2022年01月16日
BlackHawk! Concealed Shoulder Holster
Blcackhawk社のショルダーホルスター"Concealed Shoulder Holster"を入手しました。
タグは擦れていて見えにくいですが、少し古い鳥と文字ロゴが併記されているタイプです。
下部には"02"と文字があります。商品番号が40SH"02"BKであり、同時期に40SH"00"BKという別のショルダーホルスターも存在していたため識別用の"02"なのかもしれません。
ショルダーホルスターは背中に当たる部分で左右に分割して肩幅を調整できる構造となっており、半分にスペアのマガジンポーチ、もう半分に拳銃を収めるホルスターが配置されています。
このパネルの左右、ホルスターのサムブレイク部の表裏、マグポーチの上下をそれぞれ入れ替えることで左利き用に組み替えることが可能です。
また、ホルスターとマグポーチの下部にはそれぞれストラップが取り付けられています。
先端のループをベルトに接続することでホルスターをガッチリ固定することが出来ます。
ホルスターはオメガVIを切り取ってきたような形状です。
内部にはタロンフレックス製のインサートが組み込まれ補強されています。
また、このホルスターに関しては対応モデルという縛りはありません。当時の商品説明にも"ほとんどの自動拳銃に対応"とあります。サムブレイク部を調整することでフィットさせる形です。
早速なのでM9を入れてみます。
確かにサムブレイク部を調整することで綺麗に収めることが出来ました。試着して抜き差ししてみましたが、汎用ホルスターの割には結構スムーズに使用できます。
次はスペアマガジンポーチ部分です。
形状は一般的なマガジンポーチといった感じですが、留め具に関してはベルクロではなくドットボタンとなっています。
フラップは根本のベルクロで位置を調整でき、収納するマガジンの長さに合わせてポーチの長さを変更することが可能です。
試しにM9のガスマガジンを入れてみました。前述の通り特定の対応モデルが無いため汎用的なポーチのはずですが、かなりタイトな作りです。M9より太いマガジンは入らないかもしれません……。
余談ですが初期アフでもショルダーホルスターの使用例は残っています。
01年カンダハルでの米陸軍特殊部隊とのことです。ただ、この写真だけではメーカーまでは特定できませんね。ブラックホークだと思いたいところですが……。
似た角度で撮影してみました。作りの特徴的にはブラックホークのホルスターのような気がしますが断定はできませんね。
また、ブラックホーク製品だったとしても"Angle Draw Shoulder Holster"というホルスター部分が斜め45度下向きになるように配置されているモデルも存在し(これが40SH00BK)、マガジンポーチ部分の構造は同一なのでどちらかは判断不可能です。
まあ、初期アフ装備のアクセントとして使用するのもありなのではないかなと思います。
01年11月のアフガニスタンです。左の隊員はELCSの下にショルダーホルスターを着用していますね。マグポのフラップにボタンが埋め込まれている影が見えるのでBHIのものではなさそうですが、着こなしの参考になりそうです。
ただ、使用例のように下を固定していない状態だとサバゲのような動き回りながら何回も抜き差しするような状況ではバタつきそうですね。
下部のストラップをデューティベルトと接続したり、タックインしてトラウザーズベルトと接続したりして固定したほうが使用しやすいかもしれません。
余談ですが、最初の民生品のショルダーホルスターを着用していた隊員の左に座っている隊員は官給のレザー製ショルダーホルスターを装備しています。
わざわざ官給品を使っているとなるとショルダーホルスターにもそれだけのメリットがあるのかもしれませんね。
という訳で"Concealed Shoulder Holster"でした。
サバゲで実際の使用感も確かめてみたいところですね。今回はここら辺で終わります。