2019年02月17日
米軍装備の小物 その3 (ライトデューティグローブ,インサートグローブ)
今回はサバゲーにも実用性がある装備のライトデューティグローブとインサートグローブについて書きます。
・ライトデューティグローブ,インサートグローブ
ライトデューティグローブは革製の黒いグローブで、D3Aグローブとか呼ばれているグローブの1つです。正式名称は"GLOVES, MEN'S AND WOMEN'S"です。NSN取得は1989年です。90年代末期とかに見かけます。
個人的に90年代の一般装備ではフライトグローブよりD3Aグローブのほうが使用例を見かけるような気がします。
サイズは1から5までが存在しており、サイズごとに異なるNSNを持ちます。例として、3は8415-01-310-7336です。
また、このライトデューティグローブと合体可能なグローブがインサートグローブです。
パッと見ただの軍手ですね。というか普通に軍手で、正式名称は"Cold Weather Glove Inserts"です。
サイズはこちらも1から5まであり、ライトデューティグローブ同様にサイズごとにNSNが異なります。例として4は8415-00-682-6576です。
軍手なので、このように単体での使用例も見かけます。
そして、このインサートグローブの上にライトデューティグローブを着けることで1つのグローブになります。
まあ普通に重ねただけですね。もちろん使用例もあります。
ライトデューティグローブが外側に捲れているため、2つのグローブであることが分かりやすいですね。
更に、これらグローブは着用するだけでなく、装備を盛ることにも使用することができます。
装備に取り付けている使用例(98年)
2人とも右肩の長さを調節する金具にグローブが引っ掛けてあります。イヤープラグケースやペースカウンターは比較的ひっそりしている感じですが、グローブだと結構な存在感を放ちますね。
また、下の画像のように指の関節がある部分にシワがない革グローブの画像を見かけることもあるかと思いますが、こちらはNSNも異なる古いD3Aグローブとなっています。
ナム戦装備を集められている方はこちらの方が見慣れているかもしれません。こっちの特徴は指にシワがない点以外にも手のひらに補強がない点が挙げられます。
新しい方の補強や指のシワはこんな感じです。ここらへんを確認することで古いものかどうかは見分けることが可能です。
また、表面がスウェードだったりそうじゃなかったりしますが、NSNは同じなので個体差なのでしょうか……。そこはちょっと分かりません。
他にも、最初から内張りがある黒い革製グローブも存在しますが、これはNSNが異なる別のグローブになります。
こちらはアジャスターのウェビングがグローブ内部に潜っていたり、グローブ同士をまとめる固定方法がドットボタンだったりと、違うポイントが多いのでひと目で分かるかと思います。
因みに、BHDにも出てくる白い革のグローブはヘビーデューティーグローブと名前が違い、NSNも異なります。つまり、これまた別のグローブです。色違いではありません。
こんな感じで、見るからに厚手なグローブなのでそこら辺からも見分けることが可能ですね。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、ライトデューティグローブは古い一般装備でも違和感なくサバゲーで手を守れる貴重なグローブだと思います。
サバゲーだと指にBB弾当たると痛いですし、木を掴んだり地面に手をついたりすると擦りむく可能性もあります。ライトデューティグローブはそれなりに丈夫な革手なので、そこら辺の脅威から身を守ってくれます。装備を盛るだけでなく実用性もある凄いやつです。
といったところで今回は終わります。
・ライトデューティグローブ,インサートグローブ
ライトデューティグローブの使用例(98年)
ライトデューティグローブは革製の黒いグローブで、D3Aグローブとか呼ばれているグローブの1つです。正式名称は"GLOVES, MEN'S AND WOMEN'S"です。NSN取得は1989年です。90年代末期とかに見かけます。
個人的に90年代の一般装備ではフライトグローブよりD3Aグローブのほうが使用例を見かけるような気がします。
サイズは1から5までが存在しており、サイズごとに異なるNSNを持ちます。例として、3は8415-01-310-7336です。
また、このライトデューティグローブと合体可能なグローブがインサートグローブです。
パッと見ただの軍手ですね。というか普通に軍手で、正式名称は"Cold Weather Glove Inserts"です。
サイズはこちらも1から5まであり、ライトデューティグローブ同様にサイズごとにNSNが異なります。例として4は8415-00-682-6576です。
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インサートグラブの使用例(97年)
軍手なので、このように単体での使用例も見かけます。
そして、このインサートグローブの上にライトデューティグローブを着けることで1つのグローブになります。
まあ普通に重ねただけですね。もちろん使用例もあります。
合体状態の使用例(98年)
ライトデューティグローブが外側に捲れているため、2つのグローブであることが分かりやすいですね。
更に、これらグローブは着用するだけでなく、装備を盛ることにも使用することができます。
装備に取り付けている使用例(98年)
2人とも右肩の長さを調節する金具にグローブが引っ掛けてあります。イヤープラグケースやペースカウンターは比較的ひっそりしている感じですが、グローブだと結構な存在感を放ちますね。
また、下の画像のように指の関節がある部分にシワがない革グローブの画像を見かけることもあるかと思いますが、こちらはNSNも異なる古いD3Aグローブとなっています。
古いD3Aグローブの使用例(98年)
ナム戦装備を集められている方はこちらの方が見慣れているかもしれません。こっちの特徴は指にシワがない点以外にも手のひらに補強がない点が挙げられます。
新しい方の補強や指のシワはこんな感じです。ここらへんを確認することで古いものかどうかは見分けることが可能です。
また、表面がスウェードだったりそうじゃなかったりしますが、NSNは同じなので個体差なのでしょうか……。そこはちょっと分かりません。
他にも、最初から内張りがある黒い革製グローブも存在しますが、これはNSNが異なる別のグローブになります。
こちらはアジャスターのウェビングがグローブ内部に潜っていたり、グローブ同士をまとめる固定方法がドットボタンだったりと、違うポイントが多いのでひと目で分かるかと思います。
因みに、BHDにも出てくる白い革のグローブはヘビーデューティーグローブと名前が違い、NSNも異なります。つまり、これまた別のグローブです。色違いではありません。
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ヘビーデューティーグローブの使用例(96年)
こんな感じで、見るからに厚手なグローブなのでそこら辺からも見分けることが可能ですね。
話がだいぶ逸れてしまいましたが、ライトデューティグローブは古い一般装備でも違和感なくサバゲーで手を守れる貴重なグローブだと思います。
サバゲーだと指にBB弾当たると痛いですし、木を掴んだり地面に手をついたりすると擦りむく可能性もあります。ライトデューティグローブはそれなりに丈夫な革手なので、そこら辺の脅威から身を守ってくれます。装備を盛るだけでなく実用性もある凄いやつです。
といったところで今回は終わります。
Posted by スプリング at 22:32│Comments(0)
│小物考察