2021年08月29日
EAGLE SAS M-16 MAGAZINE POUCH
EAGLE社製のSAS M-16 マガジンポーチを入手しました。
表と裏はこのようになっています。
タグは布製になる前の樹脂製のタグです。
バックルの生産年が92年なのと合わせて見るとそこそこ古いモデルのようです。
正面のポケットには1本ずつ、計2本のSTANAGマガジンが収まります。
次は各部の構造を見ていきます。
2つの角カンにベルクロ付きウェビングを通し、折り返して固定するという古いEAGLE製品に見られるレッグストラップです。ガッチリ固定できます。
上部にはヒップポーチの高さで固定できる留め具とレッグポーチの高さで固定できる留め具がそれぞれ取り付けられています。どちらも取り外し可能です。
レッグストラップの下にはアリスクリップを取付可能なベースが縫い付けられているため、上部の留め具を取り外してベルトポーチとしても使用可能です。
こちら当時のタグも付属していました。
貴重な資料ですね。
折角なのでBHIのOMEGA M-16 MAG POUCHと比較してみます。
バックルの年代をそのまま受け取れば92年と97年と5年の差があります。
色味についてはBHIの方が薄いです。ただ、これは前回のスペシャルオペレーションズホルスターを比較した際でもアメリカ製と韓国製では韓国製のほうが色が薄かったので韓国製BHIナイロンの特徴なのかもしれません。
メインとなるマガジンポーチですが、フラップについては特に違いがありません。
縫い目もソックリですね。
ポケット部はそれなりに違いがあり、BHIの方が浅くフチのバイアステープが大きいです。
ポケットの裁縫自体もEAGLEは根本でマチを作っているのに対し、BHIは立体的に縫われています。
レッグポーチやヒップポーチとして使用する際の留め具の固定方式も異なります。EAGLEが四角カンに対しBHIはコキカンです。BHIの方は取り外しにくですね……。
また、レッグポーチ→ヒップポーチへの切り替えにEAGLEは上部の留め具を取り外すのに対し、BHIはそのままベルクロの位置を変更するだけで調整できます。この構造の違いからBHIの方が細かく位置を調整できます。EAGLEはMK3ホルスター、BHIはMK5ホルスターに似た固定方式ですね。
あとはレッグストラップですが、EAGLEが複雑な折返し式なのに対しBHIはシンプルなバックル式です。使用例を見ていると休憩中らしき場面ではレッグポーチのバックルを外していたりするため、そういった面ではBHIの方が便利かもしれません。
構造が似ていることで有名なEAGLEとBHIのナイロン製品ですが、実際に入手して比較してみると割と違いがあるのが面白いですね。
というわけでSAS M-16 MAG POUCHでした。MK5ホルスターのような同様のレッグストラップを持つ古い装備と合わせて使用すると統一感が出せていいかもしれません。活用していたいところです。今回はここらへんで終わります。
2021年08月08日
EAGLE SAS MK5 HOLSTER
EAGLEのSAS MK5 HOLSTERを入手しました。
表と裏はこのようになっています。
タグは古いEAGLE製品に見られる樹脂製の硬いタグです。
布製タグもいいですが、この樹脂タイプもなかなかにアジがあります。
このMK5は中型オート用とのことですが、WAのM9がジャストで納まります。
試しにP226も入れたら入ったので、P226の装備に使うのも良さそうですね。
45口径用のMK5も入手したので並べてみます。
ホルスターのサイズだけでなく、表面の補強らしい縫い目の位置も異なりますね。ホルスター単体で出品されているときはここらへんで判別できそうです。
銃のロックはサムブレイクストラップとその外側にあるベルクロ式のセーフティストラップで行います。
カイデックス製のインサートやリテンションストラップといったロック機構がないシンプルな構造となっています。
レッグストラップは折り返してベルクロで固定します。古いタイプですね。
バックル式と異なりワンタッチでの着脱はできませんが、不意に外れたりしにくそうですね。
このタイプのナイロンホルスターお馴染みの前面ポーチには、やはり予備のマガジンが収まります。
というわけで似たサイズのマルチツール等も収まります。便利ですね。
さて、旧式レッグストラップタイプのMK5ですが初期アフ装備でも登場します。
01年アフガニスタンの米軍特殊部隊とのことです。左足にMK5らしいホルスターを確認できます。
