2023年08月10日
VFC Olympic Arms K23B GBB 6 V3 レシーバー 組み立て MAGPUL ASAP 導入
VFC K23Bです。前回、加工したロアレシーバーを塗装しました。今回はパーツを組み立てようと思います。
キャロムショットのブラックスチールで塗装し、乾燥させたロアレシーバーです。
GM-8300で埋めた刻印や穴、加工したセレクターのガイドもヒケなどなくキレイに仕上がりましたね。
まずはトリガーから組み込みます。前回も書きましたが、組み込むトリガーは純正トリガーではありません。
C&CのVFC M4用のTAC HYPERFIRE ECLipseタイプトリガーです。純正トリガーだとハンマーと噛み合う前端やセレクターと噛み合う後端が細くなっていて耐久性に不安がありましたが、このトリガーは前も後ろも太いままで耐久性が高そうにみえます。
トリガー本体以外は付属していないので、純正トリガーのパーツを移植しつつロアレシーバー内に設置しました。
ディスコネクターも純正品をそのまま組み込みましたが、純正トリガーに取り付けた際と比較するとやけに遊びがありません。一応この状態でもハンマーは問題なく動作するのでこのまま組み立てますが、変に削れたり不具合が発生するようなら削って調整しようと思います。
続いてハンマーを入れ込んでピンで固定し、バルブノッカーも設置して六角穴付きボルトで固定しました。
更にセレクターを組み込みます。この時、フルオートシアがあればフルオートシアのスプリングでセレクターの抜けドメが出来ますが、セミオートオンリーの民生レシーバーはフルオートシアがなくセレクターを固定できません。そのため、この段階でグリップも組み込み、セレクターディテントでセレクターを固定しています。
更にマガジンキャッチを取り付け、RA-TECHから発売されているVFC URGI/MK16 Maritime スティールボルトストップを組み込みました。
というわけでこれで内部パーツについては組み立てが完了しました。続いてピボット/テイクダウンピンとバッファーチューブの取り付けに移ります。
まずはピボットピンです。取り外すのは大変ですが、取り付けはバネを押し込みながら入れるだけです。
続いてバッファーチューブですが、IRON AirsoftのWA用 6ポジション バッファーチューブを用意しました。Olympic armsのカタログを見るとK23BやK3Bは6ポジションだったようなので、純正の5ポジションバッファーチューブから交換します。
しっかり6ポジションで質感も悪くないようですが後端が純正のバッファーチューブよりも長く、後端がむき出しのN1ストックではバッファーチューブがはみ出してしまいました。こういうものなのでしょうか?
バッファーリテーナーはdnAの物を搭載します。純正のバッファーリテーナーより先端の細いピンが長いので安定感がありそうな気がします。
また、エンドプレートはMAGPULのASAPに交換します。通常のシンプルなエンドプレートと悩みましたが、レシーバーにスリングを取り付けると保持が安定しそうで気になっていたので導入してみました。
エンドプレートの後ろにリングがあり、そこに更にスリングを取り付けるためのリングが通してあります。これによりスリングの自由度が高まっているようです。
ASAPはコマーシャル規格とミルスペック規格の両方に対応しているとのことで、バッファーチューブの大きさに合わせたピンをリングの下にある溝に入れ込んでバッファーチューブを固定する構造になっています。
恐らくスイベルの補強と思われますが、ASAPはスイベルの付け根が前方にせり出す形になっています。すり合わせが必要か不安でしたが、そのままポン付けすることが出来ました。
ただ、ASAPがキャッスルナットより太く、ポンチで変形させてキャッスルナットに噛み合わせる緩み止めが出来ませんね。ネジロック等で固定する必要があるかもしません。
IRON AirsoftのバッファーチューブもWA用とのことでしたが、VFCにも問題なく組み込むことが出来ました。ピボット / テイクダウンピン及びディテント類は純正品を使用しています。本当はdnAのディテント スプリングに交換したかったですが、品切れだったので諦めました。
ストックはMAGPULのMOEストックです。QDマウントやロック機構があるCTRストックも良さそうでしたが、スリングはASAPに取り付ける予定ですしシンプルなMOEストックを選びました。
トリガーガードはdnAのリアルタイプのトリガーガードに交換しました。
実銃同様の銀色のボタンなのでリアリティが向上したのではないかなと思います。また、この段階でトリガーの指パッドを取り付けました。本体色に合わせて黒色にしています。
後はバッファースプリングとバッファーを入れてアッパーレシーバーと合体しました。
最後にスペーサーでバッファーチューブの深さを調整して動作が問題ないことを確認し、パーツ組み込みは終了です。
Olympic arms x URG-IのM4クローンの組み立てが完了しました。
2004年製の古いOlympic armsの民間ARをGeisseleが発売しているURG-I Complete, Near Clone, 10.3" キットとMAGPUL製品で近代化したという設定です。
民間ARであるためフルオート機能をオミットしています。というわけでフルオートシアは余りました。
更にレシーバーとセレクターを加工し、AUTOに入らないようにしています。
背面はセレクター刻印がないOlympic armsレシーバーに合わせ、dnAのM16A1用セレクターに交換することでインジケーターがないシンプルな状態に統一しています。
TAC HYPERFIRE ECLipseタイプのトリガーは引きやすい位置に指が収まるように調整ができ、スムーズな射撃が出来そうです。本来は軽いトリガープルのようですが、内部は再現されていないので感触は純正通りです。
