2025年03月08日

VFC M16A2 その8 アルマイト処理完了 再組み立て



 前回パーティングラインを処理し、ショップにアルマイト処理を依頼したVFC M16A2のレシーバーが帰ってきました。




 表と裏はこんな感じです。



 M16のグレー系のカラーで処理をしてもらいました。VFC純正のK23Bのアッパーと比較すると色味の違いが分かりやすいですね。




 アッパーレシーバー前面のパーティングライン、ロアレシーバー前面のリブは綺麗に無くなりました。かなりスッキリしましたね。



 キャリングハンドル内やトリガー周りのパーティングラインも綺麗に消えていましたが、リブは思っていたよりも綺麗に形が残ってしまいました。ここに関してはもっと凹凸をつけて削るべきでしたね。


 それではこのレシーバーを使用してM16A2を組み立てていきます。




 内部パーツとグリップを取り付け、マグキャッチやボルトキャッチ、バッファチューブとストックと順に取り付けていきます。以前分解組み立てを行ったのでスムーズに組み立てることができました。



 続いてアッパーレシーバーを組み立てます。バレルエクステンションは同時に購入した金属製エクステンションを使用しました。スチールボルトを使用するので純正の樹脂製エクステンションよりこちらのほうが安心して運用できますね。



 アウターバレルとデルタリングを取り付けて組み立て完了です。




 セラコートで再塗装したM4A1と比較するとこんな感じです。どちらも魅力的な色味になったと思います。

 今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 23:19Comments(0)VFC M16A2

2025年03月02日

VFC M4 GBBR その36 再刻印 セラコート塗装

 前回、Zekeのアッパーレシーバーを加工して搭載したVFCのM4ですが、折角なので再刻印とセラコート塗装を依頼することにしてみました。



 というわけで再刻印/塗装が完了したレシーバーがこちらです。





 VFCの純正より少し明るい黒寄りのグレーカラーになりました。



 放出品のキャリングハンドルと比較しても違和感のない色味に仕上がりました。チャコールグレーというやつでしょうか。



 なお、再刻印によりシリアルナンバーを変更しています。というのも、VFCは個体によってシリアルナンバーが違うようですが、長年製造しているだけあって現行モデルのシリアルナンバーはかなりの数になっています。今回、新しくV3ロアレシーバーを入手し使用しましたがシリアルはW388XXXでした。

 COLT M4A1はW30000Xからシリアルが割り当てられているため、初期のM4A1を再現するには88000丁というのは大きすぎるというわけで再刻印で数字を小さくしています。95年にコルトが報道陣に公開したM4A1が4000番代だったのでかなり初期のモデルの再現ということになります。





 Zekeのアッパーレシーバーを搭載したことでフォージマークやリブの形状も初期モデルを再現した形になります。



 トップのレールナンバーも無印字で初期の仕様です。

 全体的に気になっていた箇所をすべて修正することができました。かなり満足です。




 早速組み立てました。レシーバーは初期のM4A1をモデルにしましたが、KAC RAS300mフリップサイトを搭載することで00年代初期の初期アフ仕様としてビルドしています。



 純正から色味、形状、刻印を変更することで初期アフ装備にも違和感なく組み込むことができるようになったのでは無いかなと思います。今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 12:05Comments(0)VFC M4

2025年03月01日

VFC M4 GBBR その35 Zeke レシーバーすり合わせ

 前回、INOKATSUのアッパーレシーバーを搭載したVFCのM4ですが、満足できない点が出てきたので別のアッパーレシーバーに交換してみることにしました。




 満足できない箇所は2つあり、1つはトップレールのマーキングでもう1つはアッパーレシーバーの形状です。



 INOKATSUのアッパーレシーバーにはトップにT2やT6といった番号が彫り込まれています。しかし、初期のM4はトップにマーキングはありませんでした。つまり初期の個体を再現するのであればこの刻印は不要です。



 続いてはこのダストカバー前方上部のリブ(?)の形状です。INOKATSUのアッパーだと垂直な直線で整形されていますが、当時の写真を見ているとC AF刻印のアッパーだとこの部分は上に向かって前方へ反るような曲線で構成されていることが分かります。

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 当時の写真ですが、ダストカバー前方上部のリブの形状が直線ではないことが分かりますね。

 トップレールの番号は塗装も入っていないですし、光学機器やキャリングハンドルを取り付ければ見えなくなるのですが、このリブの形状はよく見える場所なので気になります。

 しかし、C AFでリブの形状まで再現しているガスガンのアッパーレシーバーとなると選択肢が非常に限られます。WAやINOKATSUはフォージマークがC AFですがリブが垂直、マルイのMWSはリブ形状を再現しているもののフォージマークがセロフォージ。KSCはディマコ、VFCやGHKはセロフォージでフォージマークも形状も異なります。

 この部分を再現しているのはZekeが昔発売していたWA用のメタルレシーバーぐらいです。しかし、Zekeのレシーバーは謎の切込みが入っていたりと他の部分がリアルではありません。それでも遠くから見た形状はZekeが一番リアルなのでこちらを搭載しようと思います。



 というわけでZekeのWA M4用のレシーバーを用意しました。リアルサイズと書いてあったのでVFCのロアーと合体できるかもしれないと思い購入しました。が、そんな事はありませんでした。仕方ないのですり合わせていきます。



 まずはチャージングハンドルが入りません。削って銀色になっているところの高さが低すぎてチャージングハンドルが詰まります。仕方ないので削って拡張します。更にチャージングハンドル先端が来る箇所も狭くてチャージングハンドルの先端がレシーバーに衝突していたので削りました。



 ガスチューブが通る穴も開孔されていません。ここも加工が必要ですね。



 そもそもアッパーレシーバーがロアレシーバーのハマりません。Zekeのピボットピン側が大きすぎるので削って加工します。



 更に後端側も形状が合わず閉じませんでした。ここも削ってすり合わせました。



 ここまで加工すればVFCのロアレシーバーに取り付けができますが、ピボットピン、テイクダウンピンが通る穴が小さいのでドリルで拡張する必要があります。



 ようやくアッパーレシーバーとロアレシーバーが合体し、ボルトも稼働するようになりました。

 ただ、ボルトの位置がVFCより高いのかボルトキャッチが掛からずフルオートも詰まります。ボルトキャッチとフルオートシアを曲げて背を高くすることで対処しましたが、かなり場当たり的な加工になりました。



 ついでに外観上記になる箇所を削って整えてすり合わせは完成です。この後、セラコート塗装を依頼して完成ですが長くなるので次回に分けます。今回はここらへんで終わります。  


Posted by スプリング at 14:54Comments(0)VFC M4