2023年07月24日
VFC M4 GBBR その29 2020 ロアレシーバー 導入
これまで外装や内装に手を加えてきたVFCのM4ですが、参考資料を入手しました。
アームズマガジン1995年4月号です。M4A1が採用された直後にアームズマガジンが米国のコルト社を訪問取材し、その時のM4A1の写真が掲載されています。95年当時のM4A1がどのような状態だったかを把握できる貴重な資料です。
というわけで当時の写真を眺めていたのですが、あることに気づきました。
「2015年verの刻印、実物より太くない?」
2017verより刻印が太く、クッキリしていたので入手した2015verですが、実物と比較してもちょっと太く感じます。
というわけで、刻印が細くなった後(2020年)に発売されたVFCのURG-Iのロアレシーバーを2015verに組み込もうと思います。
この作業は他にもメリットがあり、2020年モデルはそれまでのモデルで放出バルブを制御していた突起状のパーツが無くして放出バルブをハンマーで直接制御できるように改良されています。これによりボルトの溝を掘ってガスカットのタイミングをわざわざ調整しなくても良くなりました。便利そうなのでその機構もそのまま搭載します。
本当はアッパーレシーバーも移植したかったのですが、個体差なのか2020年モデル同士だとかみ合わせが非常に悪く、テイクダウンピンが硬いだけでなく普通にフレームが割れそうです。あと後端に隙間が空いています。仕方がないのでロアレシーバーだけ移植しました。
移植する際にこれまで搭載してきたdnAのオプションパーツも搭載しようとしたのですが、バッファーリテーナーが引っかかります。純正のリテーナーだとスムーズに動くので、どうやらdnAのリテーナーは少し太いようです。2015のロアレシーバーだと問題なかったのですが……。
仕方がないのでリューターで内部を削りました。引っかかりが無くなったので問題なくdnAのリテーナーを移植できています。
というわけでロアレシーバーを移植した新しいM4A1がこちらです。
若干上下に隙間ができましたが、2015同士で組み合わせたときよりは改善されています。カタツキもマシになりました。許容範囲だと思います。刻印が細くなったのでスマートな感じになりましたね。
というわけで今回は2020のロアレシーバーを移植しました。個人的には満足しましたが、だんだん2015年要素が無くなってきていますね。どこまでがパーツが残っていれば2015なのか悩ましいところです。今回はここらへんで終わります。
Posted by スプリング at 23:22│Comments(0)
│VFC M4