ボルトストップもマリタイムに交換したことで操作しやすくしています。
アクセサリー類についてはMAGPULでまとめました。
・ MBUS Rear / Front (FDE)
・ M-LOK Hand Stop Kit (FDE)
・ M-LOK Rail Cover, TYPE 2 (FDE)
・ MOE Carbine Stock (BK)
・ ASAP
流石に人気なMAGPUL製品だけあって使い勝手は上々です。サバゲーで使用するのが楽しみです。というわけでOlympic armsのK23B ベースのURG-I cloneでした。今回はここらへんで終わります。
2023年08月09日
VFC Olympic Arms K23B GBB 5 セミオート化 加工と塗装
VFC K23Bです。前回、マグウェルの前にあるパーティングラインを削るついでにセミオート化加工を開始しましたが、今回は硬化したパテを切削していこうと思います。
GM-8300が完全に硬化するまで放置したロアレシーバーです。硬化開始してしばらくは普通のポリパテぐらいの柔らかさでしたが、気づいたらカチカチになっていました。確かに強度がありそうな気がします。
というわけで余分なパテを削りました。ただ、硬化してもヤスリでの切削はかなりやりやすいですね。
Waveの600番のヤスリスティックで擦り込み過ぎに注意しながらフルオートシアの穴やAUTO刻印を埋めた箇所を削り、SAFE刻印の上にある突起の形状が円形になるように整えました。
折角なので内面もパテが表面とツライチになるまで削っています。
セレクターについてもパテを削って円形になるように整えました。フルオートシアが入る穴がなくなったので、フルオートシア用の切り欠きを埋める必要は特にありませんでしたが、GM-8300を付属の秤で作成するとかなり余るのでついでに不要な溝も全て埋めてしまいました。
後は塗装する前にセレクターを仮組みして問題なく動作するかを確認しますが、ここで新しい外装パーツを用意しました。
C&C Tac HYPERFIRE ECLipseタイプトリガーです。HIPERTOUCH Eclipseのトリガーを再現したものです。実物はハンマーやスプリングなどが一体になったアッセンブリーのようですが、トリガーだけの単体となっています。まあ、ガスブロは内部形状が異なるので仕方ないですね。
折角、民間ARを再現するので、トリガーなども交換して好き勝手にカスタムしようと思います。このトリガーは指に当たる部分に上下に調整できるパッドを取り付けることができ、操作性がなかなか良さそうに感じたので購入してみました。
VFC用とはいえ、社外品のトリガーなのでディスコネクターの切削など必要かと仮組みしてみましたが、特にすり合わせせずにハンマーを操作できます。ポン付けできるみたいですね。
また、加工したセレクターも問題なく動作することが確認できました。それでは塗装に移ろうと思います。
というわけで、キャロムショットのブラックスチールで塗装を行いました。前にレシーバーを再塗装した時はアッパーレシーバーも軽く塗装し、色味を近づけるボカシを行いましたが、今回はロアレシーバーのみ塗装しています。K23Bにアッパーレシーバー込のURG-Iキットを組み込んだと考えるのであれば色味の違いが出るのではと考えました。
GM-8300で埋めたフルオートシアの穴や刻印、加工した突起も分からなくなりました。また、元々のVFCの凸凹した表面がそのまま残っていますが、実物のOlympic Armsのレシーバーも写真を見る限りでは凸凹している個体もあったようなのでいいんじゃないかなと思います。
また、フルオートシアの穴を埋めた跡がむき出しで残るのもどうかと思ったので今回は内面も軽く塗装しています。
マグウェル前方の諸悪の根源であるパーティングライン跡もキレイに消滅しました。VFCのM4系は動作や命中率には満足しているのですが、外観に拘りたくなると謎のパーティングラインが邪魔になるのが悩みどころですね。
塗装と同時にセレクターも表面が剥げた部分はブルーイングで補色しています。GM-8300で整形したところはそのままですが、特に見えないところなのでこのままでいいかなと思います。気になったらブラックスチールで軸の内面だけ塗るかもしれません。
というわけでK23Bの民間レシーバー化でした。乾燥完了次第、パーツの組み立てを行う予定です。今回はここらへんで終わります。
2023年08月08日
VFC URG-I 3 Mk16 ハンドガード MAGPUL カスタム
前回はMAGPULのMBUSとMOEストックを搭載したVFCのURG-I SOPMOD Block 3ですが、今回は更にハンドガードにMAGPULのパーツを搭載してカスタムしていこうと思います。
MAGPULのAFGとHAND STOP KITです。VFCのURG-Iに付属するGEISSELE Mk16タイプのハンドガードは実物同様に上面以外がM-LOKのスロットになっているため、M-LOK用アクセサリーを装備することが出来ます。
AFGを装備してみました。MAGPULといえばAFGというイメージがあり、真っ先に購入したアクセサリーです。しかし、思ったよりしっくり着ませんでした。Mk16ハンドガードは細身なので、そのまま握り込むことができるような形の方が良さそうな気がします。
というわけでMAGPULのHAND STOP KITを購入しました。こちらは角度がついておらず、Mk16ハンドガードのコンパクトさを活かすことが出来そうです。
取り付けを行いました。厚みが少なく、コンパクトながら両端に指を掛ける突起があり、使いやすいです。
で、レールカバーが1枚余りました。M-LOK用のレールカバーで1枚につき1スロットを塞ぐことが出来ます。
1枚だけ装着するのも味気ないので追加でレールカバーを購入しました。6枚入りなので余った1枚と合わせて計7枚となります。
2枚構成のレールを組み立てながら取り付けていきます。
反対側にも配置しました。