こちらも01年アフガニスタンです。キャプションによれば米軍とイギリス軍の特殊部隊とのことですが、右から2番目の隊員がMK5らしいホルスターを装備しています。
ただ、よく見るとホルスター下部にバックルのメスが垂れているのが見えますね。別バージョンのMK5-ABNのようです。拳銃を固定できるようにバックル式ストラップが追加された個体ですね。このストラップがあると製品名に-ABNが付きます。
こちらはMK3-ABNですが、追加ストラップはこんな感じです。締め付ける構造なのでサムブレイクが不意に外れても拳銃の脱落を防止します。
因みにですが、MK5とMK3を並べるとこんな感じです。(MK3は98年バックルと比較的新しい個体なので微妙に生産年に開きがあります。)
MK5とMK3の違いは背面にあり、MK5は背面が大きなベルクロ式ループになっていて位置を自由に調整でき、MK3はアタッチメントでレッグとヒップを切り替えるため細かな位置は調整できません。
また、レッグストラップはMK5の方が2本と数が多いです。ただ、これについては上部のストラップを取り外すことでMK3のように1本にもできます。
その他については特に大きな違いは見当たりませんでした。サムブレイク部も同様に体に来る側のストラップにだけ硬めのインサートが入っていてロック開閉の操作がしやすくなっています。
BHIのオメガVIアサルトホルスターと並べるとこのような感じです。
並べてみるとシルエットが似ていますね。
ただ、よく見るとオメガホルスターはサムブレイクストラップの両方とホルスター本体にそれぞれインサートが仕込まれてたりとわりと違いがあったりします。
個人的にはMK5の方が抜き差ししやすく感じます。(初めて入手したタクティカルホルスターだから馴染みがあるだけかもしれません。)
シンプルな構造に加え大手EAGLEの製品ですし色々な装備に合わせることができそうです。活用していきたいですね。
今回はここらへんで終わります。
2021年02月27日
Eagle ナイフシース デラックス
Eagleのナイフシースを入手しました。商品名は"Knife Sheath Deluxe"です。
表と裏はこのようになっています。
タグは布製の小さなタイプが縫い付けられていました。
裏側にはベルクロ式のベルトループが備えられており、ここを通すことでベルトに固定することが可能です。
ただ、写真の通り内側にはベルクロオスの縫い付けはありません。普通のデューティベルト用装具とはことなり、ベルトにガッチリ固定することはできないようです。
上部には専用のレッグエクステンダーを取り付け可能な金具が縫い付けられています。
ここに専用のエクステンダーを装備することでレッグナイフシースとして使用することも可能です。
他にも接続に使用できそうな小さな鳩目やウェビングの輪っかなどが各部に点在しています。
いまいち用途ははっきりしませんが、アイディア次第で装備に取り付けができそうです。
因みにですが、脚部にシースを固定するストラップはベルクロで固定されているだけなので簡単に外れます。
腰から吊りたいだけのときはこの状態で運用するのも良さそうですね。
前面には小さなポケットが縫い付けられています。サイズとしてはハンドガンのマガジンが入る程度です。つまりライトやマルチツールなどがスムーズに入る丁度いいサイズですね。
シース内部にはカイデックスらしい樹脂が挿入されており、適度なテンションでナイフを保持することが可能です。
さらに樹脂の表面は生地でコーティングされており、ナイフを傷つけないようにできています。細かな作りですね。ここらへんがデラックスなのかもしれません。
さて、このナイフシースはKA-BAR用ということで購入しましたが、自分はKA-BARを持っていません。
KA-BARは長さ7"のため、それ以内のナイフであれば入りそうです。
というわけで入りそうなナイフを用意しました。
Buck社のロングセラーモデル"ナイトホーク"です。90年代に発売され現在も根強い人気を誇るモデルです。片刃のいかにもナイフといったワイルドな見た目に加え、グリップの一部に軟質樹脂を採用することで握りやすい面白いナイフです。00年代初期の装備を集めている方からすると01年Sealでの使用例が有名かもしれません。
650の右の刻印"\"は1994年製を示しています。Buckは毎年刻印が変わるので年代にこだわりたいマニアの心強い味方ですね。
