2022年05月03日

S2S PAQ-4

S2S PAQ-4

 S2S製のレーザーポインターを入手しました。米軍で使用されていたPAQ-4Cをモデル化したレプリカ品です。

 それでは各部を見ていこうと思います。

S2S PAQ-4

 PEQ-2と異なり、PAQ-4はプッシュスイッチではなくレバーになっています。展開したレバーを軽く押すとレーザーが照射されます。

S2S PAQ-4

 機能自体はレプリカでもしっかり再現されており、単三電池を2本入れた状態でレバーを押すと発振します。ただ、実物は不可視光らしいですがレプリカは可視光です。

S2S PAQ-4

 レーザーが出るため、本来レーザーの警告文が張り付けられている側面には規制適合を示すオリジナルのシールが張り付けられています。ちょっとリアルじゃないですね。

S2S PAQ-4

 反対面についても実物は"This laser has ……"と印字がありますが、レプリカでは再現されていません。

S2S PAQ-4

 ただ、トップ面の操作ガイドのシールだけはしっかりと再現されています。その右にある電池の向きを示すモールドもしっかり再現されているのはいいですね。

S2S PAQ-4

 PEQ-2同様に後部にリモートスイッチを接続することでレバーを使用せずに発振させることも可能です。ただ、こちらも実物とは異なる点があり、端子の形状がイヤホンジャックとなっています。

S2S PAQ-4

 90年代装備を再現したい場合、RISのようなレールシステムではなく直接M4に取り付けたいのでバレルマウントも用意しました。

S2S PAQ-4

 しかし、S2Sのつまみネジはミリ規格らしくインチ規格の実物に取り付けようとすると途中で止まってしまいます。

S2S PAQ-4

 という訳でネジを切りなおします。といってもホームセンターでミリのタップを買ってきてねじ込むだけです。


S2S PAQ-4
S2S PAQ-4

 ネジを切りなおした後は専用のスイッチレバーシュラウドを間に噛ませてつまみネジを回してPAQ-4本体を固定します。

S2S PAQ-4

 これでRISやRASのようなレールが無い古いAR-15系にもPAQ-4を取り付け可能になりました。

 ただ、以前にも書きましたが00年代以降のバレルが太いM4にはこのバレルマウントはサイズが合わず取り付けができません。なので00年代以降のM4を再現したエアガンの場合はハマらないので注意が必要となります。

 という訳でS2SのPAQ-4でした。今回はここらへんで終わります。




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Posted by スプリング at 14:19│Comments(0)光学機器その他
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