右利きなので左を多めに配置しました。
で、ここで説明書をふと見てみると、余っている1枚は金属ハンドガードに取り付ける際に使用するレールカバーということでした。つまり余りではなかったわけですね……。
しかし、握りしめることを考えると左に4枚欲しいような気もします。まあ、試し打ちなどで実際に使ってみて、必要そうならレールカバーを買い足すか、不要そうなら3枚に減らして説明書通りに組み直すといったところでしょうか。今回はここらへんで終わります。
2023年08月07日
VFC URG-I 2 MAGPUL 外装カスタム
VFC K23Bに搭載していたURG-Iキットですが、現在K23Bレシーバーを加工中なので元のレシーバーと合体してURG-I SOPMOD Block 3に戻しました。
前回、サバゲーにVFCのKACタイプのバックアップサイトを搭載して挑みましたが、ピープアパーチャーのない300m FRIPサイトは穴が大きくてイマイチ狙いにくさを感じました。個人的にはもう少しリアサイトの穴が小さい方が狙いやすいです。
というわけでMAGPULのMBUS 2を導入しようと思います。ピープアパーチャーが本体に備え付けになっているため、VFCのレプリカより小さな円でサイティングを行うことが出来ます。ハンドガードに合わせFDEの物を購入しました。
折角なので手持ちのエレメント製のレプリカと比較してみようと思います。FDEが実物、BKがレプリカです。
樹脂パーツに関しては結構リアルな形状で再現されています。刻印類や表面のシボ加工もそっくりです。
動作に関しては実レプ共にレバーを下げると勢いよく立ち上がります。指で立ち上げる必要がないというのはいいですね。かなり便利です。
一見、出来がかなり良さそうなレプリカですが、サイトを固定するネジの形状は大きく異なります。MAGPULはインチ規格の六角穴付きボルトかつマイナスドライバー対応というハイブリット形状ですが、ELEMENTの方は六角穴が四角形の穴にディフォルメされています。
また、リアサイトのピープアパーチャーについては実物がかなり硬いのに対し、ELEMENTは緩めで簡単に切り替えることが可能です。ガスブロに搭載してピープアパーチャーを使う場合では、ELEMENTのレプリカは少し頼りなく感じてしまいます。
見比べてみましたが、MAGPULの実物は流石にリコイルに耐えるようにカッチリ作ってあるなと言う印象です。サバゲーでも安心して使用することが出来そうです。
あとは実際に取り付けて使用感を確認しようかという段階でしたが、VFCのMk16ハンドガードにはELEMENTのレプリカは小さすぎて取り付けができませんでした。削れば入りそうに見えますが……。
レプリカの取り付けは断念し、実物だけを取り付けます。六角穴付きボルトを緩めて取り外し、端部からスライドさせて取り付けました。
リアサイトも同様にボルトを抜いた状態で取り付け、位置決め後に固定します。リアサイト、フロントサイト共にボルトで一体形成の樹脂を締め付けて固定しますが、かなりガッチリ取り付いています。
取付部が別パーツになっていないので保持力が若干不安でしたが、しっかり締め付ければビクともしません。サバゲーでも安心して使用できそうです。
また、ストックもMAGPULのMOEストックに交換しました。BKとFDEで悩みましたが、黒色のA2グリップに合わせてBKを選んでいます。
他にも、フラッシュハイダーをAirsoft ArtistanのSFタイプに交換しました。
純正より質感が向上したような気がします。
更にボルトストップもRA-TECHのGeissele Maritimeタイプを購入しました。
VFC用なので特に加工の必要はなく、純正と差し替えるだけで搭載することが出来ました。
何回か試射してみましたが、問題なく機能しています。ボタンが大きくなり操作性が向上しました。
というわけでVFC URG-Iの外装カスタムでした。各アクセサリーについては試しに構えたりしてみた感じは良さそうですが、実際の使い勝手についてはサバゲーで確かめてみたいところですね。今回はここらへんで終わります。
前回、サバゲーにVFCのKACタイプのバックアップサイトを搭載して挑みましたが、ピープアパーチャーのない300m FRIPサイトは穴が大きくてイマイチ狙いにくさを感じました。個人的にはもう少しリアサイトの穴が小さい方が狙いやすいです。
というわけでMAGPULのMBUS 2を導入しようと思います。ピープアパーチャーが本体に備え付けになっているため、VFCのレプリカより小さな円でサイティングを行うことが出来ます。ハンドガードに合わせFDEの物を購入しました。
折角なので手持ちのエレメント製のレプリカと比較してみようと思います。FDEが実物、BKがレプリカです。
樹脂パーツに関しては結構リアルな形状で再現されています。刻印類や表面のシボ加工もそっくりです。
動作に関しては実レプ共にレバーを下げると勢いよく立ち上がります。指で立ち上げる必要がないというのはいいですね。かなり便利です。
一見、出来がかなり良さそうなレプリカですが、サイトを固定するネジの形状は大きく異なります。MAGPULはインチ規格の六角穴付きボルトかつマイナスドライバー対応というハイブリット形状ですが、ELEMENTの方は六角穴が四角形の穴にディフォルメされています。
また、リアサイトのピープアパーチャーについては実物がかなり硬いのに対し、ELEMENTは緩めで簡単に切り替えることが可能です。ガスブロに搭載してピープアパーチャーを使う場合では、ELEMENTのレプリカは少し頼りなく感じてしまいます。
見比べてみましたが、MAGPULの実物は流石にリコイルに耐えるようにカッチリ作ってあるなと言う印象です。サバゲーでも安心して使用することが出来そうです。
あとは実際に取り付けて使用感を確認しようかという段階でしたが、VFCのMk16ハンドガードにはELEMENTのレプリカは小さすぎて取り付けができませんでした。削れば入りそうに見えますが……。