イボイボしたところと背面の一部が柔らかい樹脂です。握り心地は悪くないですが、若干ベタベタ気味。27年前に製造されたので加水分解が始まっているようです。
純正シースは足に巻きつけるストラップなどもなくかなりシンプルですが、シース内部に樹脂製のインサートが入っており使い勝手は悪くなさそうです。
ただ、足に固定したいなら民生シースを使用していても違和感はないのかなと思います。というわけでナイトホークを入れてみます。長さは7"もありません(大体15cm程度)が、そこそこ長いので入りそうです。
入りました。グリップが太いのか留め具がやけに硬いですが、それ以外は幅も厚さもピッタリです。収まりがいいですしとくに違和感はないかなと思います。
初期アフで使用例があるナイフといえば純正シースのコールドスチールやSOGのイメージがありますが、隊員によって持ち込む私物は変わりますし、民生シースやBuckのナイフを装備に合わせても問題は無いのではないでしょうか? まあ、いい感じに活用していきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
2021年02月14日
EAGLE トリプルマガジンポーチ いろいろ
今回はEAGLEのトリプルマガジンポーチについて書きます。
複数個ありますが、どれもベルトに取り付けるトリプルマガジンポーチなので1つに纏めました。
まずはインサートなどがないシンプルなマガジンポーチです。
左は"MPP 45/6"、右は"DMP-3"です。違いは裏面の構造で、MPP 45/6はBDUベルトなどに対応したシンプルなベルトループとアリスクリップ用のウェビング、DMP-3はデューティベルト対応のベルクロ式ループでベルトに取付可能です。
MPP 45/6は布製タグ、DMP-3は旧型の樹脂製タグです。バックルなど年代を判別する手段がないのではっきりしませんが00年代初期と90年代でしょうか。EAGLEの旧タグは古さを感じさせないデザインがいいですよね。
ベルクロ式ループの構造はBHIのBTSと同様です。内側にベルクロオスがあるので、デューティベルトや民生ピストルベルトのようなベルクロメスを備えたベルトにはガッチリと固定できる特徴があります。
肝心のポーチ部分は非常にシンプルです。ダブルカラムのM9用マガジンもしっかり収まります。
また、マガジンサイズの小物であればマルチツールやフラッシュライトのような小物も収納可能です。小物類を纏めるのにも良さそうですね。
インサートなしのマグポーチについては、他にもDMP-3の亜種でフラップの長さをマガジンの長さに合わせて変更可能な"DMP-3A"というモデルも存在しています。外見上の違いとしてはフラップにドットボタンとベロが取り付けられています。(残念ながら未入手です)
ついでに手持ちのBHIトリプルマガジンポーチと並べてみました。
左上は"デューティ ピストル マガジンポーチ(フラップ固定式)"、左下は"デューティ ピストル マガジンポーチ(フラップ可変式)"です。
表だけを見るとあんまり見分けが付きませんね……。どう使い分けるかは悩みどころです。
次は"DMP-TCS-3"です。
背面にベルクロ式ループを備え、デューティベルトを始めとした各種装備に取付可能です。
タグはMPP 45/6と同様の布タグです。これもそこそこ新しそうです。
蓋がありませんが、前面の4つのネジを締めることでマガジンにテンションが掛かり脱落を防ぐ仕組みです。なかなかユニークな構造です。
DMP-TCS-3は初期アフでODA961でV1ベスト(TAC-V1-NU-A)に取り付けていた使用例で有名なモデルですね。
また、同部隊の写真ですが右の両手を上げている隊員は腰にこのポーチを取り付けて運用していたようです。普通にベルトポーチとして初期アフ装備に使用してみるのもいいかもしれませんね。
最後は"DMP-3-FB"です。
カイデックスインサートを備えているため蓋を閉めなくてもマガジンを固定でき、尚且つ蓋を閉めることもできる二重構造のマガジンポーチです。
ただ、残念ながら自分の所有する個体は黒は3個全部、ODは右端のインサートがそれぞれ脱落しています。
そのため、オープントップとして使用できるのはODの2ポケットのみです。ODはともかく、黒の方は使うとしたらフラップを閉じて普通のマガジンポーチとして使ったほうが手っ取り早そうです。
因みにですが、黒の方はインサートがない状態で9mmのマガジンがジャストです。手持ちのクリップを入れると逆にマガジンが入らなくなったので.45のような細いマガジン用のポーチなのかなと思われます。
