2021年11月14日
Benchmade model 970ST
Benchmade Knife社のmodel 970ST(以下970ST)です。
表と裏はこのような感じです。
ブレードを展開するとこのような感じです。
ブレード表面には社名とロゴが印字されています。
"BALI-SONG"ロゴがいい味を出していますね。
握るとこんな感じです。
970STは970Sをベースとして軍向けに開発されたフォールディングナイフです。
"軽量"、"耐腐食性"、"非磁性"、"スパークしない"という要件を満たすために通常の970Sと異なりチタン合金製のブレードを備えています。
また、刃先には切れ味向上のためにタングステンカーバイドのコーティングが施されており、独特な見た目となっています。
970STはこのブレードの特性から日常使いには適しておらず、Benchmade社も"毎日使うならスチール製の方が良い"と明言していました。
しかし、日々劣悪な環境下で持ち歩き、非常時に使用するような状況において非腐食性ブレードを採用した970STは切れ味を保持できるというメリットがあります。
特定条件下で威力を発揮するというのはロマンがあっていいですね。
下から970ST、970、CQC-7B-BBです。どれもビードブラストモデルで渋いですね。
それでは各部を見ていこうと思います。折角なので970と比較していきます。
まずはブレードですね。
材質が違うからなのかブレード形状が異なります。970STの方が腹からエッジに向かうまでの角度が急になっていますね。ゴツいです。
また、オープニングディスクの固定が970が六角ボルトだったのに対し、ヘックスネジに変更されています。
次はハンドルですね。
両モデルともにハンドルはG-10製です。
ブレードを固定するストッパー部以外のネジを除き、オープニングディスクと同じくヘックスネジへ仕様変更されています。さらに分解しにくくなっていますね。
特にブレードのテンションを調整できるピボット部のネジまでヘックスになったので微調整に手間がかかるようになっています。
ただ、扱いにくくなっただけではなく改良されている点もあります。ブレードを固定するストッパー部のネジはG-10ハンドルではなくストッパー内にネジが切られ、両側からネジ止めする形へ仕様変更されました。
これにより分解結合を繰り返すとG-10のねじ切り部が劣化して固定できなくなる初期の仕様に比べると若干固定力がアップしています。
というわけで970STでした。特殊な用途のフォールディングナイフであり、日常使いには向きませんが、特殊部隊装備には合いそうですね。水辺で作戦を行う部隊とかに良いのかもしれません。
今回はここらへんで終わります。
表と裏はこのような感じです。
ブレードを展開するとこのような感じです。
ブレード表面には社名とロゴが印字されています。
"BALI-SONG"ロゴがいい味を出していますね。
握るとこんな感じです。
970STは970Sをベースとして軍向けに開発されたフォールディングナイフです。
"軽量"、"耐腐食性"、"非磁性"、"スパークしない"という要件を満たすために通常の970Sと異なりチタン合金製のブレードを備えています。
また、刃先には切れ味向上のためにタングステンカーバイドのコーティングが施されており、独特な見た目となっています。
970STはこのブレードの特性から日常使いには適しておらず、Benchmade社も"毎日使うならスチール製の方が良い"と明言していました。
しかし、日々劣悪な環境下で持ち歩き、非常時に使用するような状況において非腐食性ブレードを採用した970STは切れ味を保持できるというメリットがあります。
特定条件下で威力を発揮するというのはロマンがあっていいですね。
下から970ST、970、CQC-7B-BBです。どれもビードブラストモデルで渋いですね。
それでは各部を見ていこうと思います。折角なので970と比較していきます。
まずはブレードですね。
材質が違うからなのかブレード形状が異なります。970STの方が腹からエッジに向かうまでの角度が急になっていますね。ゴツいです。
また、オープニングディスクの固定が970が六角ボルトだったのに対し、ヘックスネジに変更されています。
次はハンドルですね。
両モデルともにハンドルはG-10製です。
ブレードを固定するストッパー部以外のネジを除き、オープニングディスクと同じくヘックスネジへ仕様変更されています。さらに分解しにくくなっていますね。
特にブレードのテンションを調整できるピボット部のネジまでヘックスになったので微調整に手間がかかるようになっています。
ただ、扱いにくくなっただけではなく改良されている点もあります。ブレードを固定するストッパー部のネジはG-10ハンドルではなくストッパー内にネジが切られ、両側からネジ止めする形へ仕様変更されました。
これにより分解結合を繰り返すとG-10のねじ切り部が劣化して固定できなくなる初期の仕様に比べると若干固定力がアップしています。
というわけで970STでした。特殊な用途のフォールディングナイフであり、日常使いには向きませんが、特殊部隊装備には合いそうですね。水辺で作戦を行う部隊とかに良いのかもしれません。
今回はここらへんで終わります。