レプリカの取り付けは断念し、実物だけを取り付けます。六角穴付きボルトを緩めて取り外し、端部からスライドさせて取り付けました。
リアサイトも同様にボルトを抜いた状態で取り付け、位置決め後に固定します。リアサイト、フロントサイト共にボルトで一体形成の樹脂を締め付けて固定しますが、かなりガッチリ取り付いています。
取付部が別パーツになっていないので保持力が若干不安でしたが、しっかり締め付ければビクともしません。サバゲーでも安心して使用できそうです。
また、ストックもMAGPULのMOEストックに交換しました。BKとFDEで悩みましたが、黒色のA2グリップに合わせてBKを選んでいます。
他にも、フラッシュハイダーをAirsoft ArtistanのSFタイプに交換しました。
純正より質感が向上したような気がします。
更にボルトストップもRA-TECHのGeissele Maritimeタイプを購入しました。
VFC用なので特に加工の必要はなく、純正と差し替えるだけで搭載することが出来ました。
何回か試射してみましたが、問題なく機能しています。ボタンが大きくなり操作性が向上しました。
というわけでVFC URG-Iの外装カスタムでした。各アクセサリーについては試しに構えたりしてみた感じは良さそうですが、実際の使い勝手についてはサバゲーで確かめてみたいところですね。今回はここらへんで終わります。
2023年08月06日
VFC Olympic Arms K23B GBB 4 ロアレシーバー分解 / セミオート化加工開始
VFC K23Bです。カスタムとしてURG-Iのチャンバーを移植し、UC PRODUCEのホップレバーとMaple Leafの250mmインナーバレル、押しゴム、SUPER 60°を搭載しています。
その後、光学機器としてAimpointのCOMP M XDを装備しました。本当はもっと新しいドットサイトやホロサイトのほうが似合うかもしれませんが、手持ちのドットサイトはこれしかありません。
で、この状態でサバゲーに使用してみましたが、非常に素直な弾道で問題なくゲームに参加することが出来ました。インドアだったのでロングレンジでの命中率は不明ですが、室内のそこそこ離れたぐらいの距離であれば狙ったところに飛んでいくと行った感じでした。
非常に満足できる性能だということが分かりましたが、こうなると外観も拘りたくなってきます。
VFCのM4系で気になる箇所といえばこの前面のパーティングラインです。Olympic Armsの実物レシーバーをネットで調べてみましたが、Olympic Armsも前面は平滑に処理していたようです。つまり不要な突起ですね。
また、K23Bはセレクターの背面に刻印がないため、本来は背面側にインジケーターがないM16A1系セレクターなのですが、VFCのK23BではインジケーターのあるM16A2やM4系のセレクターが使用されています。ここも気になりますね。
あとは分解してパーティングラインを削るのは前回やりましたし、同じことを2回するだけなのも面白くないので今回はセミオート化にも挑戦してみようと思います。
セミオート化する場合、SEMIの刻印の上にあるフルオートシアを固定する穴が不要になります。また、Olympic Armsの場合はSAFEの刻印の上にある突起がAUTOのポジションに入らないように丸い形になっていたようです。ここらへんを再現したいですね。
というわけで加工するためにロアレシーバーを分解します。
まずは外部のパーツをバラしました。ピンポンチと引っ掛けスパナ、樹脂ハンマーにピボットピンを分解するのに使用する小さなマイナスドライバーがあれば外装は完全分解できます。
さらに内部パーツも分解していきます。バルブノッカー以外を取り外しました。ここまではV2以前と同じ要領で分解することが出来ます。
ここからがV3独自パーツになります。ボルトキャッチで隠れていた六角穴付きボルトを緩めて取り外すとノッカーを取り外すことが出来ます。このノッカーアッセンブリーはガチガチにハマってるかと思いきや、案外ゆるく素手で取り外すことが出来ました。個体差でしょうか?
というわけでV3バルブノッカーです。V2以前のバルブノッカーから進化して非常に大型化しています。また、V2以前はマガジン挿入時にノッカーを上に逃がすためにノッカーの前半分が稼働する2分割仕様でしたが、V3では銀色のノッカー自体が上に逃げるように改良されています。
V2ではハンマーに叩かれて移動したノッカーを元の位置に戻すバネとマガジン挿入時に上に逃げたノッカーを下に戻すバネが別パーツでしたが、V3では1つのバネに集約されています。また、そのバネをアッセンブリーの内部に搭載することで分解結合がやりやすくなっています。
これでロアレシーバーの完全分解が完了しました。これで削るも塗るも思うがままです。
まずは前面のパーティングラインを削り落としました。この謎のパーティングラインは一体何なんでしょうね。逆にこれがあるレシーバーが存在するのか気になるところです。
更にトリガー周りのパーティングラインも鋳造時の線が入っていたので軽く削っています。
また、セミオート化するにあたってパテで埋める予定のセレクター刻印とガイド、フルオートシアの穴の塗装を落としています。
セレクターはdnAのM16A1用を購入しました。
裏面にインジケーターがないタイプなので見た目はこれを搭載するだけなのですが、フルオートが撃てるM16A1用なので、フルオートシアがハマるための凹みやディスコネクターの頭を抑える溝などが入っています。特に溝が残っているとフルオートシアを抜いてもフルオート射撃が出来てしまうため、ここも埋めて物理的にフルオートが出来ないようにしてしまおうと思います。
というわけでセレクターも表面を荒らしました。後は埋めるだけです。
加工用のパテはGM-8300です。とても硬いそうなので期待できそうです。
パテ盛りが完了しました。時間で固まるパテだったので加工中に写真を撮る余裕はありませんでした。