ODの方はクリップ込みで9mmマガジンがジャストです。こっちはM9やP226用のようです。
折角なのでBHIのタロンフレックス トリプルマガジンポーチと並べてみました。若干構造が違うのが面白いですね。使用感としてはBHIのほうが抜きやすく感じましたが個体差かもしれません。
ODA961ではカイデックス系のトリプルマガジンポーチもV1ベストに取り付けている写真が残っていますが、メーカーまではわかりませんね……。ベストに合わせてEAGLEだったのかもしれませんが、ベルトキットBHIの方もいますしなんともです。
というわけで手持ちのEAGLE(とおまけにBHI)のトリプルマガジンポーチでした。
気づいたらいろいろなマグポーチが集まっていました。ここまで来たら折角なのでDMP-3Aも入手したいところです。今回はここらへんで終わります。
複数個ありますが、どれもベルトに取り付けるトリプルマガジンポーチなので1つに纏めました。
まずはインサートなどがないシンプルなマガジンポーチです。
左は"MPP 45/6"、右は"DMP-3"です。違いは裏面の構造で、MPP 45/6はBDUベルトなどに対応したシンプルなベルトループとアリスクリップ用のウェビング、DMP-3はデューティベルト対応のベルクロ式ループでベルトに取付可能です。
MPP 45/6は布製タグ、DMP-3は旧型の樹脂製タグです。バックルなど年代を判別する手段がないのではっきりしませんが00年代初期と90年代でしょうか。EAGLEの旧タグは古さを感じさせないデザインがいいですよね。
ベルクロ式ループの構造はBHIのBTSと同様です。内側にベルクロオスがあるので、デューティベルトや民生ピストルベルトのようなベルクロメスを備えたベルトにはガッチリと固定できる特徴があります。
肝心のポーチ部分は非常にシンプルです。ダブルカラムのM9用マガジンもしっかり収まります。
また、マガジンサイズの小物であればマルチツールやフラッシュライトのような小物も収納可能です。小物類を纏めるのにも良さそうですね。
インサートなしのマグポーチについては、他にもDMP-3の亜種でフラップの長さをマガジンの長さに合わせて変更可能な"DMP-3A"というモデルも存在しています。外見上の違いとしてはフラップにドットボタンとベロが取り付けられています。(残念ながら未入手です)
ついでに手持ちのBHIトリプルマガジンポーチと並べてみました。
左上は"デューティ ピストル マガジンポーチ(フラップ固定式)"、左下は"デューティ ピストル マガジンポーチ(フラップ可変式)"です。
表だけを見るとあんまり見分けが付きませんね……。どう使い分けるかは悩みどころです。
次は"DMP-TCS-3"です。
背面にベルクロ式ループを備え、デューティベルトを始めとした各種装備に取付可能です。
タグはMPP 45/6と同様の布タグです。これもそこそこ新しそうです。
蓋がありませんが、前面の4つのネジを締めることでマガジンにテンションが掛かり脱落を防ぐ仕組みです。なかなかユニークな構造です。
DMP-TCS-3は初期アフでODA961でV1ベスト(TAC-V1-NU-A)に取り付けていた使用例で有名なモデルですね。
また、同部隊の写真ですが右の両手を上げている隊員は腰にこのポーチを取り付けて運用していたようです。普通にベルトポーチとして初期アフ装備に使用してみるのもいいかもしれませんね。
最後は"DMP-3-FB"です。
カイデックスインサートを備えているため蓋を閉めなくてもマガジンを固定でき、尚且つ蓋を閉めることもできる二重構造のマガジンポーチです。
ただ、残念ながら自分の所有する個体は黒は3個全部、ODは右端のインサートがそれぞれ脱落しています。
そのため、オープントップとして使用できるのはODの2ポケットのみです。ODはともかく、黒の方は使うとしたらフラップを閉じて普通のマガジンポーチとして使ったほうが手っ取り早そうです。
因みにですが、黒の方はインサートがない状態で9mmのマガジンがジャストです。手持ちのクリップを入れると逆にマガジンが入らなくなったので.45のような細いマガジン用のポーチなのかなと思われます。
ODの方はクリップ込みで9mmマガジンがジャストです。こっちはM9やP226用のようです。
折角なのでBHIのタロンフレックス トリプルマガジンポーチと並べてみました。若干構造が違うのが面白いですね。使用感としてはBHIのほうが抜きやすく感じましたが個体差かもしれません。
