2020年04月26日
CAMELBAK THERMOBAK OLD GEN BLACK
旧型のTHERMOBAKを購入しました。前回のTHERMOBAKより1つ前の先代モデルとなります。
表と裏はこんな感じです。
裏面のクッションに関しては光の反射で白く見えているのではなく、実際に白と黒の糸の混紡です。オシャレですね。
こちら00年のSEALで使用例がある個体かと思い購入したのですが、届いた後によく見てみると使用例がある個体とは別物でした……(SEALで使用例があった個体は更に古いTHERMOBAKのようです)。残念です。
といっても、使用例が無いというわけではありません。
02年3月の海軍特殊とのことです。手前の装備でシルエットが隠れ気味ですが、上が角ばっているのとロゴの位置とデザインから今回の個体であることが読み取れますね。
また、陸軍特殊においても4039さんが紹介されていた"Taleban Patrol"の26:11付近にて存在が確認できます。(何回もリンク貼って申し訳ないですが……)
これなら安心して装備に組み込めますね。
さて、それでは各部を見ていきます。
このタイプのTHERAMOBAKは上端の一辺が丸ごとベルクロで開閉できる口となっているのが特徴です。ここからリザーバータンクを出し入れする形となります。
また、後継機種ではホース専用の小孔がありましたが、この頃の個体にはそういった穴はないため、この口からホースを引っ張り出します。
こんな感じです。うーん。ベルクロでホースのカバーが傷まないか心配ですね……。
折角ですので、次代のTHERMOBAKと比較して違うポイントを探していこうと思います。
次代は真ん中が若干絞られていたり、上端にRがかかっていたりと複雑な形状ですが、今回の個体はシンプルな四角形ですね。
また、バックルの大きさや形状も異なります。
次代では無地のバックルですが、こちらに関しては今回の個体の方がロゴの刻印付きで豪華です。
因みにですが、このバックルの製造年は98年でした。次代のバックルは99年でしたので一年違いですね。
中身のコーティングに関しては見る限り特に違いは見当たらないですね。肌触りも大差ありません。性能に関しては差はないのかもしれませんね。
ロゴについても違いはありません。どちらも力強い旧ロゴとなっています。
外面に関してはなんというかマイナーチェンジな感じでしたが、バルブやタンクといったハイドレーションらしい部分に関しては大きな違いがあります。
まずはバルブです。左が今回付属してきたバルブ、右は次代に付属してきたバルブである『ビッグバイトバルブ』です。
次代を入手した時点では何がビッグなのか分かりませんでしたが、先代を入手してみると確かに大きくなっていますね。
また、タンクに関しては蓋の形状が大きく異なります。
先代はただの押し込み式のキャップですが、次代ではネジが切られた蓋になっています。
現行のTHERMOBAKや官給のハイドレーションでもネジ式の蓋のため、今回の個体のような押し込み式キャップは何かデメリットがあったのかもしれませんね。
装備に合わせてみました。丸っこいフォルムの次代は比較的装備に馴染む印象でしたが、角張った先代はあまり馴染まないですね。そこが魅力的で素敵です。
良い背負いものをゲットできて満足です。今回はここらへんで終わります。
表と裏はこんな感じです。
裏面のクッションに関しては光の反射で白く見えているのではなく、実際に白と黒の糸の混紡です。オシャレですね。
こちら00年のSEALで使用例がある個体かと思い購入したのですが、届いた後によく見てみると使用例がある個体とは別物でした……(SEALで使用例があった個体は更に古いTHERMOBAKのようです)。残念です。
といっても、使用例が無いというわけではありません。
02年3月の海軍特殊とのことです。手前の装備でシルエットが隠れ気味ですが、上が角ばっているのとロゴの位置とデザインから今回の個体であることが読み取れますね。
また、陸軍特殊においても4039さんが紹介されていた"Taleban Patrol"の26:11付近にて存在が確認できます。(何回もリンク貼って申し訳ないですが……)
これなら安心して装備に組み込めますね。
さて、それでは各部を見ていきます。