というわけでパテ盛りまでは完了しました。次回は加工し、塗装していこうと思います。今回はここらへんで終わります。
2023年08月02日
VFC Olympic Arms K23B GBB 3 V3フレーム × 2015年マガジンキャッチ
VFC K23Bです。前回、URG-Iキットを装備したのでアウターバレルが10.3インチになりました。6.5インチでなくなったこの銃がもはやK23Bかは謎ですが、他に呼び方もないのでK23Bでいこうと思います。
今回は、このK23Bのマガジンキャッチを交換しようと思います。
純正状態ではK23Bには亜鉛のマガジンキャッチが使用されています。で、このマガジンキャッチはマガジンの着脱を繰り返しているとだんだん削れてしまいます。そのため、スチール製のマガジンキャッチが純正パーツとしても存在しています。
しかし、現行は知りませんが、手持ちの古い純正スチールマガジンキャッチはV3マガジンと相性が悪く、固定するのにかなりの力で叩き込まなければなりません。そこで、VFC M4 2015のマガジンキャッチを交換した際はV3マガジンにも対応しているdnA製の互換品スチールマガジンキャッチを使用しました。
今回もdnAのスチールマガジンキャッチを装備すればそれで完了だと考えたのですが、ネットショップを見てもどこもdnAのスチールマガジンキャッチが売り切れで売っていません。
仕方がないので古い純正スチールマガジンキャッチをV3に使用できるように加工していこうと思います。
左が古い純正マガジンキャッチ(以下2015マガジンキャッチ)、右がV3マガジンキャッチです。
マガジンキャッチ本体のマガジン保持高さが変更されている以外にも、バネの太さとボタンの厚みに違いがあるのが分かりますね。
V3のマガジンキャッチを外した状態ですが、奥に何やら銀色の物が見えますね。これがV3で大きく変更されたバルブノッカーのアッセンブリーです。このアッセンブリーの穴をボルトキャッチが通ります。そのため、バネの太さが細くなり、ついでにボタンも薄くなってしまったようです。
そのため、組み合わせとしては2015マガジンキャッチ、V3スプリング、V3ボタンとなります。2015スプリングは太すぎ、2015ボタンは分厚すぎて流用は不可能でした。なお、2015マガジンキャッチとV3ボタンのネジは互換性があります。dnAのマガジンキャッチもパーツの大きさは2015と同等(dnAがV2エンジンのため)なので、V3に組み込む際は同様の状態になると考えられます。
V3マガジンをスムーズに挿入できない原因は2015マガジンキャッチだとマガジンの保持位置が高すぎるからです。
V3マガジンと初期のマガジンを保持位置決めの穴の位置を基準に比較するとリップの位置がV3のほうが高くなっています。それに合わせ、V3マガジンキャッチでは保持位置が低くなるように、マガジンの溝に嵌る部分のみ少し低くなっています。
2015マガジンキャッチはマガジンの保持位置が高すぎるため、叩き込まないと装填できないようです。そこで、2015マガジンキャッチの保持用突起を金属ヤスリで削っていきます。
削りすぎるとマガジンの位置が下になりすぎ、ルートパッキンとボルトの気密が取れずに動作に影響を及ぼす恐れがあります。ある程度削ったらV3レシーバーに実際に挿入し、削り過ぎに注意しつつ微調整を行います。
スチールなので地肌をむき出しにしておくと錆びる可能性があります。そのため、調整後はブルーイングで表面の保護を行いました。今回はキャロムショットのガンブルーペンを使用しました。ガンダムマーカーみたいな感じで塗りたいところにさっとブルー液を塗ることが出来ます。
ブルー液を何度か塗布し、水で洗い流した姿がこちらです。ついでに間違って削れて地肌が出た箇所などもタッチアップしましたが、比較的キレイに染めることが出来たのではないかと思います。
加工した2015マガジンキャッチとV3マガジンキャッチです。削った結果、V3マガジン同等にマガジンを保持する突起の位置が低くなったことが分かりますね。
2015マガジンキャッチを組み込みました。切削の結果、V3のVmagも普通に着脱できるようなりました。マガジンの保持位置も問題ないのか、初速も安定しておりサバゲにも問題なく使用できそうです。あとは実際にサバゲ中に違和感なくマガジンチェンジできるかですね。今回はここらへんで終わります。
2023年08月01日
VFC M4 GBBR その33 外装パーツ組み立て チャンバー交換
VFCのM4です。気になっていた、マグウェルの前にあるパーティングラインを削りって再塗装し、内部パーツのグリスを交換しつつ組み立てました。今回は残りの外装パーツを組み立ていきます。
……の前に前回組み込み忘れたパーツを組み込んでおきます。
左がdnAのスチールセレクター、右がVFCの純正スチールセレクターです。よく見るとセレクターの軸が平らになる手前で盛り上がっている事がわかりますね。
ここはコッキングされていない状態でセーフティを掛けようとした時に、セレクターの軸の角とトリガーの後端が噛み合うことでセーフティに入らないように動きを止めます。純正スチールセレクターよりdnAの方が端部が盛り上がっていて強化されているのでこちらに交換しました。
また、dnAのセレクターに交換したところ、セレクターディテントがゆるく感じたのでカットされていないスプリングに交換したところ、適正なテンションでセレクターの切り替えができました。dnAのセレクターとセレクターディテントスプリングの組み合わせであれば調整無しで運用できるようです。
前回の交換忘れパーツも交換を終えたので、残りの外装パーツもdnAのオプションパーツを組み込みます。
リアルタイプのトリガーガードとスチールマガジンキャッチです。
左がdnAのトリガーガード、右がVFC純正のトリガーガードです。比較してみるとdnAのトリガーガードは銀色のストッパーを固定するパーツがロールピンであることが分かりますね。