ODA961ではカイデックス系のトリプルマガジンポーチもV1ベストに取り付けている写真が残っていますが、メーカーまではわかりませんね……。ベストに合わせてEAGLEだったのかもしれませんが、ベルトキットBHIの方もいますしなんともです。
というわけで手持ちのEAGLE(とおまけにBHI)のトリプルマガジンポーチでした。
気づいたらいろいろなマグポーチが集まっていました。ここまで来たら折角なのでDMP-3Aも入手したいところです。今回はここらへんで終わります。
2020年05月03日
BLACKHAWK! CQB リガーズレスキューベルト & EAGLE IER-1ベルト
BHIとEAGLEのラペリングベルトについて書きます。
こちら初期アフで使用例があるラペリングなどが可能なベルトですね。ゴツい三角カンがチャームポイントです。
とりあえずはそれぞれ見ていきます。
こっちはEAGLEのIER-1ベルトです。クイックアクションVリング(三角カン)にカラビナを通すことでラペリングができるとのことです。IERは"INSTRUCTOR'S EMERGENCY RAPPELLING BELT"の略らしいです。
因みに、"-1"はベルト端部にベルクロがあるバージョンとのことです。ベルト端部にベルクロがない個体は-1が無い"IERベルト"になります。更に、IER-1ベルトの金具部分が"目"みたいな四角形の金具になっている個体は"IER-2ベルト"なんだそうです。ややこしいですね。
タグは90年代までの樹脂タグです。古い個体ですね。
で、こっちがBHIのCQB リガーズ レスキューベルト(以下CQBベルト)です。
バリエーションが有るEAGLEのIERベルトに対し、BHIのCQBベルトはこの形状のみの一本勝負です。分かりやすくていいですね。
ただ、フリーサイズのIERベルトに対してこちらはサイズ展開がありRとLがあります。しかし、今回の個体は何処にもサイズの印字がないですね……。
まあ、フリーサイズのIER-1ベルトと比較すると短い(画像左がCQBベルト)ため、Rサイズなのかもしれませんね。もはや判別する手段がないため断定はできませんが……。
タグは鳥タグです。こちらも90年代後半までのタグなので古い個体となります。
サクッと外観を確認したところで、比較しながら各部を見ていこうかと思います。
機能面での違いは特に無いようです。まあ、ただのベルトですし仕方ないかもしれません。
三角カンをベルクロ付きのフラップで固定する仕組みも変わりませんね。
また、違いがあるかと思っていたカラビナを通す金具の刻印はよく見ると同じ内容です。4桁の数字は違いますが、製造番号ぽいですね。
同じ会社の物ということでしょうか? デューティベルトの際はバックルの形状の違いで見分けることが可能でしたが、同じ金具となると見分けるのは困難です……。
しかし、見分けることができるポイントが1箇所だけありました。
上がCQBベルト、下がIER-1ベルトです。三角カンとコキカンのスペースが異なりますね。CQBベルトの方が間隔があります。
ただ、ざっとネットで調べてみたところ、TAC-TやLBTのラペリングベルトは間隔が小さく、逆にTAGは間隔が大きいようです。どの会社も大体同じ形状ですし、ここで見分けるのも厳しいですね……。
内側に関しては端部のベルクロ部分が若干違うぐらいでしょうか。
BHIの方がベルクロのサイズが小さいですね。実際に試着した際もベルクロ固定の安定感はEAGLEの方がガッチリしていると感じました。
ただ、前述の通りEAGLEもベルクロがないIERベルトを出していたため、この部分はそんなに重要では無さそうですね。
後はCQBベルトの方が硬いナイロンで出来てるように感じます。IER-1ベルトのほうが靭やかですね。まあ、IER-1ベルトが使い込まれていて柔らかくなっているだけとかかもしれないですが……。
実際に手にとって比較してみましたが、分かりやすい違いは三角カンとコキカンの間隔ぐらいしか外からわかるポイントは無かったですね……。うーん。
まあ、初期アフだとBHIの装具の使用例が多いですが、EAGLEの装具も使用例チラホラありますし、どちらも違和感はないのかなと思います。
装備にIER-1ベルトを組み込んでみました。こういうゴツいベルトを装備すると特殊部隊感が出てきていいですね。ベルトが丸見えになるタックインスタイルの場合はかなり良い雰囲気を放ちそうです。
