2020年11月23日
BLACKHAWK! Duty Triple/double Pistol Mag Pouch TalonFlex
BHI社のタロンフレックス式のマガジンポーチを新しく入手しました。
トリプルとダブルの2つです。
『タロンフレックス式なら以前書いたじゃないか』と思われるかもしれませんが、今回の2つは前回の物とは大きく異る点があります。裏面を見ると一目瞭然です。
まあ表面にタグがない時点で薄々バレていたかもしれませんが、なんとこの2つ鳥タグです。
鳥+文字になる前の更に旧タグです。タロンフレックス式の場合は鳥+文字すらなかなか見かけないのですが、それが鳥タグとなると更に見つかりません。
正直使用例を知りませんが、つい衝動買いしてしまいました……。まあ、90年代のBHI製品ですしいずれ使用例も見つかるのではないでしょうか。
で、なぜトリプルとダブルの二本立てなのかといいますと、この2つが合体する必要があったからです。
残念ながらこのトリプルはインサートが3枚中2枚欠品でした。そこで衝動買いして保管していたダブルからインサートを共用することで蘇らせようと考えました。
BHIのクリップはハマっているだけなので簡単に移植が可能です。(余談ですが00年代以降のEAGLEはクリップが接着剤で固定されているのでインサートがそもそもハズれなかったりします)
折角なので鳥+文字タグ時代(左)と鳥タグ時代(右)でクリップを比較してます。鳥タグ時代のほうが幅が狭く、ガッチリとマガジンを保持します。逆に鳥+文字タグ時代は緩いですが抜き差ししやすいです。
で、クリップをトリプルに差し込みました。写真だとわかりにくですが、左右のポケットが膨らみ立体感が出ました。クリップ式インサートのマグポはこの丸っこい立体感がエモいです。
インサートが揃ったのでしっかりとマガジンも保持できます。こういうむき出し式は無骨な感じでいいですよね。
しっかりと蓋も閉まります。このタブが真上に生えてるのもカイデックス式ならではですよね。ここも好きです。
鳥+文字タグ個体と比較するとこんな感じです。先程書いた保持力以外はタグの位置が違う程度で特に裁縫などにも違いはありませんでした。
背面もおなじみのBTSです。デューティベルト対応型ですね。
こんな感じでトリプル同士は同じ裁縫でしたが、比べてみるとダブルとトリプルで裁縫が地味に違いました。
フタ部分ですが、ダブル(左)のほうが横の縫い目が多く固定が強固です。
背面もダブル(上)のほうが仕切り部分の縫い目が折り返しており丈夫そうです。
同じタグなので年代は近いはずですが、個体差というには明らかに作り方が異なります。ダブルのほうがコストが掛かってそうな出来です。
もし途中で裁縫が変更されたとなると、後年の鳥+文字タグと同様の裁縫であるトリプルよりダブルのほうが古い個体なのかもしれませんね。
民生品は数年で仕様が変わったりするのでありえない話ではないかなと思います。今となっては真相は闇の中ですが……。そこら辺の年代にも拘りたい場合は非常に沼ですね。
まあ、疑問点が生まれてしまいましたが憧れの鳥タグをゲットできたのは確かです。
初期アフでは当時としても旧型のMk6やV1ベストの使用例もありますし、鳥タグマグポを使用しても違和感はないかもしれません。活用していきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
トリプルとダブルの2つです。
『タロンフレックス式なら以前書いたじゃないか』と思われるかもしれませんが、今回の2つは前回の物とは大きく異る点があります。裏面を見ると一目瞭然です。
まあ表面にタグがない時点で薄々バレていたかもしれませんが、なんとこの2つ鳥タグです。
鳥+文字になる前の更に旧タグです。タロンフレックス式の場合は鳥+文字すらなかなか見かけないのですが、それが鳥タグとなると更に見つかりません。
正直使用例を知りませんが、つい衝動買いしてしまいました……。まあ、90年代のBHI製品ですしいずれ使用例も見つかるのではないでしょうか。