この端部にある小さなパーツです。VFCはピンをイモネジで固定しているようですが、dnAは実銃同様にピンをロールピンで固定しています。小さな違いですが、以前から気になっていたので塗装で全パーツをバラしたついでに交換しました。
まずは後端のロールピンを取り付けました。樹脂ハンマーで慎重に入れ込みましたが、専用の治具が欲しくなりますね……。
その後は前方のピンをフレームにはめ込みます。ピンは指で抑えるとバネで縮むので、縮めた状態で入れ込んで固定します。
これでトリガーガードをリアルなタイプに変更することが出来ました。真下から見るようなアングルじゃないと違いは正直分かりませんが……。
次はマガジンキャッチですね。現在装着しているマガジンキャッチもスチールマガジンキャッチなのですが、古いタイプなので現行に比べるとマガジンを保持する位置が少々高く、V3マガジンに対応していません。(叩き込めば入ります)
手持ちのV2マガジンでもマガジンを入れたつもりで入り切っておらず、射撃時にガスが吹き出すトラブルも有りました。スムーズかつ確実なマグチェンジを行うために、マガジンを保持する位置が0.5mmぐらい低くなっている現行仕様のdnAのスチールマガジンキャッチに交換しました。
というわけでトリガーガードをリアルタイプに変更しつつ、セレクター、マガジンキャッチを現行タイプに更新することが出来ました。特にマガジンキャッチは実際に運用する上で重要なパーツだったので効果が大きそうです。
続いてアッパーレシーバーの組み立てですが、塗装するために外していたダストカバーを取り付けます。この際、ここもdnA製のM4用ダストカバーに交換しました。色味が2015年のVFCよりもグレーですね。(K23Bのダストカバーもグレーだったので、今はVFCもこの色味のようです)
また、インナーバレルを組み付ける際にチャンバーを交換しました。K23Bに搭載されていた現行型のM4向けチャンバーです。2015 verではバレルエクステンション側から長い六角レンチでイモネジを操作するタイプでしたが、ホップ調整が面倒だったのでこちらに交換しました。
側面を2個のイモネジで固定するため、一度締めてしまえば勝手に空中分解しないので扱いやすいですね。こちらも先日のURG-Iアッパーのチャンバー同様にUC PRODUCEの押しゴムが使えるホップアームに交換しています。
クルセイダーのアウターバレルはホップ調整用の窓があるためそのまま組み込みが出来ました。購入時はリアルじゃないのでガッカリでしたが、チャンバーを更新することで使い道のある窓になったので良しとします。
というわけでVFC M4A1の組み立てが完了しました。リアサイトにはKACの300m fripサイトを搭載しています。
組み立て後のレシーバーはこんな感じです。キャロムショットのブラックスチールで塗装したものですが違和感なく組み込むことが出来ました。
パーティングラインを切削したマグウェル前方もこんな感じで違和感が無くなりスッキリしています。
マガジンキャッチを現行型に交換したため、V3マガジンもスムーズに着脱できるようになっています。見た目だけでなく、使いやすさも向上しましたね。
というわけでリニューアルを完了したM4A1でした。これで手を加えたかった箇所には一通りて加えることが出来たと思います。ロールピンで固定されたトリガーガード、4ポジションのバッファーチューブ、パーティングラインのないレシーバー、刻印の細いロアレシーバー、ワンピースのアウターバレルと欲しかった要素を搭載することが出来てかなり満足です。というわけで今回はここらへんで終わります。
2023年07月31日
VFC Olympic Arms K23B GBB 2 フロント分解 & Mk16 ハンドガード 導入
VFC K23Bですが、今回はフロントパーツの分解を行います。
まずはファントムタイプのフラッシュハイダーを分解します。下面にイモネジがあり、それを緩めることで取り外すことが出来ます。ワッシャーはピールワッシャーを再現したタイプで内部にOリングが仕込んであるタイプです。
おにぎりサイトも下面のイモネジで固定されており、これを緩めた上で側面のピン2本を叩くことで抜くことが出来ます。スチールではないからかピンは非常に緩く簡単に分解すること出来ました。
ハンドガードは下面のイモネジ2個で固定されています。フロントサイトを引き抜いた状態でイモネジを緩めるとハンドガードを引き抜くことが出来ます。
バレルナットは先端にだけレンチがハマる溝があるコンパクトな物が装着されていました。溝に合わせてモンキーレンチで取り外しました。見たことない形状でしたが、調べたところVFCのSR-16に使用されているバレルナットのようです。
ハンドガードを取り除いた状態で組み立ててみるとこんな感じです。ガスチューブがフレームまで貫通せず、バレルナットの手前で切断されています。まあ、エアガンなのでそれは目を瞑ります。
本来、K23Bはピッグテールと呼ばれる螺旋を描いたガスチューブが装着されています。これはバレルの関係でガスチューブの直線距離が極端に短いため、螺旋状にすることで距離を稼いでいたためです。しかし、VFCは直線のガスチューブを使用しています。正直、ここは再現されていると思っていたのでちょっとショックです。
取り外したハンドガードとバレルナットです。造形はかなりしっかりしています。金属製なのでサバゲーなどでも安心して使えそうですね。
というわけでフロントパーツを分解しましたが、折角なのでアウターバレル、インナーバレル、ハンドガードを交換します。というのも、サバゲー用にK23Bを購入したのですが、予想以上に短いのでいずれアクセサリーを装着することを考えるともう少し長さが欲しく感じました。折角なのでMk16ハンドガードを搭載したVFCのURG-Iのアッパーが余っているのでフロントパーツを移植します。