ただ、金具があるだけ重いですね……。サバゲなど長時間つけっぱなしになる場面では軽量な官給オープンバックルベルトの方が体に優しいかもしれません。
まあ、装備の情報量を増やせる装備なので満足です。今回はここらへんで終わります。
こちら初期アフで使用例があるラペリングなどが可能なベルトですね。ゴツい三角カンがチャームポイントです。
とりあえずはそれぞれ見ていきます。
こっちはEAGLEのIER-1ベルトです。クイックアクションVリング(三角カン)にカラビナを通すことでラペリングができるとのことです。IERは"INSTRUCTOR'S EMERGENCY RAPPELLING BELT"の略らしいです。
因みに、"-1"はベルト端部にベルクロがあるバージョンとのことです。ベルト端部にベルクロがない個体は-1が無い"IERベルト"になります。更に、IER-1ベルトの金具部分が"目"みたいな四角形の金具になっている個体は"IER-2ベルト"なんだそうです。ややこしいですね。
タグは90年代までの樹脂タグです。古い個体ですね。
で、こっちがBHIのCQB リガーズ レスキューベルト(以下CQBベルト)です。
バリエーションが有るEAGLEのIERベルトに対し、BHIのCQBベルトはこの形状のみの一本勝負です。分かりやすくていいですね。
ただ、フリーサイズのIERベルトに対してこちらはサイズ展開がありRとLがあります。しかし、今回の個体は何処にもサイズの印字がないですね……。
まあ、フリーサイズのIER-1ベルトと比較すると短い(画像左がCQBベルト)ため、Rサイズなのかもしれませんね。もはや判別する手段がないため断定はできませんが……。
タグは鳥タグです。こちらも90年代後半までのタグなので古い個体となります。
サクッと外観を確認したところで、比較しながら各部を見ていこうかと思います。
機能面での違いは特に無いようです。まあ、ただのベルトですし仕方ないかもしれません。
三角カンをベルクロ付きのフラップで固定する仕組みも変わりませんね。
また、違いがあるかと思っていたカラビナを通す金具の刻印はよく見ると同じ内容です。4桁の数字は違いますが、製造番号ぽいですね。
同じ会社の物ということでしょうか? デューティベルトの際はバックルの形状の違いで見分けることが可能でしたが、同じ金具となると見分けるのは困難です……。
しかし、見分けることができるポイントが1箇所だけありました。
上がCQBベルト、下がIER-1ベルトです。三角カンとコキカンのスペースが異なりますね。CQBベルトの方が間隔があります。
ただ、ざっとネットで調べてみたところ、TAC-TやLBTのラペリングベルトは間隔が小さく、逆にTAGは間隔が大きいようです。どの会社も大体同じ形状ですし、ここで見分けるのも厳しいですね……。
内側に関しては端部のベルクロ部分が若干違うぐらいでしょうか。
BHIの方がベルクロのサイズが小さいですね。実際に試着した際もベルクロ固定の安定感はEAGLEの方がガッチリしていると感じました。
ただ、前述の通りEAGLEもベルクロがないIERベルトを出していたため、この部分はそんなに重要では無さそうですね。
後はCQBベルトの方が硬いナイロンで出来てるように感じます。IER-1ベルトのほうが靭やかですね。まあ、IER-1ベルトが使い込まれていて柔らかくなっているだけとかかもしれないですが……。
実際に手にとって比較してみましたが、分かりやすい違いは三角カンとコキカンの間隔ぐらいしか外からわかるポイントは無かったですね……。うーん。
まあ、初期アフだとBHIの装具の使用例が多いですが、EAGLEの装具も使用例チラホラありますし、どちらも違和感はないのかなと思います。
装備にIER-1ベルトを組み込んでみました。こういうゴツいベルトを装備すると特殊部隊感が出てきていいですね。ベルトが丸見えになるタックインスタイルの場合はかなり良い雰囲気を放ちそうです。
ただ、金具があるだけ重いですね……。サバゲなど長時間つけっぱなしになる場面では軽量な官給オープンバックルベルトの方が体に優しいかもしれません。
まあ、装備の情報量を増やせる装備なので満足です。今回はここらへんで終わります。
2020年02月24日
BLACKHAWK! & EAGLE デューティベルト 旧モデル
今回はデューティベルトについて書きます。
BHIのデューティベルトとEAGLEのデューティベルトです。
二社ともそこそこ古いモデルが手に入ったので比較していこうかと思います。