このタイプのTHERAMOBAKは上端の一辺が丸ごとベルクロで開閉できる口となっているのが特徴です。ここからリザーバータンクを出し入れする形となります。
また、後継機種ではホース専用の小孔がありましたが、この頃の個体にはそういった穴はないため、この口からホースを引っ張り出します。
こんな感じです。うーん。ベルクロでホースのカバーが傷まないか心配ですね……。
折角ですので、次代のTHERMOBAKと比較して違うポイントを探していこうと思います。
次代は真ん中が若干絞られていたり、上端にRがかかっていたりと複雑な形状ですが、今回の個体はシンプルな四角形ですね。
また、バックルの大きさや形状も異なります。
次代では無地のバックルですが、こちらに関しては今回の個体の方がロゴの刻印付きで豪華です。
因みにですが、このバックルの製造年は98年でした。次代のバックルは99年でしたので一年違いですね。
中身のコーティングに関しては見る限り特に違いは見当たらないですね。肌触りも大差ありません。性能に関しては差はないのかもしれませんね。
ロゴについても違いはありません。どちらも力強い旧ロゴとなっています。
外面に関してはなんというかマイナーチェンジな感じでしたが、バルブやタンクといったハイドレーションらしい部分に関しては大きな違いがあります。
まずはバルブです。左が今回付属してきたバルブ、右は次代に付属してきたバルブである『ビッグバイトバルブ』です。
次代を入手した時点では何がビッグなのか分かりませんでしたが、先代を入手してみると確かに大きくなっていますね。
また、タンクに関しては蓋の形状が大きく異なります。
先代はただの押し込み式のキャップですが、次代ではネジが切られた蓋になっています。
現行のTHERMOBAKや官給のハイドレーションでもネジ式の蓋のため、今回の個体のような押し込み式キャップは何かデメリットがあったのかもしれませんね。
装備に合わせてみました。丸っこいフォルムの次代は比較的装備に馴染む印象でしたが、角張った先代はあまり馴染まないですね。そこが魅力的で素敵です。
良い背負いものをゲットできて満足です。今回はここらへんで終わります。
2019年10月27日
CAMELBAK H.A.W.G MAXIMUM GEAR BLACK
また旧型のCAMELBAKを入手しました。
H.A.W.Gですね。Molleのウェビングが搭載されてない頃のモデルです。
前後はこのようになってます。ゴツいですね。結構な荷物が入りそうです。
使用例です。02年の25歩兵師団ですが、左の方が背負ってますね。このように米軍でも使われていました。ちなみにNSNは8465-01-396-9922です。
それでは各部を見ていきます。
腰のバックリには製造番号の刻印があります。98年製造なのでしょうか? 90年代末期製造の個体なのかもしれませんね。
00年のカタログにもこのモデルの記載があります。
表にはモジュラーアサルトパック同様のバックルが2つ取り付けられています。というか、ショルダーストラップがある以外はモジュラーアサルトパックそっくりですね。
ちなみに内側にハイドレーションが入ります。そのため、外側の大型ポケットと小型ポケットはそのまま道具入れに使用できます。
古いモデルですので、ロゴも2世代前の力強いバージョンです。ちなみにこのタイプのH.A.W.Gには力強いロゴとそうでないロゴの2バージョンがあるのでそこら辺を拘る人は注意が必要です。
また、ロゴの下のウェビングに関しては正規の用途が不明ですが、ALICEクリップの装備を取付可能です。
軍隊向けのカタログにH.A.W.Gが記載されていることを見るに、LC系に対応できるよう縫い付けられているのかもしれません。
ただ、内側にベルクロがあったりするので別の用途もあるかもしれませんね。
こちらの縦ウェビングに関しては全く検討が付きません。ALICEクリップが付かないこともないですが、不安定ですしなにか別のプラットフォームなのでしょうか……。
先日のTHERMOBAKと比較するとこんな感じです。大きさも異なりますが、何より厚みがだいぶ違いますね。
ショルダーはかなりそっくりですが、THARMO BAKの方が一回り小さいです。また、本来はH.A.W.Gのショルダーにはチェストストラップが付属しているのでその点も異なりますね。(今回の個体では欠品でしたが……。)