で、なぜトリプルとダブルの二本立てなのかといいますと、この2つが合体する必要があったからです。
残念ながらこのトリプルはインサートが3枚中2枚欠品でした。そこで衝動買いして保管していたダブルからインサートを共用することで蘇らせようと考えました。
BHIのクリップはハマっているだけなので簡単に移植が可能です。(余談ですが00年代以降のEAGLEはクリップが接着剤で固定されているのでインサートがそもそもハズれなかったりします)
折角なので鳥+文字タグ時代(左)と鳥タグ時代(右)でクリップを比較してます。鳥タグ時代のほうが幅が狭く、ガッチリとマガジンを保持します。逆に鳥+文字タグ時代は緩いですが抜き差ししやすいです。
で、クリップをトリプルに差し込みました。写真だとわかりにくですが、左右のポケットが膨らみ立体感が出ました。クリップ式インサートのマグポはこの丸っこい立体感がエモいです。
インサートが揃ったのでしっかりとマガジンも保持できます。こういうむき出し式は無骨な感じでいいですよね。
しっかりと蓋も閉まります。このタブが真上に生えてるのもカイデックス式ならではですよね。ここも好きです。
鳥+文字タグ個体と比較するとこんな感じです。先程書いた保持力以外はタグの位置が違う程度で特に裁縫などにも違いはありませんでした。
背面もおなじみのBTSです。デューティベルト対応型ですね。
こんな感じでトリプル同士は同じ裁縫でしたが、比べてみるとダブルとトリプルで裁縫が地味に違いました。
フタ部分ですが、ダブル(左)のほうが横の縫い目が多く固定が強固です。
背面もダブル(上)のほうが仕切り部分の縫い目が折り返しており丈夫そうです。
同じタグなので年代は近いはずですが、個体差というには明らかに作り方が異なります。ダブルのほうがコストが掛かってそうな出来です。
もし途中で裁縫が変更されたとなると、後年の鳥+文字タグと同様の裁縫であるトリプルよりダブルのほうが古い個体なのかもしれませんね。
民生品は数年で仕様が変わったりするのでありえない話ではないかなと思います。今となっては真相は闇の中ですが……。そこら辺の年代にも拘りたい場合は非常に沼ですね。
まあ、疑問点が生まれてしまいましたが憧れの鳥タグをゲットできたのは確かです。
初期アフでは当時としても旧型のMk6やV1ベストの使用例もありますし、鳥タグマグポを使用しても違和感はないかもしれません。活用していきたいところです。
今回はここらへんで終わります。
この記事へのコメント
いつも非常に勉強になる&興味深い記事をありがとうございます。
レアアイテムを実際に入手されての分析考察、素晴らしいです!
ジーンズ等と違い圧倒的にマニアックな世界なので、こういう情報は大変貴重だと思います。
私も縫い目まで拘って装備を組めるような変態を目指して、日々精進します(笑)
レアアイテムを実際に入手されての分析考察、素晴らしいです!
ジーンズ等と違い圧倒的にマニアックな世界なので、こういう情報は大変貴重だと思います。
私も縫い目まで拘って装備を組めるような変態を目指して、日々精進します(笑)
Posted by 4039 at 2020年11月23日 17:55
>4039さん
コメントありがとうございます!
珍しいアイテムを見かけるとつい衝動買いしてしまい……。せめて何か形にしようと記事にした格好です。あまり残ってないのか、ネット上で写真などもあまり見かけないアイテムだったのでちょうど良かったかもですね。
自分は今のところ拘ってもタグやバックルの年代までですね……。裁縫の違いのような細部まで拘りだしたらエライことになりそうです()
コメントありがとうございます!
珍しいアイテムを見かけるとつい衝動買いしてしまい……。せめて何か形にしようと記事にした格好です。あまり残ってないのか、ネット上で写真などもあまり見かけないアイテムだったのでちょうど良かったかもですね。
自分は今のところ拘ってもタグやバックルの年代までですね……。裁縫の違いのような細部まで拘りだしたらエライことになりそうです()
Posted by スプリング at 2020年11月23日 22:28