初期アフの写真だと外面しか見えませんが、相違点を洗い出すことが出来ればタグを見ずに判別できるようになるもしれません。
まずはBHIの方から見ていきます。
タグはグレネードポーチやトリプルマガジンポーチ、コマンドチェストハーネス同様のそこそこ古いタイプです。
このデザインいいですよね。(まあこの個体は管理番号(?)で上書きされてますが……)
ベルトの端部同士をベルクロで閉じ、更にバックルで上からも閉じる二重ロックでガッチリ体に固定できます。
ファステックスの位置も写真にある外側のウェビングで細かく調節できます。ピッタリに調整できるため、サスペンダーで吊らなくても問題無さそうです。
ファステックスは99年、ITWです。
ベルトの内側には全周にベルクロのメスが縫い付けられています。
これによりデューティベルト対応型のベルトループをガッチリ固定することができます。
次はEAGLEですね。
タグは今でも見かけるタイプの黒色の生地タイプのタグです。本来は古い緑色タグやプラタグが良いのかもしれませんが……。
ファステックスは01年ナショナルモールディングでした。まあ、ファステックスの生産年的に初期アフからは外れていないのではないかと思います。
本体の固定方式に関してはBHI同様の二重ロックです。特に違いはないですね……。
何か違いが無いか見比べてみましたが、こう比較してみる裁縫もそっくりです。
右がBHI、左がEAGLEです。
異なるのはタグとファステックスの形状ぐらいでしょうか。EAGLEのファステックスは若干角が丸い四角で爪がカクカクしており、BHIのファステックスは全体的に丸っこいです。
割と分かりやすい違いなのでバックルが写っていれば見分けることが出来そうですね。ただ、ここらへんはロットで変わりそうな気もするので一概には言えないかもしれませんが……。
因みに、EAGLEのデューティベルトを実際に着用してみるとこんな感じです。
ピストルベルトと比較するとハトメが無い分シンプルでいいのではないでしょうか? あとはハトメが邪魔をしないのでピストルベルトより長さ調整がしやすいと感じました。
今回はここらへんで終わります。
BHIのデューティベルトとEAGLEのデューティベルトです。
二社ともそこそこ古いモデルが手に入ったので比較していこうかと思います。
初期アフの写真だと外面しか見えませんが、相違点を洗い出すことが出来ればタグを見ずに判別できるようになるもしれません。
まずはBHIの方から見ていきます。
タグはグレネードポーチやトリプルマガジンポーチ、コマンドチェストハーネス同様のそこそこ古いタイプです。
このデザインいいですよね。(まあこの個体は管理番号(?)で上書きされてますが……)
ベルトの端部同士をベルクロで閉じ、更にバックルで上からも閉じる二重ロックでガッチリ体に固定できます。
ファステックスの位置も写真にある外側のウェビングで細かく調節できます。ピッタリに調整できるため、サスペンダーで吊らなくても問題無さそうです。
ファステックスは99年、ITWです。
ベルトの内側には全周にベルクロのメスが縫い付けられています。
これによりデューティベルト対応型のベルトループをガッチリ固定することができます。
次はEAGLEですね。
タグは今でも見かけるタイプの黒色の生地タイプのタグです。本来は古い緑色タグやプラタグが良いのかもしれませんが……。
ファステックスは01年ナショナルモールディングでした。まあ、ファステックスの生産年的に初期アフからは外れていないのではないかと思います。
本体の固定方式に関してはBHI同様の二重ロックです。特に違いはないですね……。
何か違いが無いか見比べてみましたが、こう比較してみる裁縫もそっくりです。
右がBHI、左がEAGLEです。
異なるのはタグとファステックスの形状ぐらいでしょうか。EAGLEのファステックスは若干角が丸い四角で爪がカクカクしており、BHIのファステックスは全体的に丸っこいです。
割と分かりやすい違いなのでバックルが写っていれば見分けることが出来そうですね。ただ、ここらへんはロットで変わりそうな気もするので一概には言えないかもしれませんが……。
因みに、EAGLEのデューティベルトを実際に着用してみるとこんな感じです。
ピストルベルトと比較するとハトメが無い分シンプルでいいのではないでしょうか? あとはハトメが邪魔をしないのでピストルベルトより長さ調整がしやすいと感じました。
今回はここらへんで終わります。