というわけでCAMELBAKのH.A.W.Gでした。00年代装備に使っていきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
H.A.W.Gですね。Molleのウェビングが搭載されてない頃のモデルです。
前後はこのようになってます。ゴツいですね。結構な荷物が入りそうです。
使用例です。02年の25歩兵師団ですが、左の方が背負ってますね。このように米軍でも使われていました。ちなみにNSNは8465-01-396-9922です。
それでは各部を見ていきます。
腰のバックリには製造番号の刻印があります。98年製造なのでしょうか? 90年代末期製造の個体なのかもしれませんね。
00年のカタログにもこのモデルの記載があります。
表にはモジュラーアサルトパック同様のバックルが2つ取り付けられています。というか、ショルダーストラップがある以外はモジュラーアサルトパックそっくりですね。
ちなみに内側にハイドレーションが入ります。そのため、外側の大型ポケットと小型ポケットはそのまま道具入れに使用できます。
古いモデルですので、ロゴも2世代前の力強いバージョンです。ちなみにこのタイプのH.A.W.Gには力強いロゴとそうでないロゴの2バージョンがあるのでそこら辺を拘る人は注意が必要です。
また、ロゴの下のウェビングに関しては正規の用途が不明ですが、ALICEクリップの装備を取付可能です。
軍隊向けのカタログにH.A.W.Gが記載されていることを見るに、LC系に対応できるよう縫い付けられているのかもしれません。
ただ、内側にベルクロがあったりするので別の用途もあるかもしれませんね。
こちらの縦ウェビングに関しては全く検討が付きません。ALICEクリップが付かないこともないですが、不安定ですしなにか別のプラットフォームなのでしょうか……。
先日のTHERMOBAKと比較するとこんな感じです。大きさも異なりますが、何より厚みがだいぶ違いますね。
ショルダーはかなりそっくりですが、THARMO BAKの方が一回り小さいです。また、本来はH.A.W.Gのショルダーにはチェストストラップが付属しているのでその点も異なりますね。(今回の個体では欠品でしたが……。)
というわけでCAMELBAKのH.A.W.Gでした。00年代装備に使っていきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
2019年08月07日
CAMELBAK THERMOBAK MAXIMUM GEAR BLACK
旧型のCAMELBAK THERMOBAKを入手しました。
背面ハンドルも無ければ側面にDカンどころか分割線すら無いシンプルな表面がいいですね。ゴツいMULEやHAWGとかとも違い、ポケットも無いのでかなりスマートです。
新品がお手頃価格で出品されていたためついつい購入してしまいました。CAMELBAKはチューブに直接口をつける装備ですから、新品に惹かれるのは仕方がないことですね。あと中古だと名前の書き込みや邪魔なパーツの切り取り、経年劣化とかありますし、そこら辺を心配しなくて良いのも魅力です。
01年の75thレンジャーですが、右の方が背中に装備されてますね。このように00年代前半の米軍で使用例をたまに見かけます。ちなみに黒色のNSNは8465-01-396-9917です。
表裏はこんな感じで、本体の入れ口であるジッパー部分とチューブを出すための穴以外はCAMELBAKのロゴしか無いというかなりのシンプルさです。
しかし、ショルダーに関してはこの旧タイプの方が後のTHERMOBAKより裁縫が複雑ですね。
スポンジも入っており、同時期のMULEやHAWGなどと似た形状で豪華です。後のTHRMOBAKはただのウェビングになってしまったのはコスト削減なのでしょうか……。
CAMELBAKのロゴはMAXIMUM GEARの書体が力強いバージョンです。後継の華奢なバージョンや現行の若干おしゃれになったバージョンよりこちらの方が強そうですね。MAXIMUMの響き的に、旧ロゴのほうが似合うのではないでしょうか。
中身はこんな感じです。普通ですね。
