Spyderco Endura

 スパイダルコ社製のエンデューラを入手しました。




 収納状態の表と裏はこのようになっています。





 ブレードを展開するとこんな感じです。



 クリップ形状とブレードの刻印からGen1に相当する古いモデルであることがわかります。


 それでは各部を見ていきます。



 グリップはザイテル製です。



 中央にはスパイダルコのロゴマークを囲むように製品名である"ENDURA"とクリップ付きナイフを示す"CLIPIT"の文字が刻まれています。



 裏面には一体型のクリップが備えられており、ベルト等へ取り付けることが可能です。



 このクリップは破損しやすかったらしく厚くなったり幅広くなったり改良が加えられましたが、最終的に金属製クリップに置き換えられました。


 ブレードはステンレス製です。



 フルセレーションで非常に厳ついですね。



 後部には特徴的なサムホールが備えられています。





 両面の刻印です。G-2はブレードの材質を表していますが、実際は銀紙1号のことを示しています。

 スパイダルコが銀紙1号の名前を使えなかった時期は"G-2"が刻印され、名前が使えるようになると"GIN-1"と刻印されるようになったそうです。

 因みにですが銀紙1号はサビに強いらしいです。フルセレーションなのも合わせて水辺での作業に力を発揮しそうですね。




 全長及びブレード長についてはEmersonのRavenと同じくらいですね。






 USサイズ8の自分にとっては握りやすく、長さも手頃で良いサイズ感です。



 同じスパイダルコのドラゴンフライと並べるとこんな感じです。親子ぐらいのサイズ差があります。



 シースナイフであるSOGのSEAL PUPとSEAL2000と並べてみました。PUPよりブレードは短くグリップは長いといったところです。

Embed from Getty Images

 02年アフガニスタンでの米軍特殊部隊とのことです。左奥の隊員が装備している6004ですが、レッグストラップにクリップ付きのナイフが装備されていることがわかります。



 このように並べて見比べるとエンデューラにそっくりですね。小さく写っているのもあり断言できませんが、リベット位置やナイフの大きさ、各部形状的にエンデューラではないかなと思います。

 若干使用例のほうがクリップの横幅が大きいように見えますが、改良後のエンデューラのクリップは横に大きくなるのでその頃のモデルではないかなと思います。



 分解してブレードを取り出すなどは出来ないのでサバゲ時のアクセサリー等には装備できそうにありませんが、初期アフアイテムとしてコレクションしていこうと思います。

 今回はここらへんで終わります。



  


Posted by スプリング at 20:57Comments(0)ナイフSpyderco