アウターバレルはMaple Leaf Crazy Jet 250mm、ホップパッキンはM4A1に搭載したMaple Leaf macaronがいい感じだったので、同社の後継品Superを購入しました。
シールテープを巻いてホップパッキンを取り付けました。また、純正ではホップアームが直にパッキンを押し付ける構造のため、UC Produceの押しゴム対応ホップアームに交換し、Maple Leafの押しゴムを取り付けました。
というわけでインナーバレル & チャンバーの組み立てが完了しました。2015とは異なり、ネジ止めで確実に固定できるようになっているため組み立てやすくなりましたね。
インナーバレル、アウターバレル、バレルナットを装着し、ガスチューブ風のホップ調整ネジを取り付けました。これでアウターバレルの組み立てが完了です。
バレルナットの溝に通すようにトルクスネジを締め付け、更に側面のイモネジも取り付けました。かなりガッチリ固定されており安定感があります。
最後にフラッシュハイダーを取り付ければ完成です。
チャージングハンドルはノーマルに慣れているのでそのままにしています。
パッキンを変えたので初速を計測してみましたが結構安定しています。Vmagの性能もあるかもしれません。
というわけでK23BにURG-Iキットを導入しました。K23Bは6.5インチのAR-15の商品名であるため、10.3インチになったこのエアガンはK23Bかどうかは謎ですが、まあ見た目がかっこよくなったので満足です。今回はここらへんで終わります。
2023年07月30日
VFC Olympic Arms K23B GBB
VFCのK23Bを購入しました。Tactical Stubbyというショートバレルでレールハンドガードを装備したモデルを再現しているようです。
全体はこんな感じです。極端に短いアウターバレルが印象的ですね。なんとなくミニ電動ガンを思い出すフォルムです。
レシーバーにはOlympic Arms社のロゴ等の刻印が再現されています。
反対側には特に刻印はありません。ColtのM4に見慣れていると寂しい印象ですが、実銃もセレクターの反対面は無刻印というデザインだったようです。また、セレクターについても実物は無刻印に合わせてインジケーターがないA1タイプだったようですが、VFCは普通にインジケーターがあるセレクターを使用していますね。
フロントサイトはバヨネットラグがないタイプのおにぎりサイトです。ちなみにですが非スチールでした。
ハンドガードは短いアウターバレルに合わせた小さいものが装備されています。コンパクトながら金属製かつフリーフロートでガッシリしています。ガタツキも特にありません。
ただ、これはOlympic Arms社のStubbyに搭載されていたものを再現したものではなく、VFCの電動ガンStingerに搭載されていたものが流用されています。どうせならハンドガードも再現してほしかったですね。
ホップアップは同社の現行M4系と同様にアウターバレルの下面に調整用ダイアルがあります。
ただ、このハンドガードは一体型でネジ止めしてあるため着脱が容易ではありません。通常のM4であれば下のハンドガードを外すだけですが、今回のモデルだとこの放熱穴からホップ調整をしないといけないので少しやりにくいですね……。
フラッシュハイダーはファントムタイプの物が装着されており、これは実銃準拠のようです。造形はエッジがかなり立っており、シャープな印象です。
5ポジションのVFCでは一般的なバッファーチューブには初期のM4等に使用された旧型ストックが装備されています。
このストックはかなり再現度が高いですね。
レバーの下にNと1の刻印、ストック側面に3箇所の射出ピンの跡、レバー固定ネジは外側にマイナスの溝、実物のポイントがしっかり抑えられています。一般的な同ストックのレプリカよりもかなりリアルです。
実物のCOLT N1ストックと比較してもこのとおりです。かなり正確に再現されています。
ダストカバーは本体よりも明るいグレー系です。ボルトは亜鉛でボルトストップと噛み合うところだけスチールの補強が入ったの一般的なタイプです。
マガジンはV3仕様のVmagが何故か2個も付属します。お得ですね。
V3マガジンは空撃ちモードが搭載された新型マガジンです。ボルトストップを押し上げるパーツを指で押し込みながら、赤いスイッチを切り替えると空撃ちモードに切り替えることが出来ます。
エンジンはV3が搭載されています。ノッカーが新しくなったタイプでV2以前とはノッカーの互換性がなくなった新しいタイプです。
ハンマー、シア、ボルトキャッチといった主要パーツはスチール、主要パーツに比べると負荷がかかりにくいトリガーとセレクターは非スチールです。DXではないのでオールスチールではないのは仕方ないですね。
>
2020年モデルのVFCのURG-Iのレシーバーと比較してみるとこんな感じです。バルブのッカーが銀色で一体型の大きなタイプに変更されています。
また、V2以前のノッカーはフレームの上にノッカーだけを置いて取り付けるスタイルでしたが、V3ではノッカーだけでなく、ノッカーを含めたブロックとなっておりサイズがかなり大きくなっています。これによりV2以前とはフレームの互換性がなくなりました。
というわけでOlympic ArmsのK23Bでした。K23BというよりK24B"風"のカスタムM4といった感じですが、純正でColt以外の刻印フレームなのでその点だけで満足です。今回はここらへんで終わります。
2023年07月28日
VFC M4 GBBR その32 内部パーツ組み上げ
今回もVFCのM4です。
前回塗装したロアレシーバーに対し、内部パーツを組み付けていきます。
まずはピボットピンとテイクダウンピンを取り付けます。また、ピンを固定するためにバッファーチューブとエンドプレート、キャッスルナットも取り付けました。キャッスルナットは軽く締めただけで本締めはしていません。