ただ、飲み口がシンプルです。蓋やレバーなどの手で操作するものが一切ありません。
で、ここから話が変わるのですが、このCAMELBAKは未使用品であったため、当時のチラシなどそのまま付属してきました。
特に左のカタログが興味深いですね。2000年当時の軍隊及び法執行機関向けカタログらしいです。いや、ホントこれは嬉しいサプライズです。
当然ながら旧型のTHERMOBAKも記載されています。黒や3Cは今でもたまにヤフオクなどに出ますが、ウッドランドは全然見ませんね。まあ、たまに見かけるウッドランドのMULEを見る限り、ODのテープは劣化による退色が凄まじいので売り物になるレベルの物があまり残ってないのかもしれません……。
左は米軍でも使用例を見るような気がするCAMELBAKです。STORMって名前だったんですね……。右は市場でも使用例でも見かけないですね。
他にはMULEとかも載ってます。
この頃のODとか2歩で使用例あるので欲しい所ですが、売ってるのすら見かけない……。そしてWLと同じテープな色からして発見しても凄い退色してそうです……。
とりあえず、ここらへんは00年時点で存在していたらしいです。初期アフ装備とかの写真を読み取る際の参考になりそうですね。民生品はコロコロモデルチェンジするので、こういった年代のわかるカタログは助かります。
今回はここらへんで終わります。
背面ハンドルも無ければ側面にDカンどころか分割線すら無いシンプルな表面がいいですね。ゴツいMULEやHAWGとかとも違い、ポケットも無いのでかなりスマートです。
新品がお手頃価格で出品されていたためついつい購入してしまいました。CAMELBAKはチューブに直接口をつける装備ですから、新品に惹かれるのは仕方がないことですね。あと中古だと名前の書き込みや邪魔なパーツの切り取り、経年劣化とかありますし、そこら辺を心配しなくて良いのも魅力です。
01年の75thレンジャーですが、右の方が背中に装備されてますね。このように00年代前半の米軍で使用例をたまに見かけます。ちなみに黒色のNSNは8465-01-396-9917です。
表裏はこんな感じで、本体の入れ口であるジッパー部分とチューブを出すための穴以外はCAMELBAKのロゴしか無いというかなりのシンプルさです。
しかし、ショルダーに関してはこの旧タイプの方が後のTHERMOBAKより裁縫が複雑ですね。
スポンジも入っており、同時期のMULEやHAWGなどと似た形状で豪華です。後のTHRMOBAKはただのウェビングになってしまったのはコスト削減なのでしょうか……。
CAMELBAKのロゴはMAXIMUM GEARの書体が力強いバージョンです。後継の華奢なバージョンや現行の若干おしゃれになったバージョンよりこちらの方が強そうですね。MAXIMUMの響き的に、旧ロゴのほうが似合うのではないでしょうか。
中身はこんな感じです。普通ですね。
ただ、飲み口がシンプルです。蓋やレバーなどの手で操作するものが一切ありません。
で、ここから話が変わるのですが、このCAMELBAKは未使用品であったため、当時のチラシなどそのまま付属してきました。
特に左のカタログが興味深いですね。2000年当時の軍隊及び法執行機関向けカタログらしいです。いや、ホントこれは嬉しいサプライズです。
当然ながら旧型のTHERMOBAKも記載されています。黒や3Cは今でもたまにヤフオクなどに出ますが、ウッドランドは全然見ませんね。まあ、たまに見かけるウッドランドのMULEを見る限り、ODのテープは劣化による退色が凄まじいので売り物になるレベルの物があまり残ってないのかもしれません……。
左は米軍でも使用例を見るような気がするCAMELBAKです。STORMって名前だったんですね……。右は市場でも使用例でも見かけないですね。
他にはMULEとかも載ってます。
この頃のODとか2歩で使用例あるので欲しい所ですが、売ってるのすら見かけない……。そしてWLと同じテープな色からして発見しても凄い退色してそうです……。
とりあえず、ここらへんは00年時点で存在していたらしいです。初期アフ装備とかの写真を読み取る際の参考になりそうですね。民生品はコロコロモデルチェンジするので、こういった年代のわかるカタログは助かります。
今回はここらへんで終わります。