写真だとこの段階でセレクターを取り付けていますが、ハンマーとトリガーを組んだ後でもハンマーを倒せばセレクターを着脱できる事に気づきました。ハンマーを倒すとトリガーの後ろが下がるので、セレクターを通すことができるようになるようです。そのため、ここでセレクターを入れる必要はありません。
トリガーは写真のようにバネをセットし、トリガーを引いた時にもとに戻ろうとするテンションがかかるように組み付ける必要があります。
トリガーを内部に仮置きし、間にバネを挟みながらディスコネクターを載せました。
トリガーとディスコネクターの穴を通るようにピンを打ち込みました。これでトリガーを固定できます。
次はハンマーです。ハンマーは本体と左右の軸、間のスプリングワッシャー、バネの計5パーツで構成されています。
スプリングワッシャーは軸を取り付ける際に軸と軸の間に挟むように配置します。このワッシャーがピンを保持するので非常に重要なパーツです。
組み方としては、バネを通してから片方の軸をハンマーに取り付け、スプリングワッシャーを挟みながら反対の軸を取り付ける形です。
ハンマーをレシーバーに入れます。この時、ハンマーのバネの両端はトリガーのピンに載せるように設置します。トリガーピンの端にある溝にトリガーのバネが乗ることで抜けドメになります。合理的ですね。
ハンマーが起き上がろうとする方にテンションが掛かっているか確認しつつ、ピンを取り付けました。先述の抜けドメスプリングワッシャーがあるのでピンはなかなか硬いです。
続いてバルブノッカーを取り付けます。バルブノッカー裏にバネを引っ掛ける突起があるので、そこにテーパー状のバネをハメます。この時、バネが先細りしているほうがバルブノッカーに取り付ける向きになります。
ハンマーの前の溝に設置しました。この時、ノッカーを押すとしっかり押し戻されるか確認します。戻って来ないときはうまくバネがハマっていません。
座金を取り付けました。六角穴付きボルトで固定します。締めすぎるとノッカーの動きが悪くなる場合があるので締めすぎには注意が必要です。
最後にフルオートシアを取り付けます。バネが付いていますが、これを指で抑え、バネの先端をセレクターの軸の前方に引っ掛ける必要があります。ここでセレクターの抜けドメを行うため、セレクターを取り付けるタイミングはこのフルートシアを取り付ける直前がよさそうです。
うまくセレクターに引っ掛けたらピンを打ち込みます。ピンの片方に溝がありますが、マグウェルを前とした時に右側にピンの溝が来るように配置します。フルオートシアに巻いてあるバネの右端が一段低くなっており、ここのバネの端部がピンの溝と噛み合うことで抜けドメになります。
最後にセレクターの抜けドメも兼ねてグリップを取り付けました。というわけで内部パーツはこれで完了です。次回は外部のパーツを取り付けて組み立てを完了させます。今回はここらへんで終わります。
前回塗装したロアレシーバーに対し、内部パーツを組み付けていきます。
まずはピボットピンとテイクダウンピンを取り付けます。また、ピンを固定するためにバッファーチューブとエンドプレート、キャッスルナットも取り付けました。キャッスルナットは軽く締めただけで本締めはしていません。
写真だとこの段階でセレクターを取り付けていますが、ハンマーとトリガーを組んだ後でもハンマーを倒せばセレクターを着脱できる事に気づきました。ハンマーを倒すとトリガーの後ろが下がるので、セレクターを通すことができるようになるようです。そのため、ここでセレクターを入れる必要はありません。
トリガーは写真のようにバネをセットし、トリガーを引いた時にもとに戻ろうとするテンションがかかるように組み付ける必要があります。
トリガーを内部に仮置きし、間にバネを挟みながらディスコネクターを載せました。
トリガーとディスコネクターの穴を通るようにピンを打ち込みました。これでトリガーを固定できます。
次はハンマーです。ハンマーは本体と左右の軸、間のスプリングワッシャー、バネの計5パーツで構成されています。
スプリングワッシャーは軸を取り付ける際に軸と軸の間に挟むように配置します。このワッシャーがピンを保持するので非常に重要なパーツです。
組み方としては、バネを通してから片方の軸をハンマーに取り付け、スプリングワッシャーを挟みながら反対の軸を取り付ける形です。
ハンマーをレシーバーに入れます。この時、ハンマーのバネの両端はトリガーのピンに載せるように設置します。トリガーピンの端にある溝にトリガーのバネが乗ることで抜けドメになります。合理的ですね。
ハンマーが起き上がろうとする方にテンションが掛かっているか確認しつつ、ピンを取り付けました。先述の抜けドメスプリングワッシャーがあるのでピンはなかなか硬いです。
続いてバルブノッカーを取り付けます。バルブノッカー裏にバネを引っ掛ける突起があるので、そこにテーパー状のバネをハメます。この時、バネが先細りしているほうがバルブノッカーに取り付ける向きになります。
ハンマーの前の溝に設置しました。この時、ノッカーを押すとしっかり押し戻されるか確認します。戻って来ないときはうまくバネがハマっていません。
座金を取り付けました。六角穴付きボルトで固定します。締めすぎるとノッカーの動きが悪くなる場合があるので締めすぎには注意が必要です。
最後にフルオートシアを取り付けます。バネが付いていますが、これを指で抑え、バネの先端をセレクターの軸の前方に引っ掛ける必要があります。ここでセレクターの抜けドメを行うため、セレクターを取り付けるタイミングはこのフルートシアを取り付ける直前がよさそうです。
うまくセレクターに引っ掛けたらピンを打ち込みます。ピンの片方に溝がありますが、マグウェルを前とした時に右側にピンの溝が来るように配置します。フルオートシアに巻いてあるバネの右端が一段低くなっており、ここのバネの端部がピンの溝と噛み合うことで抜けドメになります。
最後にセレクターの抜けドメも兼ねてグリップを取り付けました。というわけで内部パーツはこれで完了です。次回は外部のパーツを取り付けて組み立てを完了させます。今回はここらへんで終わります。